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11日目は思い出す。

先日、占いの本を見た。

月星座で占う、というもので、わたしの月星座は蠍、夫はやぎだった。

夫が該当するページをざっと見てみると、「運命だ!」と感じて、突然の結婚で周囲を驚かせる、とか、投資に向いてる、とかケチとか、意外と当たっていた。「……占い通りの男やな」とケラケラ笑っていたら、わたしのページにオカルトを好むとあって当たっていた。その他も思い当たる節があったが面白くなさすぎて思い出せない。わたしも月星座に読まれたオカルトな女だった。ライトオカルター、ライトオカルティストだ。オカルトプロに憧れ、都市伝説や実話怪談を読む30半ばである。

ちなみによくある太陽星座の占いだと、わたしと夫は同じ水瓶座である。誕生日も3日違いだ。そのせいか、なんとなく考えてることがわかったり似ていることも多いが、その分腹が立つことも多い。

11日目は何日か前の仕事のミスが発覚し、あーあーあー! と思いながら帰宅。ご飯を食べ、眠気を感じながらも、心霊写真から心霊現象を指摘する地味目なアプリゲームに夢中になってしまった。21時をまわった頃にふと我に返り「まあ、運動すっか……ていうか運動せな……」と、運動しに行った。とりあえず自分を褒めたい。続けることに意味があるのだ。やり始めれば、やる気も出るし。

3年前に、爺さんな医者から「運動しているか?」と聞かれて「週に2~3日くらいでプールに……」と答えたら、目を見開いて「プゥル!  毎日行かないと意味ないよ。歩いたほうがマシ」と言われたことがある。その時も夏で、なんだか体調悪いと思って医者にかかったのだが「太ってるからだね~、今流行ってる○○体操知ってる~?」とかなんだかんだ言われて、あとは爺さん医者の実に雑な雑談相手になってしまった。地味に忘れられない思い出なので、運動=続けないと意味ない、ということも忘れられなくなった。

11日目は3キロ程度を歩いたり走った。歩数は4141。歩いて走ってを交互にやるといい、と、いつだったかネットで見かけたことがあったのでやってみている。なかなか涼しく、秋めいてきたので汗あまりかかないかなあと思ったが、いらぬ心配だった。走ったり歩いたりしていると相変わらず汗がだくだくしてくる。なんとか帰宅し、水を飲む。最近水がたまらなく美味いと思う。特に気に入っているのはダイドーのMIUだ。あれは美味い。なんか。地球に生まれて、ヨカッタ!

あと、夫がなにも言わずともお風呂も溜めていてくれたので「イケメンですね!」と称えておいた。

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