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東武線で行く!北関東・途中下車の旅⑤~厄除けの佐野~

こんばんは!(^^)!

北関東途中下車の旅、今回5回目。
2日目の今日は宇都宮から栃木駅まで来ました。

本日目指すのは、佐野市にある佐野駅です。

JR両毛線

時間短縮のため、ワープを使いましょう。

東武線のフリーパスを持っているので、本来なら東武線を乗り継いで佐野駅に行くのがお得。しかし、とても遠回りになってしまうため、JR両毛線を使います。ちなみに、両毛線はSuicaで乗車できます。

両毛線は栃木と佐野を最短距離で結ぶので、乗車時間は15分程度。関東平野の端を進むので、進行方向右手には山々が迫っています。

途中にある岩舟駅は新海誠のアニメ『秒速5センチメートル』の舞台としても有名で、駅の目の前には岩肌が露出した岩船山があります。

岩船山は死者が還る場所として古来信仰を集めた霊山ですが、江戸時代以降は岩船石の採掘が盛んになって岩肌が剝き出しの独特の景観になったそうです。

近年、採掘場跡は特撮の爆破撮影場所としても使用されているのだとか。

佐野駅

あっという間に、佐野駅に到着です。

佐野駅はJR両毛線と東武佐野線が乗り入れていて、佐野市役所の最寄り駅でもあります。市の中心となる駅ですね。駅も立派な橋上駅です。

駅前には佐野市のキャラクターのさのまる像がありました。

県外の人は佐野市といえば“佐野ラーメン”と“厄除大師”のイメージ。

今日は年末年始のテレビCMでお馴染みの佐野厄除大師を訪れたいと思います。駅から少し距離があり、徒歩で15分ほどでした。

駅前は広々していて街並みも綺麗ですが、閑静な場所です。駅前の通り沿いには佐野市役所もあり、近年建て替えられたばかりのようなモダンな建物でした。


佐野厄除大師

佐野駅から南西の位置にある佐野厄除大師に到着です。

春日岡山惣宗寺という名前のお寺ですが、一般的に佐野厄除大師として知られています。公式サイトでも正式名称が載っていなかったのには驚きました。

市街地にあるお寺のため、境内はコンパクト。この日はゆっくりと参拝できましたが、初詣のシーズンはかなり混雑するんでしょうね。

境内のいたるところに“さのまる”の立て看板があり、どこを撮影しても映ってしまうほどです。ご当地キャラの中では可愛い方だと思います。

ちなみに、境内には足尾銅山鉱毒事件の解決に尽力した田中正造氏の墓地もありました。

連れの人に小学校の教科書に載っていたよね、と訊くと「知らない」とのこと。のちに調べるとある出版社の一時期には掲載されていましたが、近年は載っていないのですって。

厄除大師ではおみくじやお守りなどは自動販売機で買えます。少しシュールな光景ですが、合理的でもあるような...


さて、電車での旅を再開です。

佐野駅に戻らずに、東武佐野線の佐野市駅に向かいます。佐野厄除大師からは徒歩15分ほどでした。

駅前に何もないローカル駅ですが、駅舎は黒塗りで御洒落!

ホームの屋根もなんだか昔ながらでノスタルジック。

ここから舘林行きの普通列車に乗って、館林駅を目指します。

今回も読んでいただきましてありがとうございました!
次回は、館林美術館を見学します。

~つづく~

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