コーケン

僕のフィクション日記

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最近の記事

姪に食器用洗剤を

「青いキラキラジュースだよ」 姪と2人きりのタイミングで、声をかける。 いそいそと来た姪に、青い液体の入ったコップを手渡した。 姪が自分の口元に向かってコップを傾けると、とろみの付いた青い液体がゆっくりそちらへ流れていく。 「こぼさないで飲めるかな?」「上手だね!」 優しい声と目線を向けながら、姪が青い食器用洗剤を飲み干すのを眺める―。 そんな妄想をするほど、私は姪が大嫌い。 耳ををつんざくような奇声、泣き声、はしゃぎ声でさえも、もう本当に聞きたくない。 「事故にあ

    • 私が仕事が続かないのは「忍耐力」が原因か

      仕事が続かないのは「忍耐力」が原因か そもそも忍耐力とはなにか →困難や逆境などつらい状況でも耐え、目標に向かって努力し続ける力。 ○忍耐力の原動力である「目標」から考えてみる 入社した際、私が持っていた目標はなにか  →仕事を長く続けること なぜその目標にしたか  →20代にして4度目の転職であり、3年以上続いた仕事ががなかったため。 なぜ仕事が続かないとダメなのか  →社会的な信用がなくなる   逃げ癖がつく 「仕事を長く続ける」という目標は適切だったのか

      • メモ 仕事をやめた理由

        なぜ仕事を辞めたのか振り返った。 内容は以下の通り。 ・嫌なところ →どうすればよかったか →◯△✕実現可能か。なぜそう思ったか ・トラブルが発生した際、原因ではなく犯人を探す →まずは現状把握に務める。 →✕ 業務量の多さにかなりギスギスした雰囲気の職場であり、トラブルの原因を探る冷静な話し合いは難しい。言い合いの中、私が割って入る勇気がない ・1分1秒を争う作業スピードを求められる →経験を積む。慣れる。 →◯  少しずつではあるが、作業スピードは上がっていた

        • 9/3日記 【足湯】

          今日は小さいショッピングモールに行った。 目的は食材の調達だけなのだが、このモールには無料の足湯があるのでそこにも立ち寄りたかった。 専門店街が開く前の9時半頃モールに到着した私は、車を入口の近くに停めることができた。 食品売り場はもう開いているので、最初に食材を買い込んで、車に戻りあらかじめ用意していたクーラーボックスに食品を詰め込こんだ。 そうしたら、あとはお楽しみの足湯タイム 10時開店の足湯に一番乗りで入店。 誰もいないので、ゆっくり洗い場で足を洗う。洗い

        姪に食器用洗剤を

          9/2日記 【薄情な退職】

          今日は退職の手続きをしに、4日ぶりに職場に行く。 昨日までは不安で仕方なかったが、今日でこの職場と離れることに安心しているのか、気分はすごく落ち着いてる。 職場に行くと、いつもの事務さんが 「お待ちしておりました」と優しく言ってくれた 手続きは簡単で10分程で終わった。 手続きを終えたあと 「寂しくなるなぁ」事務さんが涙目で言っていて 私は少し動揺しながらいきなりの退職になったことをもう一度謝った。 職場を出ると、解放感が体に流れ込んできて、ハイテンションになり、気

          9/2日記 【薄情な退職】

          9/1日記 【事務さんの優しさ】

          今日の昼過ぎ、職場から退職手続きについての連絡が来た。 電話をしてくれたのは、店長ではなく事務さんだった。 その事務さんは私の入社手続きもしてもらった方で、会うたびに気さくに話しかけてくれる方だ。 電話口の事務さんは、即日退職した私に怒っている様子はなく、いつもの明るい調子で手続きについて話してくれる。 対する私は、私は湧き上がる緊張と恐怖に震える手でメモを取る。 話の結果、退職手続きは早いほうがいいだろうとのことで、明日行うことになった。 「気づいてあげられなく

          9/1日記 【事務さんの優しさ】

          8/31日記 【お詫びのどら焼き】

          店長と退職の話をしてから2日が経った あの日、店長は別れ際に 「退職手続きについて後で電話するから」と言ったがいつ電話が来るのだろう スマホのマナーモードを解除して、何度もスマホ画面を確認する。そんな少しソワソワした時間を過ごしている そして、今日は職場の人にお詫びのお菓子を買うため、百貨店に出かけた。  正直、突然の退職なので職場の人には顔なんてとても合わせられない。ましてや、お詫びのお菓子を準備しても、かけてしまった迷惑を帳消しにすることはできない。わかっているけ

          8/31日記 【お詫びのどら焼き】

          8/30日記 【ピザ】

          無職という不安感で、昨日の夜少し泣いたせいか左目だけ、一重からぱっちり二重になった なので、少し左目に違和感を感じる 今日は心療内科に行く日 病院に行くときは、駐車場がすごく停めにくいから車ではなくバスで行く バスに乗っている間は、診察で話すことをまとめる時間になる 今回話したいことは3つにまとめた ①仕事を退職したこと ②お盆前から、気分が落ちてたこと ➂自◯を指示されたり、自分のことを話そうとすると、水を指すような幻聴?妄想?がまた聞こえること 最寄りのバス停で

          8/30日記 【ピザ】

          8/29日記 【退職】

          仕事をやめた 今日も泣きながら出勤 やっと店長と話せる機会をもらえた 最初は店長が私を心配する空気 でもはっきりと発言できない私にやきもき 「今月までは働いてくれるか?」そう聞かれて 「ムリ」と答えた 「今までもそうだったのか?」 「はい。急に限界がきてパッタリこなくなり  そのまま退職の繰り返しです」 「一度逃げたらその繰り返しだぞ」 本当に店長の言うとおり 「でももう無理です」 本当は働こうと思えば多分働ける しかし、情緒のコントロールが不完全な今、働くと

          8/29日記 【退職】