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『働き方の損益分岐点』から学ぶ、上手な転職について

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在32歳。人生100年時代に仕事もプライベートも長く現役で楽しみ、いずれは多くの人に火をつけるきっかけを与えていくというとビジョンを掲げています。

最近は自身の転職エージェントの活動や自分の実体験、職業紹介からのシェアをブログに纏めています。

これからの時代、企業寿命の短命化や少子高齢化に伴う定年制度の限界などから、いつでも転職できる「転職能力」が求められると考えており、転職能力を身に付ける人の輩出に寄与する事により社会貢献に繋がると信じ、できる範囲から情報発信を行っています。

前回は、転職でやっちゃアカン!シリーズ~「転職回数が多い人の、面接見送りになる転職理由の答え方」を投稿しました。ぜひ、こちらも読んでいただけると嬉しいです。

今回は、ある働き方・お金の考え方について分かりやすく書かれた名著『働き方の損益分岐点』の紹介を交えながら、
上手な転職の仕方
について触れていきます。


1.『働き方の損益分岐点』について

まず、『働き方の損益分岐点』について簡単に紹介いたします。
一言で言うと「給料の仕組み」と「給料の本質」が分かりやすく書かれており、私が働き方を大きく見直す事になるきっかけとなった本です。
給料は、労働者が明日も同じように働けるよう「再生産コスト」もして支払われているという点がポイントで出てきます。
つまり、会社員の給料は必要最低限しかもらえない、年功序列制も、やがて家族ができ子供が生まれ、養っていくための必要最低限コストとして支払われます。必要最低限なため、豊かになるほどの金額はもらえない。
そして「従業員」としてベルトコンベア式に決まった事を繰り返す、言われた事をミスなくこなすというルーティンが多く、多くが「時間を切り売り」する肉体労働なため、数年すると社会人としてのスキル・成長率は鈍くなりがちな働き方の中に多くの人がいる事に直面しました。
良い悪いはないですが、私はこれを知り「自分が大きく望むなら、仕事のフィールドを見直し、広げていきたい」と思うようになりました。

2.日本とヨーロッパの、休日の捉え方の違い

面白いのですが、日本とヨーロッパでは「休日」の捉え方が大きく異なります。
結論から言いますと

日本→休む
ヨーロッパ→遊ぶ

なのだそうです。
日本は肉体労働、ヨーロッパは知能労働という考え方の違いから来ているそうです。
明日も同じように働くために、平日の激務ですり減った心身を休ませる、つまり仕事のために休むという考えが日本の「休日」、ヨーロッパでは「知識やスキルを身につけ、積み上げていく」という考え方なため、仕事以外の時間は「遊ぶ」という価値観だそうです。

3.スキルや経験を積み上げる転職を

これについて触れた記事を過去に書いておりますので、そちらも読んでいただけたら嬉しいです。

https://note.com/dandism56/n/nd478aa2d1e5b

これも結論から言うと、
自己成長のためには、経年劣化しづらいスキル積み上げが必要であるといえます。会社員の仕事は労働対価収入なので、長く働けば働くほど収入は増えます。残業や休日出勤などがそれに当たります。
しかし手元にお金は残っても、身につけたスキルはどうでしょうか?どこへ行っても通用するでしょうか?大半のスキルは、その職場の外を出ると通用しないものが多く、慣れによって成長幅も小さくなりがち。年齢を重ねていけば体力も落ち、休息も体が持たないでしょう。
そういった状態で仮に転職をしても、またイチからのスタートとなり給料が下がりやすいのです。
せっかくでしたら、今までの経験を付加価値にして、アピールできるようにしておきたいですよね。
そこで、ポイントになると考えられるのが、スキルや経験を積み上げる転職です。いかに今まで身につけた知識やスキルを蓄積し、土台を高くしていけるか。ベースアップです。
どの時代も大切で廃れにくいものの例としては、営業力、会計力、法務、編集力です。

営業力→売り手も買い手も人間同士だから
会計力→どの企業にも存在し、収支は必ずあるから
法務→社会は法律・ルールを基に成り立っているから
編集力→掛け算し、コラボしていきやすいから

土台を高くし、ほとんどジャンプしなくても手が届くようなイメージで蓄えていけると、働き方や時間にゆとりや余裕がもてるようになってくるのではないでしょうか。
私も昨年、転職をした際は「経験業界」「業界知識」などで市場価値も考えた結果、
経験を活かせる同業界への転職で年収100万円アップを果たせました。
もちろん、一からの未経験の転職勉強になりますし、
自分が何を望むか?どうなりたいかで選択は変わると思いますが、
たとえ未経験だとしても今までのスキルや経験を積み上げるという視点で転職すると
自身の市場価値がどんどん高まっていくかと思います。
これからのキャリアのためにも、
やみくもに転職せず、長期的に自分を高めていく働き方を私も目指していきます。

次回は、「転職で内定とってからの、企業交渉・保留の仕方」について綴っていきます。お楽しみに。


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