トレーナーで生きていく・独立編 vol.1
フリートレーナーの独立に必要なノウハウを物語調でまとめました。HPの運用方法、サービスの企画立案が物語で学べます。
【 ここでの独立は 】
トレーナーがジムやスタジオで雇われている状態から離れ、自分で仕事が取れる仕組みを作り、整え、月収入が100万円以上になる事をゴールとします。
【 具体的なスキルとして 】
◉WEBマーケティング
◉リスティング広告
◉SNS
を、使った集客方法が身に付きます。
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第1話「集客方法がわからない。」
パーソナルトレーナー2年目の”鈴木ユウタ”は悩んでいた。
「あーあ、今日もジムで3時間も営業頑張ったのに仕事が取れなかった。ホームページ作ったけど全然問い合わせ来ないし、SNSやってるけど見られてる気がしない。俺はいつまでこのままなんだ。。。」
ユウタは現在27歳。
5年前就職活動に失敗し、専門学校の時にアルバイトをしていたスポーツジムでアルバイトからフリーのトレーナーへ転向した。
アルバイトの時は持ち前の元気キャラで先輩にも後輩にも好かれ、お客さんからも人気があった。
しかし、フリーの世界では誰からも好かれる性格が逆に障害となってしまっていた。身動きが取りずらい。自分を好いてくれる人に営業がしにくいのである。
ユウタなりに考え、ジム以外の場所でお客さんを獲得する為にホームページも作った。拡散するためにSNSにもチャレンジしてみた。しかし上手くいかない。
「今日はもう営業やめだ。トレーニングして帰ろう。」
ユウタはそう決めて、働いているジムのフリースペースに向かった。
いつものようにベンチプレスを使おうとしたが、先客がいる。自分と歳の近そうな男性だ。
(少し待つか。。)
ベンチプレスの隣でストレッチをするユウタに、ベンチプレスの利用者が声をかけた。
「あ、すんません、補助ついてくれます?」
人懐っこい関西弁訛りだ。
笑顔で声を変ける男にユウタは少し驚く。
「あ、はい良いすよ。全然良いすよ。」
そんな形で男とゆうたは出会った。
結局、交代で補助し合う事になりお互いの事を話し合うまでの仲になる。
リョウ「オレ、”森 リョウ”ゆうねん。こう見えてパーソナルトレーナーやってる。30歳や。」
ユウタ「えっ、ホントですか?俺もパーソナルトレーナーやってるんです。ここのジムで働いてます。」
リョウ「あっ、そうなん。ただでやってもろてごめんな。今休憩中だった?」
ユウタ「え、ええ、いや良いんです。今日は予約がないんで営業にきたんですけどさっぱりで。。もうなんか気分変えようと思って。」
リョウ「なんやそうか、そんなんやったら俺に話してみ。商売やったら相談乗ったるよ。」
ユウタはなぜか涙が出るのをグッと堪えていた。今まで誰にも相談ができなかったからだ。
ユウタは話した。ホームページを作ったけど効果がない事、SNSをやっているけど見られていない気がする事、これからどんな活動をしていけば良いのか悩んでいる事。
結局悩みを話すだけで、全身のトレーニングを終えてしまったが話は終わらない。
リョウ「なるほど、ようわかった。そしたらユウタくんこれから暇?パソコンないと説明しずらいから俺のうち来れる?今日中に未来変えたるわ。」
ユウタ「え、良いんすか?是非お願いします!」
ロッカーに向かうユウタの後ろ姿は希望に満ちていた。
横を歩くリョウの後ろ姿もまた希望に満ちていた。
数年後、この二人が世界の健康システムに革命を起こす事はまだ誰も知らない。
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