4.ミニシアターに行きたい
旅先で映画をみるというたのしみ方
誰かと行きたい映画館
ずばりそれは、ミニシアター
そして、旅先であるということ。
梶原さんのこのインタビューを聞いて、
わたしは、旅先で、全国のミニシアター巡りがとてもとてもしたくなったのです。
今まで映画館って誰かと行く必要ある?くらいに思っていたのですが、
誰かとみた旅先での映画は、映画をみるということだけではなくて、さらに付加価値がついた思い出になるんだなと。
最近わたしは、Engawa Films Projectの方々がつくられた「東京ランドマーク」という映画の舞台挨拶でミニシアターを訪ねたり、
俳優の井浦新さんのXをウォッチしていると、
この方ものすごくミニシアターに足を運ばれていて、
全国にこんなにも素敵なミニシアターがあるんだと知りました。
そして街に興味があって、
これは今泉力哉監督の「街の上で」を見てからなのですが、
人が集まることで街がつくられて、
街よって集まる人もまた違ってきたり、
ひとつの街しか知らないと同じような人にしか出会えなんじゃないかとか、
わたしが出会ってきた人なんてごくごく限られた人で
ほんの少しちがう街には、その街に集まってきた全然感覚と違う人がいるんじゃないだろうかとか、そんなことを思うと、
いろんな街に、行きたくなりました。
映画館を通して街をみる。
だれかと行くことによってその人の気づきや感じることを共有したりして、
ひとりだと見えないものが見えたりするのではないだろうかと、思うのです。
今まで行ったことのあるミニシアターをすこし紹介します
シネマ尾道(広島)
セブンルールという番組で、
シネマ尾道支配人の河本清順さんのことを知りました。
上映する映画は、河本さんが見てから決められていたり、映画や映画館に対する姿勢や思いがこんなにもある方がつくる映画館って素敵に違いないと、尾道に行きました。
出町座(京都)
「BLUE GIANT」をみたのを覚えています。
すごく一体感のある映画館だと思いました。
出町柳には、出町ふたばっていう行列のできる和菓子屋さんや、活気のある商店街、下鴨神社などまさに立体的な体験ができるところではないでしょうか。
第七芸術劇場(大阪)
ミニシアターは、
舞台挨拶を通してだったり、
映画をつくるつくり手の思いとか、
映画館を守っている人の思いとか、
映画を好きな人の思いとか、
そういった人を感じられるところだなと思いました。
横川シネマ(広島)
たまたまひとり旅中に歩いてたら見つけて「辰巳」をみた横川シネマです。
ミニシアターって、チケット買う時に座席選ばないところが多いんでしょうかね。
入ってどこに座ろうって迷いながら、それも楽しいですよね。
旅の目的のひとつに
ミニシアターに行くというのが加わり、
わたしはとてもわくわくしてします。
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