パワハラは論外、上司が嫌いでつらいなら、そんな会社はさっさと見切って転職した方が賢明である

「上司からのパワハラがつらい」
「上司が嫌いで会社に行きたくない」
まずパワハラは論外、部下のやる気を引き出せないような人間が出世できる会社に未来はない。さっさと見切って転職した方が、今の自分にとっても将来の自分にとっても賢明なことが多い。

なぜなら、会社というルールある組織体において、上司と部下の上下関係ははっきりしており、上司はルールを決める人、部下はルールを守る人である。部下は、上司の指示を聞かなければいけないし、上司によって評価される。上司からの評価によって、部下の会社での出世や昇格や待遇は決まる。
上司が無能でパワハラするやつであったとしても、会社がそういう上司を評価して出世させたので文句は言えない。そもそも、部下に上司を評価する権利もない。上司との関係が最悪であれば、いくらパワハラに耐えて不可解な指示に従って仕事に取り組んだとしても、会社で報われることはない。これが、さっさと見切って転職した方が賢明な理由である。

私は、前の会社で、パワハラ上司に出会ったことがある。
このパワハラ上司は、私の前任の部下を異動半年でうつで退職に追い込んでいた。案の定、私にもパワハラをしてきて、管理職としては最悪だった。
勤怠は19時で入力させ長時間労働させる、休日出勤を強要してくる、感情的に怒鳴りつける、結果ではなくプロセスという名のもとに主観が入った評価をする。。。コンプライアンス的にもアウトであり、パワハラで部下育成も出来ない。その時の私は、前任も半年でパワハラでうつ退職することになった事実もあるので、声を上げれば、さすがに会社も対応すると思ったが、実際は違った。

このパワハラ上司は、プレーヤーとしての業務遂行能力は高く、同期の中で一番早く支社長に出世していた。そのため、会社としては、上司として部下育成に問題があると分かっても、会社はスルーしていた。建前では、パワハラ許さないと就業規則に明記していても、本音では、パワハラ黙認するという会社だと分かったので、会社を見切ることを決断出来た。

もちろん転職先の職場にいっても合わない上司に出会う可能性はある、上司を理由に毎回転職していたらきりがないという意見もあると思う。
たしかに、会社員である限り、上司は選ぶことは出来ないので、可能性はある。パワハラは論外だが、上司が嫌いという場合は、期限を区切って出来る限りのチャレンジはした方がいい。

例えば、嫌いな上司であったが、「ホウレンソウ」を徹底して行ったら、意外と扱いやすい上司だった、思っていたような嫌いな人ではなかったということもある。上司との相性が良くなくても、結果で評価する上司であれば、目の前の仕事に集中して結果を出せば、自分の状況を変えることも出来る。
あとは、異動の希望を出してみて、転職する前に新しい異動先で頑張ってみる。上司との関係が最悪の状況で長く働くとだんだんとメンタルをやられるので、半年・1年など期限を区切って、一通りのチャレンジはしてみる。その過程で、この上司がいる限りこの会社で将来はないと確信が持てれば、見切っていい。

上司との関係がどうしても上手くいかないのであれば、早々に会社を見切って転職準備をする。転職活動大変そうだな、転職出来るのかななど不安に押しつぶされそうになるかもしれないが、だらだらと会社にしがみついても、メンタルがやられるだけである。一歩踏み出した方が、今の自分にとっても将来の自分とっても賢明だ。今いる場所で上手くいっていないだけで、新しい場所に行けば上手くいく可能性は誰にでも必ずある。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?