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強いつながりと弱いつながりとは?

人は何人とつながることができるのでしょう?
ロビン・ダンバーという人類学者の説に「三倍の法則」があります。これは、人がつながる人数とその強さを考える上で、5人、15人、50人、150人、500人、1500人、5000人という数を示しています。

ダンバーの説

・最初の5人が、非常に親密な関係のある人たち。毎日やり取りする人数
・150 人が一緒に仕事をできる人 。150 人までは強いつながりを築ける、一緒に仕事ができる限界。(ダンバー数)
・1500 人が顔と名前が一致する限界。
・5000 人 が直接民主主義の限界、ちなみにフェイズブックの友達も5000人が限界

ダンバーの説は、インターネット黎明(れいめい)期のことで、ソーシャルメディアが人びとのコミュニケーションの方法を変えるずっと以前のことだったので、批判する意見もあります。ひとつの参考理論として
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E6%95%B0

本記事では、ダンバー数の150名を軸に強い繋がりと弱い繋がりの特徴について整理しました。

強いつながりの特徴

◆関係性:職場や業界関係者
◆メリット:
・目標の共有がしやすい
・仕事に没頭し、達成感を味わうことができる
・労力を提供して助け合うことができる
・自分を基準とした多様な情報を収集できる
・組織の役割を達成すると自己肯定感が高まる
◆デメリット:関係性が近く、本心を打ち明けられない

弱いつながりの特徴

◆関係性:オンラインコミュニティ、党員、宗教など
◆メリット:
・共通の価値観で集まれる。
・職場と違うロールモデル(役割)を手に入れられる
・投資(メリット)を介して、助け合うことができる
・自分の興味や関心から遠いもののユニークな情報が入りやすい
・コミュニケーションで自己肯定感が高まることがある。
・利害関係が乏しいため、本音を明かしやすい
◆デメリット:意識しないと関係性が保てない

まとめ

個人的には、
強いつながりのキーワードは、目標とか達成感。弱いつながりのキーワードは、ロールモデルユニークな情報かなと思いました。

私もいくつかのコミュニティに参加していますが、
テクノロジーを活用しながら、「強いつながり」と「弱いつながり」の両方を保持することが、良い仕事をする上でも重要になりそうです。

最後までお読みくださりありがとうございました!



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