[古団地リノベ#19] 墨出し器は楽しい。超トロン。
建築関係で必須の器具はたくさんありますが、今日は『墨出し器』を紹介します。墨出し器はレーザーの線を水平・垂直に投影してくれる器具の事で、床を水平にしたり、壁を垂直にしたりするのに必須です。
これ床面が傾いていても、レーザーで引かれる線は必ず水平垂直になるというすぐれものです。天井がガタガタだったり、床下が地面だったりする古団地では、現場にまともな『水平線』が一つも存在しませんので、このラインを信じて床を貼って壁を立てます。
仕組みは大きくは2つあって、単純な方は、中のレーザーを照射するユニットが吊るされていて、それが器具が傾いていても常に鉛直になるというもの、もう一つは、それをセンサとモータを使って電子的に行うものです。
これ、自宅のリフォームとか新築時でないとお目にかかれないレア機器です。せっかく機会ですから、これを使って、映える写真を撮りましょう。
皆さんディズニーのトロンという映画をご存知ですか?
私は、これまでなんとなく惹かれなかったのですが、春にディズニワールドでトロンのアトラクションに乗って、めちゃくちゃ感動して以来、すっかり宗旨替えして、ファンになりました。
バイクみたいにまたがって乗るジェットコースタータイプのアトラクションで、ディズニーワールドのマジックキングダムと上海ディズニーランドにあります。最初から凄い加速で、コースも怖いというよりは、爽快感があります。
で、墨出し器の話に戻りますが、夜、墨出し器を使うと、このトロンっぽさを再現した写真を撮ることができます。
どう?トロンっぽい?(夜な夜なリフォーム現場に三脚とカメラを持ち込んでニヤニヤとこの写真撮っている自分は、超楽しい😁)