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「前の仕事がなんであれ、今のあなたは映画作家だ」

ピクサーに入社する新入社員への対応を読んで

人間の脳は、新しい集団に入ると、即座に繋がりをつくるかどうか判断する。そのため成功しているチームは、最初瞬間を大切にしているようだ。

ピクサーでは、採用された人が、ディレクターであれ、カフェのバリスタであれ職務内容に関係なく、新人は仕事の初日に上映会のある部屋に集められるらしい。そこで5列目の席に座るように伝える。理由はそこが監督の座るべき席だからです。そして次の言葉を共有する

「前の仕事が何であれ、今のあなたは映画作家だ。ピクサーの映画をよくするために、あなたの力が必要だ」

力強い言葉です、まるで自分が生まれ変わったような感覚になります。パーパスマネジメント、安心安全な場づくりとして参考になる逸話。また第一印象の効果を最大化していることも特筆すべきです。

実際にピクサーでは、カフェのバリスタとして採用された方が、今は映画部門のストーリーマネージャーになり「インサイド・ベッド」「カールじいさんの空飛ぶ家」「カーズ2」などの人気映画の製作に携わったこともあるようです。

参照:THE CULTURE CODE 最強のチームを作る「ダニエル・コイル」



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