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神奈川の古道~おすすめ風景10選

 毎週のように走りに出かけていましたが、ハムストリングスを痛めてしまったので、しばらくは控えるつもりです。この期間を使って、これまでを振り返り、良かった風景を選んでみました。
 自分の趣味、主観で選んだので、偏向しているかと思いますが、一個人の感想としてご容赦下さい。
 結果、有名なところから、穴場的なところも含まれたものになりました。ちょっとでも興味を持たれて、自分も訪ねてみようと思われる方がいればうれしいのですが。
 

 


 番号は順位をつけているわけではなく、西から順です。


1. 東海道・箱根杉並木

 まずは有名どころの芦ノ湖湖畔の旧東海道杉並木です。やはり、当時の姿を残す杉の巨木の並木に圧倒されました。
 たまたまなのか歩く人がほとんどいなくて独占できた、というのも印象に残った大きな要因です。

東海道・箱根杉並木


2. 東海道・箱根石畳

 これも定番の箱根の石畳です。登りのきつさにも負けないぐらいのわくわく感が、原動力となり箱根を越えることが出来ました。
 石畳は、箱根から三島への下りも延々と続き、最後の方は普通の道が恋しくなりましたが。

東海道・箱根石畳


3. 矢倉沢往還・足利古道

 南足柄市苅野付近は、ミカン畑や茶畑の間を進む見晴らしの良い風景がありました。お椀のような矢倉岳の眺望も、惹かれる眺望でした。

。矢倉沢往還・足柄古道


4. 矢倉沢往還・善波峠

 普通に進むとトンネルを越えて善波峠の先に出てしまうので、峠まで山道を登って戻る必要がありました。でも、苦労に見合う立派な切通に出会えて感動でした。切通好きでないと、その共感は得られないかも。

矢倉沢往還・善波峠


5. 東海道・化粧坂

 ここもメジャーな大磯の化粧坂。
 何か良かったかというと、この道沿いに住んでいる住民の方の生活と、古道の保存が両立しているように感じられたことです。現実は、落ち葉や、道に覆いかぶさっている松並木とか大変そうですが。

東海道・化粧坂


6. 大山道・渋田川土手

 平塚市と伊勢原市の境界付近の渋田川の土手から、大山を望む風景です。大山道は3ルート走りましたが、大山の全容と富士山が望めるここからの眺望が一番印象に残りました。

大山道・渋田川土手


7. 大山道・すずかけ台

 長津田付近の246号線から短い旧道区間に入り、すずかけ台の駅を見下ろす高台からの風景です。246号の喧騒からちょっと外れただけのこの風景を見つけたときは、得した気分になりました。

大山道・すずかけ台


8. 神奈川往還・上川井

 ここも穴場だと思います。かつて荷馬車で生糸を運んだであろう道の姿が、16号線からちょっと外れたところに残っていました。

神奈川往還・上川井


9. 浦賀道・名越切通

 鎌倉七切通のひとつとして有名ですが、江戸時代の末期まで、三浦半島の主要道として使われていた道になります。
 ここの道幅が90㎝と狭いのは、岩が崩落したためとのこと。

浦賀道・名越切通


10. 浦賀道・横須賀階段道

 トンネルができる前の三浦半島の古道は、山肌を縫うように細い道が続き、道沿いの住宅の生活道路として今も使われています。
 決していい風景というわけではありませんが、通るだけで面白くて、なぜかわくわくする道です。

浦賀道・横須賀階段道


 以上、これまで訪れた古道の中で、印象に残った風景を選んでみました。こうやって見ると、古の雰囲気を残す古道を選んでいるようですが、普通の生活道路に古道っぽさが残る道も好きです。
 ただ、写真だけだと何がいいのか伝わりづらいかと思いますので、もう少し分析して、伝わるような表現を考えたいと思います。

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