スコッチの旅レポ8杯目🥃(アイラ島編)
前回カリラの蒸溜所を紹介し、そそくさと次の蒸溜所へ向かった私たちだが
クリスティーンがこの日、案内をしてくれたのは蒸溜所だけではない。
タイトなスケジュールの中で訪れたのは、
長い歴史を持つアイラ島産ウールのお店。
ここは、綺麗な柄色のキルトやスカーフだけでなくアイラ島のウイスキーをそれぞれイメージしたカラーのグッズも置いてある。
ツイッターでは、あんまりメジャーじゃなさそうwと書いたが、
確かにネットで検索しても思ったほど取り上げられてはいない。私も実際に案内されるまでは全く知らなかった。
しかし、ここではビクトリア時代の歴史の長い織機を使用しており、実際に見ることができる。なんとハリウッド映画の衣装などにも扱われているんだとか。
アイラ島に来た際はぜひ➡︎Islay Woollen Mill
さて、私たちが次に向かったのは
ブナハーブン🥃!!!
「Bunnahabhain」ってスペルにおこすと
何コレ、、、絶対初見じゃ読めないwww
●ブナハーブン蒸溜所●
アイラのウイスキーと言えば"ピート"って当たり前のように思われてるけど
ブナハーブンは、そのピートは殆ど炊かない製法で作られたウイスキー。
➡︎Bunnahabhain distillery
"アイラのウイスキー好き!"って人にとっては「え!?あの強烈なピートの香りが感じられないの?」
と物足りなく感じるかもしれない。
しかし一方で!
「あのピートの臭さがちょっと...😰」
とアイラのウイスキーを一括りで苦手に感じている人がいるのも事実。
そういう方にこそ飲んで欲しい🤗🥃
ブナハーブン12年は、その昔、海の貿易が盛んだった名残りかな?オジさんが船の舵をとるマークが目印。
凄い優しい!ソフトな甘さが魅力的☺️
ほんのり花の香りがするウイスキー
さてブナハーブン蒸溜所にやって来た私たちだがここでは、樽からウイスキーを直接、瓶詰めできるWarehouse 9 Tasting tourというツアーを申し込んでいた。
クリスティーンが先に入り口へ進み、カウンターで受付をしてくれていたのだが
ちょっと様子がおかしい。
暫くスタッフと話をしてから、彼女は私たちに
首を横に振りながら「私たちは予約の時間を勘違いしてたらしい」
的なことをおそらく...(私は英語がよくわからないので)説明してくれたんだと思う。
よくよく聞いてみると
蒸溜所で設定したツアーの時刻は10時半〜
私たちが考えていた時刻は11時半〜だった。
これは私と予約を取ってくれたクリスティーンのスタッフとどっちが間違ったのか今となっては不明だが、まぁもうしょうがなかった。
蒸溜所のオジサンが「よし、それじゃ」と言わんばかりにカウンターに腰をかけ
自慢のウイスキーをテイスティングさせてくれることになった。
(オジサン、カメラ目線w)
ブナハーブンを楽しめる点の1つは色んな種類の樽で熟成したウイスキーを楽しめる点。
一般的にスコッチウイスキーは、
アメリカのバーボンやシェリー酒を寝かせていた樽に熟成をするが
ここはそれだけでなく、アメリカのエールビールの樽やブランデーの樽で熟成させたものも飲むことができた。
とくにビールの樽が、高いアルコール度数の割にフルーツヨーグルトみたいなスッキリとフルーティな味わいで本当に美味しい😊
他にもいろんな種類のウイスキーを飲ませてくれた。今回数々の蒸溜所を訪れたが、これだけ幅広い熟成の種類のウイスキーを楽しめたのは
ここが1番だった🥃
確かに他の蒸溜所でも色々なウイスキーを楽しめるが
少し違う個性のウイスキーも楽しみたい人には
本当にここはオススメする。
こちらはオジサン自慢の蒸留機、ポットスチルだ。大きな球根みたいなポットスチル。
...カリラに引き続き、ここでの試飲もまた素晴らしい。酔っ払ってきたところで今度は
キルホーマン蒸溜所へと向かいます。
どうなることやら。
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