大山道を走る 田村通り大山道 藤沢~大山山頂
前回の青山通り大山道に続いて、田村通り大山道を走りました。
田村通り大山道は、藤沢宿から寒川、平塚、伊勢原を経由して大山に向かうルートです。青山大山道と比較して1/3程度の距離なので、前回見送った大山山頂を目指し、大山詣りを完結させることにしました。
標高1200mの山頂までたどり着くことができましたが、なかなか厳しい行程でした。
藤沢~寒川 9.9㎞
藤沢から西に向かって平地を進み、相模川までの平坦な区間。
最寄りの辻堂駅から、旧東海道から大山道の分岐点に向かい、8時半ごろ四ツ谷をスタートする。スタート地点の鳥居が、大山詣り始まりの気持ちを高める。
出発して、しばらくは古道の雰囲気を残す裏道を進む。
ほぼ住宅地だが、一部残っている畑の脇を進む。
半分道にはみ出している巨木に目を奪われる。
茅ケ崎の中心部に近づくことも無く、寒川町に入る。
寒川町も、寒川神社とか名所に寄ることもなく、あっという間に通り過ぎて相模川を渡る。
田村~上粕屋 11㎞
田村通りの元となる平塚市田村から、大山の麓の上粕屋まで。
橋の上から、早くも大山を臨む。天気は良さそうだ。
富士山には多少雲が出ているようだ。この後、大山に登ってからは雲に隠れて見えなかった。
大山に向かう土手上の古道。この日の行程の中で一番の絶景だった。
いい感じにうねっている坂が待っていた。
伊勢原駅が障害物として古道をふさぐ。駅の構内を抜けて北口に向かう。
懐かしの246号線と再会する。
上粕屋~大山 16.1㎞
大山の登りに入り、1200mの山頂を目指す。
だいぶん大山に近づく。今、考えると20㎞走った後に1200mの登山ってちょっと無理しすぎだった。
登りに入ってからはほぼ歩き続ける。
前回ゴールとした大山ケーブル駅を過ぎて、登山道に入る。女坂を選んだが、十分きつい。
大山寺は紅葉が盛りだったが、かなり足に来ていてゆっくり鑑賞する余裕が無い。
阿夫利神社に到着。コンビニで買った昼食をとって一休みする。
阿夫利神社から先は本格的な登山道に入る。山頂まで急登が続き、攣りそうになる足をひたすら引き上げる。
途中、何度か攣りが治まるまで立ち止まったが、ようやく山頂に近づく。
山頂に到着。予定時間をオーバーしていたので、絶景をゆっくり味わうこと無く、すぐに下り始める。
下りは見晴台を経由するルートを進む。下りも、ときどき立ち止まる。
下りは距離が短い男坂を選ぶ、確かに女坂より傾斜のきつい石段が続く。
15時半ごろバス乗り場に到着し、本日のゴールとしました。バスで伊勢原駅まで戻り、電車で帰宅しました。
距離的にはいけると思っていましたが、大山登山は思っていた以上に大変でした。2,3日筋肉痛が残ったのは久しぶりです。
これまでで一番きつかったけど、一般道から登山道まで、現在に残る古道を身をもって体験できたのでよかったです。二度とやらないと思いますが。
他にも大山道はあるようですが、同じところを目指すのも飽きるので今回で一旦大山道は終了にします。
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