海外を旅するくまさんＡ161「赤崁樓」

くまさん一行は、天壇という宗教施設から、台南の市街地を北上していきました。次にくまさん達が到着したのは「赤崁樓（せきかんろう）」です。ここは“台南のランドマーク”とも言える程の有名観光地です。1624年オランダは明国との講和により澎湖の経営を放棄し、その代替地として台湾南部（台南）に上陸し商館や砲台を築城しましますが、1652年に漢人の反乱「郭懷一事件」がおこり、その鎮圧後にオランダ人が再発防止のためにこの城（プロヴィンティア）が建築されました。その後、鄭成功が台湾を占拠すると、プロヴィンティアは東都承天府と名前を変え、後に火薬貯蔵庫として用いられるような歴史ある建物です。ということで　敷地内に入ったくまさん一行。オランダ人が治安目的に作り、さらに食料の備蓄も可能な頑強な要塞として造ったものが、数百年の時を経て台南の町を代表する観光地になるとは？と、世界中の歴史遺産では当たり前の事実なのに、それををあえて考えてしまったくまさん達なのでした。
The bears came to Red Fort.
This building is a fortress made by the Dutch by the name provintia in 1652.
But now it has become a tourist destination representing Tainan.
In such a historic heritage it was the bear who dared to think about the common facts.
熊來到赤崁樓。
這座建築是1652年由荷蘭人命名的荷蘭堡壘。
但現在已成為代表台南的旅遊目的地。
在這樣一個歷史遺產中，熊是敢於思考共同事實的。

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