七千万円

(ななせんまんえん)。極貧会社員。正しさとは無縁です。HiGH&LOW。自らの…

七千万円

(ななせんまんえん)。極貧会社員。正しさとは無縁です。HiGH&LOW。自らの魂の救済と轟洋介のために一生懸命書きました!

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  • 『ホトトギスって何?食えんの?』

    ホトトギスが食えるかどうか調べたときの日記です。

  • 轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る

最近の記事

『ホトトギスって何?食えんの?』(下)解答編

①我が名はホトトギス。異名40種なり。 熟考の末の結論はシンプルである。 もとめるべきはホトトギスに関する直接的な情報だ。 他の野鳥の情報を参考とした消極的解答では、どうしても答えにあやふやな点が残りすぎてしまう。 とすれば捜索範囲を拡大し、ホトトギスについて検索を続けるのが近道のようである。 しかしホトトギスの情報を虱潰しに調べた場合、どれくらい該当する本があるのか…? 国会図書館デジタルオンライン等で「ホトトギス」「時鳥」「杜鵑」など表記違いで検索するだけでもその手

    • 『ホトトギスって何?食えんの?』(上)出題編

      ①その男の名は芝マン奇抜な作品であるHiGH&LOWに登場する男たちの奇抜さの話をしても仕方がないのだが、そんな中でもひときわ奇抜なキャラクターがいる。 あまり出番は多くないのだが、筆者は彼の奇抜さは群を抜いたものと確信している。 彼の名は芝マン。 名前からして、奇抜な風格がある。 所属は鬼邪高校。ドラマ版シーズン2のEPISODE7で初登場する。彼はあやしげな横文字を駆使して喋り、インターネッツに長け、相方の辻とテレパシーが出来、そしてホトトギスを知らない。 芝マンのセ

      • 轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る⑥【完結】

         ①フェイク野郎(筆者)HiGH&LOWを語る。  『HiGH&LOW THE WORST』についての感想より先に、なぜこの文章を書こうと思ったのか?を書こうと思う。  筆者はオタクとして何かを外に発言することはほとんどない。ツイッターもしない。わかりみは浅く尊くもない。それでも何かをしなければと思うだけの映画だった。  映画は、筆者が勝手に考えていた「大人の都合」「かませ犬」「ご卒業」などはまるで感じさせない。それどころか「轟洋介のオタク」への配慮に随所に満ちていた。

        • 轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る⑤

           ①HiGH&LOWの世界の外、そこは荒地の果て。  そしてついに『HiGH&LOW THE WORST』が、前日譚『HiGH&LOW THE WORST EPISODE 0』を引きつれ、あらわれた。  筆者は当初、見たものがまったく信じられない思いだった。  映画は、ドラマは、HiGH&LOWは誰よりも轟洋介の話をしていた。  轟洋介の話ばっかり、といっても過言ではない。  そのうえ轟は勝って勝ってかちまくった。  なんとも言えず『負けない轟洋介』はうれしいのだが、だが

        『ホトトギスって何?食えんの?』(下)解答編

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        • 『ホトトギスって何?食えんの?』
          2本
        • 轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る
          6本

        記事

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る④

           ①二人で走る時間が永遠に続けばいい。  ここまで読まれた読者諸兄姉は、さすがに筆者の気味の悪さに驚かれたことと思う。  オタクはしばしば主観的な長文「怪文書」を書くが、それをそのように自虐するだけの客観性がある。しかし、これほどボリュームのある客観性なき『怪文書』は、事実として稀なことではないか? しかも、その目的は「感謝」だと言って譲らないが、感謝は何万文字読んでもはじまらないという。  筆者は『轟洋介の限界オタク』などと書いてしまったが、これはおそらく筆者固有の問題で

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る④

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る③

             ①オタク、オタクがむき出しになる。  卑怯な手段をとることさえ厭わずに自分のための喧嘩をする男、それでいて村山良樹に負けた轟洋介が好きだ。  筆者はオタクとして、HiGH&LOWとの関わり方を大きく変えはじめていた。ついに最後の変貌を遂げようとしていたのである。それはこれまでの、自分は傷つかずに好き勝手言う批評家ヅラの立場とはまるで違う。もはや批評どころではない。迸る身勝手な感情に身を任せ、ご覧の通り『轟洋介の限界オタク』になったのである。  ②HiGH&LOW

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る③

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る②

           もうお気づきかと思うのだが、この稿の目的はHiGH&LOWや轟洋介の魅力を情熱的にプレゼンすることではない。感動の共有でも考察でもない。筆者の私的な記録にすぎない文章だ。「な、なぜこんなものを…(しかも長いな…!?)」と不安に思われる向きもあるだろうが、しかし目的はタイトル通り感謝であり、書かれることは感謝に至る道筋である。安心してほしい。 ①世界はいつも難しいが、HiGH&LOWの世界はひときわ難しい。  HiGH&LOWと筆者がいつでもうまくいっているわけではない。

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る②

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る①

           ①人は皆いつかHiGH&LOWを知る。  2016年に公開された「HiGH&LOW THE MOVIE」でHiGH&LOWを知った。  きっかけはただたただ演者が「ハイアンドロー」というだけのCMだ。内容の紹介は一切なかった。一見さんお断りすぎるEXILEの世界が、強烈な印象を残した。  それなのに2016年の夏には海外旅行中で家をあけていた友人の家に集まり、同士と朝までHiGH&LOW(ドラマ版シーズン1)を繰り返して見ていた。気がついたら朝だった、という夜が繰り

          轟洋介のオタク、HiGH&LOWへの感謝を大いに語る①