浜松男女共同参画推進協会

浜松市を拠点に男女共同参画、ジェンダー平等、女性活躍推進などの課題に取り組むNPO法人…

浜松男女共同参画推進協会

浜松市を拠点に男女共同参画、ジェンダー平等、女性活躍推進などの課題に取り組むNPO法人浜松男女共同参画推進協会。浜松市男女共同参画・文化芸術活動推進センター(あいホール)の管理運営を担っています。WEB:https://danjo-hamamatsu.jimdofree.com/

マガジン

  • お知らせ

    協会からのお知らせです。

  • はままつの「生理」を学ぶプロジェクト

    2021年5月。『はままつの「生理」を学ぶプロジェクト』を発足しました。適宜情報発信していきます。

  • [浜松百撰コラム]浜松ジェンダーラボ(再掲)

    浜松市民に長く愛されているタウンマガジン『浜松百撰』にて、浜松男女共同参画推進協会 理事の近藤佳美が、2022年1月から12月までの1年間書き続けたコラム「浜松ジェンダーラボ」を再掲載します。

  • ホワイトリボンラン浜松

    「WHITE RIBBON RUN」浜松拠点事務局です。毎年、国際女性デーに合わせてチャリティランを開催します!

  • 前理事長 井出あゆみコラム(全10回)

    井出あゆみ前理事長のコラム。男女共同参画社会への思いや日々の活動についてつれづれにつづっています。(2021年3月末終了)

最近の記事

「ジェンダーめがね」「恋愛キョリ測」の商標を取得しました!

この度、当協会が出願していた「ジェンダーめがね」および「恋愛キョリ測」について、特許庁にて登録商標として正式登録されましたのでご報告申し上げます。 その1>「ジェンダーめがね」 【登録番号】 商標登録第6743967号(T6743967) 【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】第41類 【商標権者】 特定非営利活動法人浜松男女共同参画推進協会 その2>「恋愛キョリ測」 【登録番号】 商標登録第6743966号(T6743966) 【商品及び役務の区分並びに指

    • 当協会の紹介パンフレットができました。

      当協会の案内パンフレットができました!! 作りたいとは思っていたのですが、なかなか手つかずで・・・。 画像をクリックしていただくと、拡大してみることができます。

      • 全国女性会館協議会第16回事業企画大賞「事業企画大賞」受賞しました

        R3年度から実施している「はままつの『生理』を学ぶプロジェクト」が、この度、全国女性会館協議会 第16回事業企画大賞「事業企画大賞」を受賞しました。 先日、全国女性会館協議会全国大会(会場:川崎市男女共同参画センター(愛称 すくらむ 21))にて、表彰式が執り行われ、当協会理事長の道喜道恵が表彰状を受け取り、受賞のプレゼンテーションをしました。 ◇全国女性会館協議会WEBサイト https://j-kaikan.jp/jigyou/awards ◇はままつの「生理」を学ぶ

        • 「イヤ!」という練習

          \浜松ジェンダーラボ/⑫ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年12月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 「イヤと言う練習」というのがある。 輪になって、ボールを投げる。ボールを受け取った人は「イヤ!」と言い、違う人に投げ返す。暴力に対して声をあげる練習だ。 女児たちはイベントでは楽しんで「イヤ!」と言っていたが、学校では仲良しグループで自分がしたくないことを誘われても、絶対イヤとは言えないとのこと。仲間外れになるのが怖いし、

        「ジェンダーめがね」「恋愛キョリ測」の商標を取得しました!

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        • お知らせ
          7本
        • はままつの「生理」を学ぶプロジェクト
          6本
        • [浜松百撰コラム]浜松ジェンダーラボ(再掲)
          13本
        • ホワイトリボンラン浜松
          2本
        • 前理事長 井出あゆみコラム(全10回)
          11本
        • イベントのご案内
          4本

        記事

          配偶者をなんと呼ぶか問題

          \浜松ジェンダーラボ/⑪ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年11月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 夫、妻、主人、家内、旦那、嫁…。 配偶者の呼び方はいろいろ。 文化庁の23年前(平成11年)の調査では、配偶者を女性の約75%が「主人」、男性の半数が「家内」と呼んでいた。当時は共働きと専業主婦の家庭が半々くらい。主人、家内がしっくりくる時代だったよう。 そして今、一番多いのは「妻」と「夫」。 「主人」や「旦那」は言葉に上

          配偶者をなんと呼ぶか問題

          女性専用車両

          \浜松ジェンダーラボ/⑩ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年10月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 昨夏、人権がテーマのポスター展で気になる作品があると連絡を受けた。 その作品は、浜松駅のホーム上で険しい顔の男の子。目線の先には、女性専用車両で楽しそうに話をしている女性たち。キャッチコピーは「男女平等?平等って何だろう」。 作者は小学生。作品からは女性専用車両は男女平等ではないのでは?というメッセージを感じた。 女性専用

          大黒柱バイアス

          \浜松ジェンダーラボ/⑨ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年9月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 親戚同士の食事会で久しぶりに従兄弟に会った。 近況を聞くと、5年以上同棲している相手がいるとのこと。そして「結婚するつもりはあるけれど、まずは僕の収入が安定してからかな」と。ん…?! 内閣府が令和3年に実施した調査では「男性は仕事をして家計を支えるべきだ」という質問に対し、男性の約5割が「そう思う」「どちらかといえばそう思う」

          モヤモヤで立ち止まる

          \浜松ジェンダーラボ/⑧ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年8月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 大学生の女の子たちとジェンダーとキャリアについて話す機会があった。 「家事も仕事も縁の下の⼒持ち」という言葉に、共感する学生と共感しない学生がいた。共感する学生は「誰かがやることだし、そういう存在も必要だから」と言う。共感しない学生は「仕事にやりがいを求めているので、この言葉は補助的な感じがする」と言う。 彼女たちからは、「

          モヤモヤで立ち止まる

          80㎝、85㎝、90㎝に潜む高さの理由

          \浜松ジェンダーラボ/⑦ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年7月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* キッチンの吊り戸棚、蛍光灯の取り換え、一人でいるときにブレーカーが落ちてしまった時…。 日常生活のなかで女性は高さで困ることがいろいろある。 一方で男性も日常生活の高さで困ることがあるらしい。 例えばキッチンのシンクの高さ。 夫は洗い物をする度に腰が痛いと言う。 測ってみると、我が家のシンクの高さは80㎝だった。 男性でも使

          80㎝、85㎝、90㎝に潜む高さの理由

          走ろう。自分のために。誰かのため

          \浜松ジェンダーラボ/⑥ 浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年6月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 健康のためにランニングを始めた。 「趣味はランニング」と話していたら、大して走れないのに全国規模のチャリティラン<ホワイトリボンラン>の浜松拠点の担当に。 主催は国際協力NGOジョイセフ。<ホワイトリボン>はもともと女性の健康と権利を伝える国際的なシンボル。世界では1日約800人の女性が妊娠や出産で命を落としている。 多くは途

          走ろう。自分のために。誰かのため

          令和の夫は「留守」じゃダメ

          \浜松ジェンダーラボ/⑤浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年5月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 「亭主元気で留守がいい」というCMがあった。昭和だった。 令和の今は、亭主は留守では困る。 例えば育児。昨年の男性の育児休業取得率は12.7%と過去最高だが、希望しても取得できなかった男性も約4割。あいホールの講座でも「会社には育休を言い出しにくい」という夫たちの声をよく聞く。 今年は改正育児・介護休業法が段階的に施行される。

          令和の夫は「留守」じゃダメ

          スカートの下のジャージ

          \浜松ジェンダーラボ/④浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年4月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 浜松に住み始めて気になっているのが、制服のスカートの下にジャージを履く女子学生たち。 彼女たちを見かけると、タレントのSHELLYさんの話を思い出す。 SHELLYさんは学生時代にスカートが大嫌いで、制服のスカートの下にジャージを履いて登校していたそう。男女が明確に区別される制服に「こういう小さなことから男の子と女の子は求められて

          スカートの下のジャージ

          かけっこから考えるオリンピック

          \浜松ジェンダーラボ/③浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年3月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 先日、小学生の女の子が話してくれた。 かけっこで男子より早く走ったら、同級生の男子から「女のくせに生意気と言われた」と。 「男は女より強くあるべきだ」というジェンダーの刷り込みを今どきの小学生も受けていたことに驚いた。 競技スポーツは歴史的に男性のものだった。 特に陸上競技は、肉体の限界を極め、顔を歪めて汗をかく姿から、女性には相

          かけっこから考えるオリンピック

          生理ブームがやってきた

          \浜松ジェンダーラボ/②浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年2月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 今、第3次「生理ブーム」がきている。 第1次は月経(生理)を不浄視する慣習を公に廃止した明治時代、第2次は日本ではじめての使い捨て生理用品「アンネナプキン」が登場した1960年代。第3次の今は、漫画「生理ちゃん」の人気をきっかけに生理をよりオープンに語り、みんなで生理を知ろうという波がきている。 テレビでは生理に関する番組が急増

          生理ブームがやってきた

          「男らしさ」「女らしさ」より、「自分らしさ」を大切に

          \浜松ジェンダーラボ/①浜松男女共同参画推進協会 理事 近藤佳美 [浜松百撰コラム] 2022年1月号掲載 (出所)浜松百撰 ******* 「男の子はブルー、女の子ピンク」 「男は理系、女は文系」 「男は仕事、女は家庭」。 これらは社会が作り上げた男性像や女性像(ジェンダー)を表す言葉だ。 男の子はミニカーを、女の子はお人形をおもちゃとして渡され、社会が求める「男らしさ」「女らしさ」を刷りこまれていく。なかには自分が望んでいることも「男/女だから」からと自制することで

          「男らしさ」「女らしさ」より、「自分らしさ」を大切に

          [浜松百撰コラム]浜松ジェンダーラボ、アーカイブ読めます。

          浜松市民に長く愛されているタウンマガジン『浜松百撰』にて、浜松男女共同参画推進協会 理事の近藤佳美が、2022年1月から12月までの1年間書き続けたコラム「浜松ジェンダーラボ」を再掲載します。 掲載許可をいただいた「浜松百撰」のみなさま、ありがとうございます。 掲載コラムタイトル一覧

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