本屋大賞2023発表を受けて
今年の本屋大賞発表式を見て、
ワンワン泣いてしまった。
それは、先日雑誌で凪良ゆうさんのインタビューを読み、
人となりや考え方に刺激を受けていたことと、
発表式での言葉選びが素敵でグッと来るものがあったからだ。
雑誌でのインタビューでは、今回受賞した作品についてと、
凪良ゆうさんの経歴を話されていた。
その中で、こころを打たれたのが、女の人は周りの人を利用してでも(言い方は悪いかもしれないが)将来働ける力をつけておくことが大事だということだった。
(例えば周り、旦那さんや親などにお金を出してもらって資格を取るとか。なんでもはじめはお金がいるし、すぐに収入には繋がらないからと。)
主婦には主婦なりのモヤモヤがあって、働いていないことで苦しく思うことがあることを、凪良ゆうさんはよくわかっていた。
そして、それを言葉にできる人だったので、読んでいて救われた。
自身が、書くことに夢中になっていき離婚を選択することになったことなども赤裸々に綴られていて、読み入った。
苦労された中で、自分の信じた道を生き小説を書いているのだなと感じていたので、受賞のことばがより胸に響いた。
早く本の方も読んでみたいな。積読本がたくさんあるので、そちらもどうにかしたいけれど、今すぐにでも読みたい。
あと、今年は本屋大賞が20周年ということで、
これまでの受賞作やノミネート作がまとめられた冊子が今日から
書店に並ぶそうなので手に入れたい。
本屋大賞と言えば、わたしの中では好きな作家伊坂幸太郎さんが
よくノミネートする賞だという印象だった。
そのおかげで第1回の時から何となく知ってはいたけれど、
それがどんどんと大きな話題になる賞になっていくのを肌で感じて、
何だか感慨深いものがある。
HPには、これまでに大賞を受賞した作家さんの「本屋とは」について
書かれたメッセージが書いてあり(冊子にも載っていた)
読み応えがあった。
今はまだ短期間でたくさんの量の小説を読んだり、
購入したりはできないけれど、
いつかは発表までに候補作を全部読み切って、
授賞式を見守ってみたいななんて思う。
※今回受賞にはなりませんでしたが、本屋で候補作品の中からビビッときて購入した、青山美智子さんの「月の立つ林で」もまだ途中ではありますが、美しいです。他の作品も読んでみたくなりました。
※補足※
後日冊子を手に入れました!
その年のニュースと照らし合わせて候補作や受賞作を確認するのも楽しいです。
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