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空想の中の幸せ

カウンセリングというものを受けた。これまでの自分についてあれこれを聞かれて答えた。

答えていくとだんだんと頭がポワンとしてきて無意識の領域に踏みこまれている感じがした。

掴めるはずのないものが先生の質問に誘導されてひとつの結論へと向かっていく。その作業は嫌じゃなかった。

終わってから現実の頭に戻ると疲労がどっとやってきた。どこか清々しく、今までを肯定できた気持ちになった。


話は変わって、着飾る恋には理由があってをみた。横浜流星のお芝居が好きで、前は真っ直ぐな姿勢や体の動きの型(空手をやってたから?)が好きだった。今回は繊細な芝居がすごく上手いと感じる。

表向きはマイペースであっさりして何を考えているのか分からないのに、実は主人公をとても好きで傷つくのも傷つけるのも怖いから上手くそれが表せない。

主人公のことを思って身を引こうとするシーンでは、目に涙を浮かべて言葉とは裏腹な表情になる。捨て犬の目だ。

ああいう表情を漫画の中以外で見たのは初めてだ。空想の中でしか作れないようなキャラクターを現実に作っている。


最後に大好きな漫画の話し。

夏に映画が上映されるハニーレモンソーダの最新刊。

三浦界がカッコいい。

奥さんが仕事で遅くなっても起きて待ってるとか、朝は先に起きてコーヒー淹れてくれてるとかはイヤ。

早くに帰るから一緒に映画見ながら寝て、起きたら隣で寝ているのがいい。

これが現代の奥さんに求める理想像であって欲しいことなんだなっと感じ入る。

映画見ながら寝落ちは着飾る恋でもやっていた。想像したら悪くないなと思った。


空想の中にいると、無限に世界が広がる。感情が波にのっていく。そちらの方が真実に近づくことがある。

現実はどこか淡々としていて無機質だ。だからか漫画や小説やドラマを見て心を重ねている。

空想の中で現実の幸せがより輪郭を増して見える瞬間がある。だからこそ、どちらも必要なんだと思う。




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