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中国の成長に伴い

今日で株が下がり始めて一年経つらしい。こんな激変の一年を経験し、
この先10年もしたら、を考えたらわくわくするが、こわい。

ここには書ききれない長さになるから
割愛だが、

中国の人件費がどんどん上がってきて
昨年まで、作れたものの値上がりが凄まじい。
中国から安かろう悪かろうが減り、
人件費高騰により
売価があがり、
物価全体が上がり、
中国生産には見切りをつけて
同じコストならと
日本に生産が戻る。
納期はまもり、品質は心配ない。
船の心配もない。
物づくりの業界は元気になるだろう。

日本ならではの手作りの工芸品や真珠は値上がって、
コレクターが付き、ブランド化するだろう。
日本の物価があがり、
ブランディングもあがり、
高くていいものが国内でも海外にも売れると思う。

日本は人口が減って貧乏になるというけど、
今の私が中国生産の雰囲気をみてると、
日本で作っても同じものが時々ある?みたいな
あれっ ていう感じがあるのだ。

三年くらい前の中国人がやたらと日本で爆買いしていたのは、
ただの流行りでも、気のせいでもない。
中国人がいつのまにか、日本人よりお金持ちになってきているのだ。
やはり中国ETF買おうか。

私たちが韓国やタイに行き物価が安くて買い物しまくるのと同じ現象になってしまっている。

こわいじゃないか。
真珠の会社が
やたらと最近中国人が来て、
店員に中国語できる人おかないとダメなくらいです、とぼやいていたのは、気のせいではない。

中国が🇨🇳頑張ってしまった結果
日本のものを沢山買い始め、
安いものを作らなくなる。

思えば10年前はバイヤーは中国なんか行かず
フィリピンに買い付けに行っていた。
しかし、
バイヤーが中国の展示会に流れてしまい
フィリピンから買い付けるバイヤーが激減したのだ。
展示会にバイヤーが来ない。
バイヤー達は同時期開催の中国の展示会に行ってる、という
嫌な予感から、
実際三年したらフィリピンの展示会は規模がうんと縮小。
中国からの買い付けが増えたのだ。

これからはインドとアフリカでインフラ整備して
工場を作るとか言うけど
大きなメーカーだけだろう、そういうのができるのは。
しかも、遠すぎてシーズンごとに展示会なんていけないよ、インドとアフリカ。
目先は多分国内買い付けが増えるきがする。
であれば、
やはり日本の景気がよくなりそうだ。

あの時と同じ変化があるなら、
この先10年で、
高いものを売る店しか生き残らない方向で、
安さがウリの店は淘汰されていくのかもしれない。

高くて良いものを売る店には、
それなりの店員が必要だ。
路面店でそういう接客ができる販売員を育て
良いものを売る店が勝ち、

安いものは、ネットショップなどで店員もいらず、
価格勝負で勝てる店の二極化か。

店の様相も変わるんだろうなあと。

そんなことを考え続ける10年ノスタルジーと緊急事態宣言下。

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