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QOLが改善したその先にADLの改善がある

だんご院長です。
手芸業界ではほとんど耳にすることは無かったのですが、
介護業界ではQOLやADLという言葉をよく見聞きします。

ボクは、日本人なのにやたら横文字使いたがる人が苦手で、
QOLとかADLも、できれば深入りしたくないところですが、
流石にそうも言ってられんだろうということで調べてみました。

QOLは、クオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)の略称で、
日本語では、生活・人生・生命の質(3つの質)などと訳されます。
その人らしく生きる(生活する)ことが幸福や満足につながるという
価値観です。

一般的に、そのQOLに影響を与える要素として、
肉体的要素・・・運動量が落ちる・体が痛む・身体機能が低下する
精神的要素・・・気分が落ち込む・認知機能が衰える・意欲が低下する
社会的要素・・・身の回りの人との関係が悪化する
経済的要素・・・収入が不安定になる
が挙げられます。

当たり前田のクラッカーですが、そんなもん
肉体、精神、社会、経済の状態が悪くなれば、身体だけではなく、
心にも大きなストレスや負担を感じるでしょうから、
当然の結果としてQOLの低下につながりますよ。

ADLは日常生活動作(Activities of Daily Living)の略称で、
日本語では、日常生活を過ごす上で必要な基本的な動作などと訳されます。
食事や排泄、更衣・整容、移動、入浴などを指します。

当たり前田のクラッカーですが、
ADLが低下するということはQOLが低下しているということですし、
QOLが向上すればADLも向上するでしょう。

QOL向上のためにだんご治療院ができること

ここでのポイントは、
ボクの立場、価値観だけで考えて寄り添おうとするのではなく、
どれだけ利用者さまの立場になることができるか?だと思います。
難しいんですけど。

①利用者さまとしっかりコミュニケーションを取って、
ご希望や目標をお聞きしてお気持ちに共感を示し、
その内容はご家族の方と共有するようこころがけます。

②利用者さまの微妙な変化を察知するために、
実際に身体に触れるあん摩マッサージ師が感じる印象と
ボクたち営業側が持つ印象を共有するようにこころがけます。

③排泄や入浴などのお手伝いするのはホームヘルパーさん、
リハビリは理学療法士、医療的なことは看護師など、
利用者さまに関わる他職種の方との連携をこころがけます。

④何ができて、何ができないかを把握し、
自分でできることはなるべくご自身でやってもらい、
介護過多に陥らないようにこころがけます。

QOLの向上無くして、ADLの向上無し。たかがQOL、されどQOL。

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。


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