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転職でやっちゃアカン!シリーズ~「転職回数が多い人の、面接見送りになる転職理由の答え方」

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。
最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。
これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。

前回は、「転職でやっちゃアカン!シリーズ~「30代の転職」に失敗してしまう人の特徴」を投稿しました。ぜひ、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

今回は、私も実際に当てはまるテーマなのですが、転職活動を行っている友人からぜひ書いて欲しいと頼まれたテーマで書かせていただきます。

それは、転職回数が多い人の、面接見送りになる転職理由の答え方」です。これはなかなか答えが見出しづらく考えさせられるテーマでした。あくまでも私の見解は一意見として、ポイントとしては企業目線である事を軸に、共感してもらえる部分が少しでもあれば幸いだなと思いますので、先にお伝えをさせていただきます。


1.企業が気にする転職回数のボーダーライン

結論から言いますと、転職回数が多いのは第一印象でマイナスに捉えられることがほとんどです。実際、知人の転職エージェントとも情報交換をしたことがあったのですが、20代で5回、転職をしていると「転職理由が気になる」そうです。そしてエージェント側も、企業に提案しづらいという烙印を押されやすいと聞きました。また、在籍年数が2年未満での転職が続いている場合も「転職理由」を企業は確かめたくなるそうです。他の記事でも何度も触れていますが、企業は利益追求が目的で活動しているため、入社後の「定着」と「活躍」を人財に求めています。早期退職が一番のロスだからです。そのため、企業は転職回数を気にするという背景を知っておいてください。「うちの会社では長く働いて育ってくれるかな」と気を揉んでいるのです。

2.転職回数が多い事を肯定し、反省する

意外にも多いのですが、面接において企業の面接官から「転職回数が多いですね?」と触れられた際に「いえ、私は多くないと考えております」や「いえ、そうではありません」と否定的に答える方がいます。この答え方はNGです。理由は大きく2つです。

・企業は転職回数が多いと判断しているからあなたに聞いているため、否定する事で自己分析が足りない、認識の甘い人という印象を与えてしまう
・入社後も、正当化して早期に退職する人なのではないかと不安にさせてしまう

実際、私も転職を6回している身なので、この質問はいつも壁に当たっていました。面接対策の練習や動画を見て勉強し、本番で実戦を積んできて大切だと感じた事は、「まずは転職回数が多い点に関しては反省する」ことです。企業目線で話していく事がポイントで、早期退職が企業に大きな損失を招いているという事が分かっているかどうかで、印象が変わるからです。「継続できなかったことは、私の入社前の確認不足や、認識の甘さが原因であったと考えております」と、まずは反省の弁を述べると良いのではないかと思います。

3.これまでの転職で得てきた事や決意を伝えていく


そしてここポイントになります。

今までの仕事で得たこと、気づきや教訓を武器にする

私はほとんどのキャリアが営業経験のため、営業職での例えなってしまいますが、回答例を下記に書いてみました。

「私は1社目で新規開拓営業、そして2社目では電話営業を経験しましたが、いずれも定着する事ができませんでした。しかし新規開拓営業のおいては1日50~60件を訪問することにより、断られる恐怖をずいぶんと克服する事ができ、電話営業においてもテレコミュニケーションに慣れる事ができました。電話営業は相手の顔が見えないため、対面以上に話すスピードや感情をこめて話す意識が重要であると経験したことにより学ぶことができました。御社においては、両面の営業スタイルを併せ持ちテレアポから商談までじっくりとお客様と話せるスタイルのため、2社の経験を活かす事により活躍できるのではないかと考えたためです。もちろん、継続して力になる事が大前提です。御社に入社後は、数字にするためのアプローチにこだわり周囲の方々の力もお借りしながら継続し、貢献できるよう精進して参ります」と答えるなどです。
大小問わずなんでもいいです。前職での気づきや学びを見つけましょう。それを糧に、今後は活躍できる自分になっていく事を目指しますと決意表明していきましょう。「自分の経験を肯定することができれば、全ての経験は武器になる」これは、20代前半の時に転職エージェントの方から贈られた言葉です。格言だなと思います。
捉え方次第で、転職回数がネックにならなくなります。むしろ、これからは転職の時代だと考えております。スキルを身に付ける事が前提ですが、活躍の場を変え、自分の幅を広げていく働き方ができた方が有利です。あなたの会社がいつまでも安泰という保証はありませんので、ぜひ、転職回数が多く不安な方は、ポジティブに肯定的に捉え、弱みを強みに変え、「御社では今度こそ、活躍してみせます」という決意を伝えていきましょう。

次回は、「名著『働き方の損益分岐点』から学ぶ、上手な転職について」綴っていきます。お楽しみに。


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