データの力で企業の課題を解決。エンジニア社長が立ち上げたデータ・エージェンシー創業ヒストリー
こんにちは。データ・エージェンシー採用担当です。現在弊社ではデータエンジニアを募集しています。今回は弊社のことを皆さんに知ってもらうため、代表の藤澤にインタビューしました。
データ・エージェンシーの設立に至るまでの経緯と、データエンジニアというお仕事についてご紹介します。
元エンジニアが社長へ。人生の節目で起業を決意
ー現在までの経歴を教えてください。
10年ほどエンジニアとして働き、そののち起業しました。エンジニア時代はSIerとして、様々な案件の保守運用から始まり、ウェブベンチャー企業でのソフトウェア開発・ウェブエンジニアとしてシステム開発、そして外資系企業でコンサルタントを経験。エンジニアとして幅広いキャリアを積み重ね、4度の転職を経て2019年1月にデータ・エージェンシーの前身であるパブロフ株式会社を立ち上げました。
ー起業した経緯について聞かせてください。
起業をしたいという気持ちは学生時代から持っていました。ただ、当時はまだ自分の中でどの分野で起業したいか明確でなかったため、興味のあったIT業界に進んで経験を積もうと考えました。保守運用などの現場での作業から、要件定義などの上流工程まで一通り経験した頃、再び起業について考えるようになりました。
当時の待遇に不満などは全くなかったのですが、40歳を迎える前に起業という道にチャレンジをしたいという思いがあったことと、ちょうどその頃経営者向けの勉強会に参加していて、同じ志を持った方々が周りに多かったこともあり、起業という道に一歩踏み出す決意をしました。
ーパブロフという会社ではどのような事業を展開していましたか?
パブロフでは大きく2つの事業を展開していました。1つめがHRテック領域で人事・労務・経理といったバックオフィス業務を自動化するためのツールの提供、2つめがエンジニア人材事業です。
エンジニア目線でのエンジニア教育とキャリア並走を行う内容は新しく、最終的には人材事業が主軸となって事業を進めていました。
パートナー会社のイー・エージェンシーと出会い、デジタルマーケティングの世界へ
ーデータ・エージェンシーの設立の経緯について教えてください
データ・エージェンシーは、イー・エージェンシーの代表である甲斐との会話がきっかけで誕生しました。
イー・エージェンシーはECサイトやCRM(顧客管理システム)を自社開発して提供しているのですが、お客様から社内システムに対するご要望をいただく機会が多くありました。その中でも特にGCP(グーグルクラウドプラットフォーム)などのクラウドインフラやマーケティングデータを扱える人材やノウハウが欲しいというお声が多かったものの、イー・エージェンシーには人材を扱うビジネスの事業経験がありませんでした。
そこで、パブロフで人材事業を展開していた私の元へ相談を頂いたのが、データ・エージェンシー設立のきっかけとなりました。
ーイー・エージェンシーとは元々どのような繋がりがあったのでしょうか。
イー・エージェンシー代表の甲斐とは10年ほど前から付き合いがありました。というのも、私が起業を志している時に経営者として相談に乗ってくれていたからです。もちろんパブロフを創業したことも報告していて、私が人材事業を展開していることを知っていたので連絡いただいたという経緯があります。
ーパブロフとしてではなく、データ・エージェンシーとして新会社を設立した理由について教えてください。
当初はパブロフを買収してそのまま事業を行うという提案もいただいていたのですが、今後パブロフでは別の新規事業をやっていきたいという気持ちもあったので、イー・エージェンシーの意向とすれ違ってしまう可能性がありました。
それであれば新会社として独立した状態にして、真っ新な状態からスタートする方がいいのではないかという結論になり、共同出資のもとデータ・エージェンシーを創業しました。
データ活用を求めるお客様への技術支援を軸に、教育分野にも手を広げていきたい
ーデータ・エージェンシーの3年後の理想の姿を教えてください。
直近3年はデータエンジニアのコンサルオペレーション事業を主軸に据えつつ、以降はそれを皮切りに提供サービスを拡充させることを目標にしています。
データビジネスのノウハウこそあれど、今はまだデータを適切に扱える人材が不足しているため、積極採用中です。コンサルオペレーション事業でデータエンジニアの育成を弊社で担いながら、多くの企業様がマーケティングデータを活用した現場の意思決定ができるようのお手伝いしていきたいです。
また、その過程でコンサルタントの育成や採用の知見を貯め、教育やセミナー事業・メディア運営など展開していきたいです。
ーちなみにここでのメディアというのは、データエンジニアになりたい方向けのメディアということでしょうか?
データエンジニアになりたい方向けのコンテンツでもあり、ビジネスの場でデータ活用について迷っているお客様が『データエンジニアはどんな仕事をしてくれるのか』の回答が得られる、理解を深めていける。そのような、1粒で2度美味しいメディアにしたいと考えています。
データを活用した事業展開は情報化社会で必須になると予想しているので、データを扱うことのできる人材を輩出していけるような事業展開を見据えています。
ー目標の実現に向けて現在どのようなことに取り組んでいますか?
イー・エージェンシーの取引先のお客様からデータエンジニア事業のニーズがあるため、その要件に合わせたエンジニアリング支援に注力しています。需要に対してエンジニアが不足している状態なので、自社データエンジニア採用を強化しているところです。
データ・エージェンシーが求めるエンジニア像
ーデータエンジニアはどのような仕事内容になりますか?
仮想環境を構築してクライアントのバーチャルデスクトップにリモートで接続し、その中でGoogleアナリティクス・GCP・BIツールを操作するのが主な業務内容となります。イー・エージェンシーのメンバーがお客様と中継でしつつ、彼らとリモートでコミュニケーションを取りながら作業を進めていく形式です。
エンジニアといっても、プログラミング専業でもなく、CRM(顧客管理システム)やマーケティングツールを用いてクライアント提案をサポートするお仕事になります。将来的には、データエンジニア技術をもってコンサルティングまで一気通貫していただくこともあります。
ーデータエンジニアにはどのような魅力がありますか?
これまでエンジニアとしてのキャリアを築いてきた方であれば、さらに市場価値を高められるという魅力があると考えています。データエンジニアという職種は比較的新しいので、サーバサイド×データエンジニアといったキャリアの掛け算をすることも可能です。
また、フルリモートで勤務ができるのも大きな魅力です。リモート接続できる環境があれば常駐不要。自宅にいても地方に住んでいても仕事ができるので、ライフステージの変化で一度キャリアを断念してしまった女性エンジニアの方や地方在住の方も、チャレンジングなキャリア構築を実現できます。
ーどのような人が向いていると思いますか?
仕事内容はフルリモートのため、自己管理ができる方が向いていると思います。加えて、今後も進化が続いていく技術分野なので、好奇心を持ってチャレンジできる方にはぴったりの環境だと思います。
あとは、技術ファーストではなく課題ファーストで取り組める方と一緒に働きたい想いがあります。新技術が出ると技術者として試したくなってしまいますが、IT技術を道具と捉えて『この課題を解決したいからこの技術を使う』というマインドを持った方が向いていると思います。
ーどのような業務経験が必要ですか?
何らかのウェブサービスもしくはITシステム開発のご経験があれば、年数などは特に問いません。現時点での経験は問いませんが、AWS・GCP・Azureといったクラウドインフラ利用やSQL操作経験などがあれば、弊社でも大いに活かせます。
チームワークを意識して働けるか、意欲的に物事に取り組めるかというパーソナルな部分を大切にしていますので、まずはお気軽にご応募いただけたら幸いです。
ー面接ではどのような点を重視しますか?
『その方がどのようなキャリアを作っていきたいか』という点を重視してお話しを伺います。中途採用の場合は、これまでどのような想いでお仕事をされてきたのか、資格をお持ちの方は何故その資格を取ったのかというようなことを伺いたいです。
これらを伺った上で、弊社が提供可能なキャリアサポートプランを提案したいです。データエンジニアになることでキャリア選択の自由度が高まります。例えば、コンサルティングファームの専門データエンジニアとして活躍したり、データコンサルタントとして独立するといったキャリア展開も可能になると考えています。
面接では、ぜひご自身の思い描くキャリアについて、想いを聞かせていただければと思います。
データ・エージェンシーでは共に働ける仲間を募集しています
最後までご覧いただきありがとうございます。データ・エージェンシーは現在、会社の初期メンバーとして一緒にデータ活用の未来を切り開いていける方を募集しています。
エンジニアとしてさらなるキャリアアップを目指したい方、場所に縛られずに働きたい方、新しい技術で現場の課題解決をしていきたい方からのご応募をお待ちしています。
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