お願い優しくてよ、優しくするから
わかってる、誰も読んでない。でも書くの。
優しくしてもらえる、わかってもらえる、笑顔でいてくれる。
そうでしょ、そうしてくれるでしょ。
コレ、全部わたしの勘違い。勘違いしちゃうのがわたし。
無意識に期待するのが癖みたい。人が言うことを真に受けるのも癖。世の中賢い人ばかりだから「普通、AじゃなくてBだよ」そう言われるとそうだと思ってしまうし「どうでもいい」と言われると自分はどうでもいい人間だって落ち込む。間違うのも冷たくされるのもわたしがダメな人間だから。価値のない人間だから。
被害者ヅラがひどい。
こんなだから友達がいない。つくれない。友達だって思った人に冷たくされたら不安になるよ。仲間外れの記憶消し去りたい。無視され続けたあの日は戻ってこなくていい。でもこんなわたしに吐露してくる人はたくさんいる。職場の上司に後輩、老若男女みんないろいろ吐露しに相談しにくる。セクハラに仕事のミス、上司の不満、親の体調に住宅ローン、年金の受給額に子供の便秘。共感してあげてなるべく優しい言葉をかける。コレをね、元彼は「ちょうどいい距離感の便利な人だから話すんだよ」って。
便利な人・・・。わたしに意味ってあるのかな。
ねぇ、自分のことはお話してくれるのになんで受け止めてくれないの?なんでわたしの話を聞いて優しく抱きしめてくれないの。寂しいよ。私を大事にして宝物にして。お願い優しくして、優しくするから。
今日の夕飯は豚肉のガーリックトマト煮にした。オリーブオイルにニンニクを入れトマトをつぶしてゆっくり炒めた。そうしているうちにメラメラとした気持ちが沸き上がってきたんだ。「ふざけんなよ、わたしはわたしだ!孤高の素晴らしいわたしだ!」夫が帰宅して可愛い可愛いと言ってくれた。男性依存症の可愛い可愛いわたし。醜い可愛い可愛いわたし。
落ち込んでる場合じゃない穴の底が見える。落ちたら戻ってこれない。
ただふざけんな。ふざけんな元カレ。ふざけんなわたし。ふざけんな!
優しいところ、それが私のいいところ。お話を聞いて励ましてあげられるのがいいところ。わたしは悪くない。クズでも勘違いでもなんでもいい。誰にも頼らずだれにも期待せず、毎日生き抜くしかない。死なないよ。今日は死なない。