【ICUの入試📚】対策法・勉強法編-1/4-

こんにちは🌞はい、今回は！

【ICUの入試📚】シリーズ、対策法・勉強法編！

私がICU入試本番に向けてどのように勉強したのか、またICU受験に是非活用したいサイトのリンク集までを

4回にわけてたっぷりご紹介したいと思いますので、よろしくお願いします☘

ICUが受験生に求めていることとは？

ではまずICUの入試の概要から、、

《　試験概要　》
「人文・社会科学」or「自然科学」80分/80点
「総合教養」【ATLAS】80分/80点
「英語」60分/90点
の3科目からなる試験。

人文・社会科学は、人文・社会科学の領域から選ばれたテーマについての資料を熟読し、それに関する設問に解答します。課題として与えられた資料の内容を体系的に理解し把握する力、論理的に推理・思考する力、さらに資料で与えられた知識や原理を応用する力、資料の内容をもとに新しいことを推測する創造力をテストするものです。

自然科学は、数学、物理、化学、生物のそれぞれの分野から出題され、受験生はその中から2分野を選択して解答します。

総合教養(リスニング含む)は、リベラルアーツの基礎となる人文科学、社会科学、自然科学を統合した学力を判断する総合問題です。特定のテーマについての講義を聴き、その内容およびそれに関連する 論述や資料に関する設問に答えます。文系・理系にとらわれない広い領域への知的好奇心や論理的で批判的な思考力を養うICUの一般教育の授業を受けるつもりで取り組んでください。

英語(リスニング含む)は、英語で書かれた資料を読み、それに関連した問題に答える形式の読解の試験と、スピーカーから流れる短い講義を聴いて、正答を選ぶ形式のリスニングがあります。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

上記の文章は2020年度の入試要項から抜粋(太字は編集)したものですが、

これらをここ、『対策法・勉強法編』に持ってきたのにはちゃんと理由があるんです！

なぜか。

それは、この文章を読めば、わざわざ自分で分析しなくともどのような問題が出題されるのかが簡単にわかってしまうからです😯

例えば人文・社会科学。

太字で書いてあるように、ICUの入試問題は全般的に推論系が多く出ます

文章中の言葉を借りてもう少し具体的に言うと、

①資料を読んで
↓
②内容を理解、整理して
↓
③その論理を使って考える

というプロセスを踏んで回答する問題が多いということです

文章を読んで(①)
パターンA・Bの論理を理解した(②)。
じゃあパターンCならどうか(③)。

といった思考回路ですね💭

③が問題を解く過程にあたります

そのあとに書かれている応用する力、創造力云々もつまりはそういうことで、論理の法則を見つけそれを違う事象にも上手に当てはめて使うことができるかを問うているんですね🤔

なのでそういう意味では、普通にあるような現代文の試験と一括りにすることはできません

普通の現代文であれば、だいたいは文章に書いてあることと同じかそうではないかという比較だけで判断できてしまうところが大きいですからね

総合教養の試験もこれに似通った部分があります

要するにICU入試のキーポイントは
論理把握と推測です
それプラス普通の現代文です

そこをわかっているかわかっていないかは個人的にかなり重要だと感じたので、導入としてここまでスペースを使って説明させていただきました😌

まあ実際に一度解いてみるとわかるので、まだの人は解いてみてください〜

対策法〈人文・社会科学、総合教養〉

さて、重要ポイントがわかったところで本題はその対策をどのようにやっていくかですよね！😊

......

…正直、ICUの入試に関しては、これをやるべきという方法はないと思います。(え。)

なぜなら、前回の記事でもちょこっと触れたようにICUの入試はそもそも

学習したことを試験する「学力検査」ではなく、教養学部において創造的な学修ができるかどうかを試験する「適性試験」

(入試要項より)であり、学力を伸ばす要領で勉強しても同じように適性が高まる(=解けるようになる)かと言ったらそうではないと私は思うんです

ですが逆に言えば、直接的な勉強でなくても対策になり得るということ！要するに、

“文理問わず色々な分野の学問や知識を自ら結びつけながら積極的に学んでいく姿勢”

というのが何かの活動を通して身につくのであれば、その力は自ずとICUの入試でも役に立ってくるはずなので、結果対策法としてはアリということになります🕺

なので私の普段の生活でICU入試に役立ったことを紹介させていただきます🌼

私の場合、例えば学校の授業は役に立ったと思います

私は普段どうかは置いといて、授業は結構真面目に受けるタイプの人間でした！

先生が雑談タイムに突入しても寝ないで話を聞き続けるごく少数派の1人😗、という感じ(笑)

ICUのため、というのではなく、ただ私はもともと学問、生活など問わず色々な話題について、他の人の思想や考え方に触れるのが好きで、雑談の多い先生の中でもとりわけ自分の考えを話してくれる先生の話には、積極的に耳を傾けていました

特に国語の先生！(笑)

前回に引き続き2回目の登場ですが、先生は普段から本当に多くの本を読まれていて、そこから得た考え方や物事の仕組みを授業に関連づけてお話してくださるんです

話題はそこからどんどん派生して最後は自分の家庭の話にまで及んでしまうほど、まあおしゃべり好きな方なんですが、

その姿を見ていると、様々なところで得た様々な知識を自然と自分で結びつけて日々思考を巡らせているんだなぁというのが目に見えて伝わってきて、もう、ほんと、、

尊敬でしかなかったですね！😂

そんな感じで学校の授業は、色んなジャンルの知識を教えていただけたので興味が広がってよかったです♪

あとは単純に、教科の勉強をすること自体意味があるんじゃないでしょうか

私の場合世界史が本当に役に立ちました✨

理由は、前回紹介した人文・社会科学、総合教養【ATLAS】における、世界史・日本史・政治経済・倫理・現代社会などの幅広い分野からの単純な知識問題の存在です。

みなさんの普段の勉強が直接役に立つ場面もあるかもしれません✨

まぁやっぱり世界史からの出題比率が高めですし、レベルとしては基礎的であっても「こんなん世界史選択しかわからんだろぉ。。」ということが多々あるので、

「そんな問題でも落としたくないんだあ！！」という人は割としっかりめに世界史をやるしかないと思います(笑)

例えば数年前は、シェークスピアと同時代の人は次のうちどれか、という問題が出題されました

おそらく世界史選択でなければほとんどの人が「選択肢の4分の3知らないんだけど？😇」という風になったんじゃないでしょうか、、

特別勉強していなくても教養としてそこまで知っている人がいたら、それは普通にすごいですね

そうではなくて、それでも点を落としたくない人は、はい、世界史をやりましょう。👍

とにかく近現代史の勉強をオススメしておきます

世界史の近現代はかなり重めではありますが、実際ここからの出題が多いので、一番やる意味があるように思います！

そして特に冷戦については知っておいて損はないです😶👍

冷戦関連で少し語りますと、

社会主義、共産主義というのは現代文の評論においても頻出テーマの一つですし、

ナショナリズムについても英語長文に頻出の重要なポイントです！🏳️‍🌈

現代の世界情勢につながっている部分も多くあってその仕組みがわかると面白いので、時間に余裕がある人は戦争でも世界恐慌でも興味のあるところからぜひやってみてください！

ちなみに総合教養のPart Ⅳ、自然科学から出題の恐怖の一題(※私文の感想です)について私は、

対策ゼロ！！(笑)(笑)

個人的に時間なかったし開き直ってたしっていうのが正直大きいですが、対効果から考えてもこのためにわざわざ理系科目をやる必要性は

あんまり感じません。

理系科目ができるかどうかを問うている試験ではないので✋

ただ中学数学もさっぱりぃ！っていうのはさすがに。うん。。

それはもうなんとも言えません😄

まぁ特別理系科目ができるように対策しなくても大丈夫です🙆‍♀️ということでした〜

人文・社会科学、総合教養【ATLAS】に関しては以上です！

解き方のコツなどはまた改めて👐

対策法・勉強法の第2回、第3回は私が高3の1年間取り組んだ英語の勉強法について詳しくお話ししたいと思います！

お楽しみに🍭