- 英語を学ぶ vol.9 - 英語で'オンライン講座'にチャレンジ!
そもそもオンライン学習って・・・
会社の研修(セキュリティとか)なんかで、オンラインの学習は「ちょろい」っていう認識がありました。「次へ」をポチポチ押してれば終わるって言う。ところが!!昨今のテクノロジーの進化とコロナ期のコンテンツ急増の知見ですべてが一気に研ぎ澄まされ、なかなか手ごわい、ちゃんとやらないとできない、そして意外と退屈じゃないラーニングシステムに様変わりしたようです。今回は、そんなオンライン講座であるCoursera(コーセラ)にチャレンジした話。
Coursera(コーセラ) とは
オンラインで受けられるこういった講座は最近では、MOOC (Massive Open Online Course) と呼ばれていて、日本語だと大規模公開オンライン講座という(直訳的!)呼び名になってます。要は大学や企業が提供するオンライン授業で、誰でも受けられますという。それゆえ、大学の場合、海外の著名な学校の授業が学べたり、あるいは企業の場合、IT業界のトップランナーが提供するメソッドを実践的に学べて、よいインプットになるということです。
Coursera以外にも
■ edx (エディックス)
■ Udemy (ユーデミー)
ってのがあって、Udemyなんかは日本語のコンテンツもたくさんあります。
Courseraを始めた目的は、ずばり「英語で何かの講座を学ぶ」ことでした。
オンライン講座を修了するには、リスニングもリーディングもライティングも必要で、秋からの学校スタートに向けて、力を養うよい機会と考えた訳です。
具体的に学べる講座
例えば、データサイエンティスト、データアナリスト、BIアナリスト、BI開発者、データエンジニア向けの「データサイエンス」だったり、アジャイルプロジェクトマネージャー(IT)、デジタルマーケティングスペシャリスト、デジタルマーケティングマネージャー、プロジェクトコーディネーター、プロジェクトマネージャー向けの「ビジネス」、ネットワーク管理者、ネットワークエンジニア、プロダクトデザイナー向けの「コンピューターサイエンス」という感じ。グラフィックデザイナー、UI/UX デザイナー向けの講座もあります。
私は、プロジェクトマネジメントとデジタルマーケティングの講座を受けました。理由は、どちらもキャリアの中である程度知見があるから。つまり、英語で勉強していても、背景(用語含めて)が分かっていた方が、理解が早いだろうという想定からでした。結果はその通りで、70%くらいは今までの経験で理解でき、それを体系立てる、あるいは整理する、みたいな内容でした。(これはこれで価値がある) 残り30%は新しい世界で新鮮でした。やっぱり、あー、あのことね、とか、あの時こうだったな、という経験があるのはデカかったです。
実際のコースは・・・
私はGoogleが提供している講座を受講したのですが、さすがGoogle、なにせあの手この手で興味を持たせ続ける仕掛けが!(これだけでも一見の価値あり) そして、なにしろずるできない! 動画コンテンツを見た後に、読み物で復習して、確認のQuizが出てきて(ここまではよくある)、さらに、実際に作業をさせたり、自分の意見を投稿させたり、人の投稿にコメントさせたり、ちょっとした制作物を受講生同士で採点させたり(これが意外に鬼門)。採点をパスしないと、次に進めないので、ずるできないんです。これが面倒で。。。そして、節目にあるTestは3回連続で基準点に達しないと、その日は受けられない。(ぶっちゃけ、消去法で何回かやれば当たるだろって回もあったんですが、ハズレが続くとその日はそこで終了~でした。)
そして当然でしたが、わからない単語や時には構文も出てくるわけです。所詮は勉強の過程でやっているので。そんな時はDeepLやChatGPTにぶち込んで都度理解しながら進めるスタイルでした。(たぶん、これは今後も継続していくんだろうと思います。良い学びでした。) 結局、時間がかかる訳です。
なんとかやり遂げると、修了証ももらえる
結局、4か月かかって、なんとかGoogle認定の修了証をもらうことができました。なんかGoogleってだけで苦労が報われた感じがします。大した資格にはならんのでしょうけど、ちゃんとしたキャリアアッププログラムなんだそうで。(日本語のコンテンツはまだほとんどないみたいです)
他にもやってみたいコースが・・・
いろいろ他のコースを見てみると、他にも興味が湧いたものがありました。Googleだとデータアナリティクス(日本語だし)とか、大学の講座だとクリティカルシンキングとか、面白そうですよ。あとは、SalesforceとかMicrosoftとかIBMとか、その会社が編み出したやり方を教えてくれるってことで、興味深いですね。で、終えてみてってところでは、基礎知識が一応ある分野にも関わらず、英語で学ぶと脳がヘトヘトになりますね。たまにサクサク理解できる時とかは気分いいですけど。(あと、用語の見直しはどっかでやらないと忘れる。) 多読多聴って意味では良かったです。文章もを読むのに慣れるとかね。動画もプレゼンテーションなんで聞き取りやすく話してくれますし、ほとんどの人が。この動画をガンガン聞いてて、ようやく英語を脳みそが捕まえ始めた感覚がありました、そう言えば。
ということで、実益が薄いと高を括っていたオンライン学習が、やりようによっては、ためになるかもね、というお話しでした。 (本人の意識次第で、なんでもそうか、そりゃ)
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