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奈良修行の旅① 2021.09.24

おはようございます。
突然ですが、先日9月24日から26日までの3日間、奈良へ修行の旅に行ってきました。
記録の為に日記を書いたので、ここにも残しておこうと思います。
個人的な日記を元にしているので、読みづらかったりわかりにくかったりするかもしれませんが、その点ご容赦ください。

1日目 2021.09.24
今日から奈良で修行の旅。
阪堺電車で天王寺着いたら、近鉄へ。
この駅、改札、この電車に乗って帰ってたことがあったなぁ、と、しみじみ。やっぱりいいなぁ天王寺。やっぱりいいなぁ近鉄電車。運賃高いけど。
コロナで窓が空いてるから、空気の変わったのがわかる。窓の外、田畑の畦道とか、そこかしこに彼岸花が咲き乱れていて。

吉野に到着。よもぎとさくらのソフトクリーム食べる。煩悩に負けた。


七曲を登る。今日は近道。息が上がる。登ったところに、くずまんじゅうが売られている。買う。煩悩。食べる。一服する。

蔵王堂は仁王門と共に改修工事中。来年の2、3月まで続くらしい。

歌人前登志夫さんの石碑を拝み、お宿の女将で山伏の片山さんにメッセージを送る。近くの車田商店さんで合流し、地下足袋を購入。片山さんもお店の人も、親切に相談に乗ってくださり、お店の人はアクエリアスもくれた。ありがたい。
お宿へ。片山さん、お客さんを迎えに行く。その間に一服。片山さん、王さんを連れてくる。挨拶。その後片山さんと夕飯の準備をしていると、絵描きの幸田さんが帰ってくる。ツアーガイドのかおりさんも少し顔を出す。それぞれに、挨拶。
片山さんと王さんとお茶をし、18時になり幸田さんもやってきて、4人で一佛堂へ。片山さんのお経を聞いていると、背後から人の気配。突然お経が二重になって、振り返ると片山さんの師僧、ガクリョウ先生だ。王さんがYouTubeで見たことあるらしく、「YouTubeの人だ!」と感激していた。面白かった。
その後19時まで近くの太鼓判というお宿兼定食屋で休憩。コーヒーを出してくれた。ありがたい。19時から地蔵盆。付近のお地蔵さん二つ回って、それぞれにお経を唱えるのを聞いていた。行者さんだけでなく、近所の人たちも一緒になって唱えるのが、さすが吉野山だと思った。二つ目のお地蔵さんは室町時代からあるらしい。そこの前で法話を聞かせてもらった。自分よりも人のことを想い、人からもそう想われている、相互に祈り合うこと。

最後に仏様のお下がりのお菓子をもらった。うなぎ弁当とおもちもみんなでいただいた。ありがたい。本当は、お地蔵さんは子どもの神様かつ土地の守り神で、地蔵盆には子どもたちがやってきて、お菓子やらお餅やらを配るらしいけど、今日はコロナ禍で子どもはひとりもいなかった。
お宿に帰り、夕食。いただいたうなぎご飯、出て行く前に作った茄子とピーマンの揚げ浸し、かおりさんが作ってくれた落花生の煮たのと、椎茸のバター炒め、近くの静亭で買えるらしい、自家製クリームチーズの味噌がけを、ビールと共に食べた。美味しい。椎茸のバター炒めと茄子の揚げ浸しは美味しいので家でも作ろう。デザートには葡萄とお団子。わたしは草餅をいただいた。

話に花が咲き、夢中になっていると21時になった。慌ててスーパーへ行く準備をする。片山さん、幸田さんと3人で、車に乗り込む。運転は片山さん。山道を運転できる女の人ってすごい。15分、いやそれ以上走ったろうか。ライフに着く。明日が雨だというので、ポンチョ型のカッパを買う。あと、飲み物。買い物が終わり、帰る道中で、片山さん、ガソリンを入れ忘れたことに気づく。引き返す。幸田さんのお話を聞いた。一度視察に来た時、木漏れ日の光って美しい自分の木を見つけた。それを書こうと思った。ある程度描いてからここへ来てみると、自分の思っていたよりも偉大な木だった。感動すると同時に、自分に描けるのか、と。幸田さんの絵は、10/9から始まるマインドトレイルというアートイベントで見ることができる。水分神社で展示されるらしい。幸田さんは結婚前はいろんなところで絵を描いていたらしい。旅する絵描きさんだ。素敵。

帰って、シャワーを浴び、一服し歯磨きして寝る。明日が楽しみで仕方ない。でも年に一度の本物の修行らしいから、気を引き締めてかからなければ、と思う。

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