9/3日記 【足湯】

今日は小さいショッピングモールに行った。

目的は食材の調達だけなのだが、このモールには無料の足湯があるのでそこにも立ち寄りたかった。

専門店街が開く前の9時半頃モールに到着した私は、車を入口の近くに停めることができた。

食品売り場はもう開いているので、最初に食材を買い込んで、車に戻りあらかじめ用意していたクーラーボックスに食品を詰め込こんだ。

そうしたら、あとはお楽しみの足湯タイム

10時開店の足湯に一番乗りで入店。

誰もいないので、ゆっくり洗い場で足を洗う。洗い場の水が今日はいつもより冷たく万年冷え性には少し応えるが、これはこれで楽しみが増す。

洗った足の水気を拭き、すぐ隣にある足湯にやっと足を入れる。

最初だけ少し熱く感じるお湯に包まれた指先がジンジンと脈を打ちはじめる。浸かり始めの数分は何も考えられないほど気持ちいい。

徐々に体まで温まると、「幸せ」という言葉が頭に浮かんできた。

その瞬間私はハッとした。働いていた間、上手に休日を使えなくなっていたこと気付いたからだ。

あの頃は、怒られてばかりだった。

そのせいか、家に帰ってもその緊張感が抜けることはなく、家での一挙手一投足にも「そんなことやんなくていいから」「効率を考えて」といないはずの先輩の指摘が聞こえるようになり、仕事以外の時間も苦しくなっていた。

恥ずかしいことだが、仕事をしていて何が辛かったのか具体的に分からなかった。

今日は足湯にきてよかった。

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