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パブリックコメントを書くということ

先日、自然農のワークショップへ行ってきました。
農薬も肥料も使わずに元気な野菜を育てる方法を教わってきました。
今までは単なるほっぽらかし農法でやってきましたが、ようやくしっかりした「農」になりそうです(^^ゞ

そして20日(日)にさいたま市中央区の路地裏ガレージマーケットへ出店します。
心身に不調のある方、対症療法でなく本質的に治したい方はぜひおいでください。
2/16(水)~2/20(第三日)路地裏ガレージマーケット316|路地裏ガレージマーケット@さいたま  


先日、予防接種法の一部改正に対するパブリックコメントを書きました。
「パブリックコメント」とは行政機関が政令・省令などを決める際に、その案を公表して広く意見を募集することです。
参考︰パブリックコメント制度について


数多くのパブリックコメント募集があるのですが、今回はたまたまSNSで知りました。
ピンとくるものがあり、書いてみようと思い立ったのです。
正確には「予防接種法施行令の一部を改正する政令案に関する御意見の募集」というもので2月10日〜14日まででした。
案外短いものなんですね。
いざ書こうとするのですが、パブリックコメントサイトには「これがどういう法律でどこを一部変えるのか」ということは一切書いていないのです。


予防接種法とは、「伝染の恐れがある疾病の発生・蔓延を予防するために定められた法律」だそうです。
引用元︰予防接種法とは

そして今回の改正で何が変わるのか、端的に解説したサイトがなかなか見つからない中で調べを進めたところ、①新型コロナワクチンを5歳〜11歳も接種対象とするが努力義務とはしない ②妊婦さんを努力義務対象とする…という点が主なテーマのようです。
努力義務とは「義務」ではなくあくまで任意だそうです。ややこしい言葉ですね…。
参考︰努力義務とは


法改正については色々な意見が分かれると思います。
それでいいのだと思いますが、どんな意見であれ自分で調べて考えることはとても大事なことだと思います。
ワクチンの副反応に関しては因果関係の証明が難しく、データとして見ることは簡単ではないと思います。
なので状況から判断して私なりの意見を書きました。
(賛成・反対を議論することは本意でないので詳しくは書きません)


ここではパブリックコメントは何のために書くのか、ということを考えたいと思います。
行政に市民の声を届けるためでしょうか。
「そんなの書いたって何も変わらないよ」という声が聞こえてきそうです。
そんなことないと思いつつ確かにそうだよな、とも思います。

私は何のために書いたのか。
それは「私が変わるため」です。
いざパブリックコメントを書こうと思うと自分で調べざるを得ません。
適当なことを書いても仕方ないですから。
できるだめ信頼性の高い情報を得て、その上で自分なりに考えて、文章に落とし込む。
「コメント」である以上、「ただこう思う」というだけでなく要望にまとめる必要があります。
なかなかの労力が必要ですし時間もかかります。
それを短い期間でするのは大変ですし、そんな面倒なことをしても世の中変わらないならやるだけムダ、と思われるかもしれません。


私はパブリックコメントで変わるのは「自分」だと思います。
自分で調べて、考えて、文章にしたテーマは当然意識に上がりやすくなります。
今後、予防接種法のニュースが耳に入ったら必ず反応するでしょう。
見逃してしまいがちな新聞の小さな記事でも拾い上げられるようになると思います。
認識していないのは存在しないことと同義となってしまいます。
意識に上るから存在するのです。
つまり自分が変わる、ということは「世界が変わる」ということです。
ピンと来ないかもしれませんが、それだけ自分の意識を変えることはインパクトが大きいということです。

もちろん全部のパブリックコメントを書くなんてことはできませんし、なんとなく引っかかったものだけでいいと思います。
他にも署名だったりアンケートだったり色々なものがありますが、少し引っかかったものは答えるといいと思います。
少しずつ見える世界が広がると単純に面白いですよ。
やっぱり世の中、愉しんだもの勝ちです😁
ムリなく、愉しくをテーマにぜひ視野を拡げてみてください(^_^)ノ

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