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車でコロラドに行ってきたよ③ユレイ編

おじさん達はちょい山の中に住んでいて、スマホの電波もないので、私にはそこがなんていう名前の街と呼ぶのかわからないのですが、近くにあるのはユレイ(Ouray)という街。
訪れるたびに家が増えて栄えてきている気がする。
とはいえ、Covidによって、リモートワークが進んだためか、最近はアメリカのどこに行っても、家が増えてるっていうか、みんな都会から外に出て、自分の家を持ちたい感じ?



久しぶりにきたおじさんのうち。
出迎えは七面鳥でした。。。


七面鳥って私が思っていたより大きかった。
サンクスギビングとかクリスマスで頂いてるやつより全然大きい。
あ、ごめんターキー、みんなに愛されてるのに。ローストされてる子達と比べて。。。だって他に七面鳥、知らなんだ。。。

そしてカラフル!
ターキーって、ピンクとブルー、光沢あるブラックで出来てたんだね。
おばさんが言うには、去年10羽くらいの七面鳥がこの辺りに現れて、彼以外はいつの間にか居なくなったらしい。残った彼は、ここら辺3軒くらいの家の庭(結構な広さ)をナワバリに生活している様子。みんなで暖かく見守っているそうで、別に人間に攻撃してくる気配は全然なく、クワっと鳴いて挨拶されました。初めてターキーの鳴き声聞いた。
私達の古め光沢無しのピックアップトラックは、ターキーがグルグル回ってチェックした結果許されてました。が、後から来た、ダッドの車がピカピカなので、そこに映った自分に向かって敵意剥き出しだった。カッカッって言う音がして、見に行くと、車に映った自分に向かって嘴で攻撃してて、「キャー、車のボディに傷がー!」となったので、慌ててダッドの車にカバーをかけたのでした。

7年前、おじさんのうちに勝手に居着いた、大きくて美人なハチワレ猫(♂)は、蛇や鼠などを狩ってはお土産に持って来てくれる、気遣いの出来る狩人なのですが、ターキーには我関せずのようで、お互い別の道を歩いていました。よかった、よかった。

久しぶりに会ったおじさんとおばさんは、前回会った時より元気で、会いに行ってよかった!この辺りは冬の雪がすごいそうなので、冬は閉じ込められちゃうこともあるみたい。何年か前には、街の向こうで、右の山から始まった雪崩が、下まで流れて左の山に50m位登っちゃうほどの大雪で、道路もダメになっちゃったりして、大変だった、と。自然の凄さを感じる場所。

さて、秋が訪れはじめたユレイの街の中では、木から落ちた林檎を食べに来た子連れの鹿が、モリモリ食べて酔っ払ってました。
なんでも木から落ちた林檎は、地面で勝手に熟してアルコール成分が生み出されていた様子。それを食べて酔っ払う鹿。気持ちよく酔っ払ってるならいいよね。

翌朝、同じ場所に熊の糞が置き土産してあったので驚く。ここはそちらの世界で有名な飲み放題のスポットかな?

ユレイには、街をぐるっと回るハイキングコースや、車でちょっと登って山の中を歩くコース、ガチに登るコースなど、自然を楽しむさまざまな場所がありますが、簡単なのはこちらの滝を見るお散歩コース。

ここはCascade Fallsという滝で、すぐ近くまで車でも行けるし、街から歩いて行ってもよい。冬は凍って、アイスクライミングが出来て最近人気。私はアイスクライミングしないので、詳しくは存じ上げませんが、その人気のおかげで、街にホテルやB&Bが増えてます。

ユレイは山から来た氷河が削ってできた街なので、横から見たら(?)U字型。川のように削れてできたらV字型になる。このため街は坂道が多いけど、中央はいい感じに平らの部分があって、そこがメインストリートです。

街の中には、ビール醸造所(Brewery)が何件かあって、バーやレストランがついてるので、散歩の後には、美味しい地ビールで乾杯できて最高!
私達は2ヶ所行って来たよ。どちらも美味しかったけど、アンバーエールが私好みでした。
それから、雑貨屋さんに、コロラドで有名なハニーベルっていうところの蜂蜜が売ってたので嬉しくて買いました。私達が好きなのは、チョコレートハニーと、マウンテンピーチハニー!他にもいろんな味があって、ベリーソースとかも美味しい。
1番欲しかったのは、ハニーウイスキーだったのですが、まさかのそれも酒屋の棚に並んでた!ユレイ最高か。。。
私はスモーキーなウイスキーより、甘さがあって、濃厚すぎないのが好きなので、ハニーウイスキーは私向き。うちに帰って、ロックで飲もう。いや、呑まれよう!
帰りにハニーベルの店舗に行こうと思ってたので、ここで出会えて幸せ。
美味しいものがそこらじゅうに溢れてて、世界は素晴らしい!


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