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子どもの心身をめぐる状況③〜マスクなど〜

駅前にある大きな木。
晴天が続きますが、だいぶ寒さが増してきました。


約2年、世間を騒がせ続ける感染症によって大人も子どももみんなマスクを着けるようになりました。
そしてPCR陽性者が激減した今でもマスクを外せないでいます。
今回は子どものマスクについて考えたいと思います。
※こういったテーマについて書くと得てして「正しい・正しく」ないの二元論にハマって動けなくなりがちです。
正義の反対にあるのはもう一つの正義。
何が正しい…ではなく自分で考えるきっかけにしてくだされば幸いです。


私は正直言って子どもが全員マスクをすることにあまり意味を感じません。
その理由を挙げていきたいと思います。

①正しく着けられない
鼻と口を覆ったままじっとしていられない子が多いと思います。
(大人でもよく見るとしょっちゅうマスクを触ってます…)
大人以上に触ってしまいますよね。
苦しいですし気になりますから致し方ないことです。
そしてわざわざ手指にウイルスをつけてしまうことになり、接触感染リスクを高めることになります。

②不衛生
①と同じですが、子どもは特にマスクを触ってしまうことで手指にウイルスをつけてしまいます。
また、2日以上同じマスクを着けている場合もかなりあるのではないでしょうか?
布マスクなどを洗わずに使っていることもあるように思います。
そのマスクに付いた微生物を培養するとなかなかの状況になると思います。
2日以上同じパンツを履くより2日以上同じマスクをつけることの方がとんでもなく汚いことだということですね。


だからこそ症状のある子だけマスクをすればいいと思います。
結局鼻が出ていたりしょっちゅう触ってしまったりするわけですが、つばきを撒き散らすよりはいいかと…。


そして子ども全員がマスクをすることによるデメリットはとても多いと考えます。

①浅呼吸、口呼吸になりやすい
マスクをしていると当然呼気が浅くなります。そして苦しいので口呼吸になりますくなります。
口呼吸は万病の元です。
長くなるので理由はクドクド書きませんが…鼻腔を通らないことで超高性能フィルターが働かないことになりますから、感染リスクは高まります。


②表情を読み取りにくい
未就学児のみならず小学生以上でも表情を見ながらコミュニケーション能力や社会性を高めていることは容易に想像できると思います。
ただでさえ子どもを始めとした若年層のコミュニケーション能力が乏しくなっていることが指摘されています。
このままマスクを着けたままになると…と想像すると背筋が冷たくなってきます。
参考リンク︰口呼吸は万病の元


③精神的負荷の大きさ
マスクをしていないと不安になる、という子が増えているそうです。
我が家でも子どもに「外ではマスクを外しなよ」と言ってもなかなか外したがらないことがしばしばあります。
明らかに感染リスクが低い状況でも、日頃から学校でマスクをすることのプレッシャーを感じ続けていることが根深く影響しているようです。
大人だけでなく子ども同士でもマスク強要の圧力が働いているようです。


そしてワクチン。

子どもにとってこの感染症はとてもリスクが低いことが分かっています。

東洋経済オンラインより

なんせ10歳未満でPCR陽性になった94198人中、重症化・死者共にゼロですから…。
(10代もほとんどいません)

ワクチンの副反応疑いで13歳の男の子が接種後の入浴中に溺死した事案があったそうです。
厚労省︰死亡例の報告について(資料2-3-1資料)より

ワクチンで直接亡くなったかは分かりませんが事実としてこういった件があったようですね。
そもそも副反応として認められることのハードルは高いですし、中長期的なリスクはまだ誰にも分かりません。
なんせ今回のワクチンは人類初のタイプですから…。

何をもって安全とするかは難しさがありますが、結局一人ひとりがどう考えるか…に尽きます。
だからこそ自分で調べ、考え、判断して行動するしかありません。
ただ、子どもはそれが難しい。
それなら大人がしっかりするしかありません。
保護者に子どもが大切か尋ねたら十中八九「YES」と反応するかと思います。
ではその大切な子供が打つワクチンについてどれだけ調べ、考えたか、というと案外周りの状況に合わせているだけの方が多いのではないでしょうか。


確認しておきますが、私はワクチンを否定していません。
重症化を防ぐ効果があるなら1型糖尿病など、既往のある子は打つ選択肢も当然検討すべきです。
いずれにせよ正解はないのですが、しっかり調べて考えて判断したいですよね。

それができるのは保護者だけです。
一度で済まないワクチンだからこそぜひ真剣に考えてみてください。
感染が怖いからマスクを着けたくなる気持ちもよく分かります。
ただ、そのデメリットをしっかり把握した上で、実際どれだけ効果があるのか判断することはとても大事だと思います。
子どもは自分からマスクを外すことができない状況になっています。
となれば大人が外してあげるしかない。
しっかりリスクとベネフィットを判断して子どもたちを守っていきましょう。

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