トップガン マーヴェリックは少女マンガなのかも
先日、映画館にトップガン マーヴェリックを見に行った。
ずっと見に行きたかったのだ。
SNSでの友達の感想などもかなり好評ばかりで、行きたい気持ちが募っていた。けどなかなかタイミングが合わず、公開からこんなに後になってしまった。
それでも、午前中に当日の午後の席を予約するには予約がいっぱいで、席をあまり選びようがない状態になっていた。
ていうか、行動遅すぎなのよね。
会場は、まぁ予約状況通り当然いっぱい。
わりとご年配の方、が多かったように思う。今まで私が見てきた映画では、比較的女性が多かった印象だけれども、今回は男性も半数ぐらい半数を占めてるように、ざっとした印象では感じた。
感想は、面白いの一言に尽きる!
映画館で見るべき、空を舞台にした壮大な映画で、ようやく映画館でこの映画を見れたことに、すごく満足した。
なんと今回は私、前日にアマプラで前作のトップガンを見ておいたのだ。予習したおかげで、より楽しめた。なんなら、身内感まで抱いてしまった。
でも、今回だけを見てもきっと楽しめたに違いない。
さりげなく説明がなされていた箇所がいくつか。
そして、元少年達のハートをくすぐるであろうことが、それはもうわんさかわんさか。
天才的な実力の持ち主である主人公は、昇進よりも、いつまでも現役で第1線でキラキラと輝いているということ。
そしてキラッキラの若き精鋭たちよりも、実力の上で完璧に上を行って、彼らの尊敬を勝ち取るという内容。
さらに精鋭たちを引き連れて、超難題を達成してしまうということ。
さらにさらに、美女も手に入れてしまう。
ストーリーとしてはそれほどひねられている訳でもないけど、そのストレートさがまた逆に気持ちよい。希望を持たせつつ、そしてその希望が一つ一つ叶っていくという爽快感・達成感も味わえた。
きっと元少年達としては夢のような夢が実現、というか、心の奥で思っていた願望が叶っているようでとても楽しかったに違いない。
もちろん元少女である私としても、その捻られていないストレートな展開を気持ちよく楽しんで見れた。
そう、まるで少女マンガのように。
ごくごく普通の私が、王子様に輝かしい点を見出してもらって、惚れられてしまって、ハッピーエンド。みたいな。
トップガン マーヴェリックは、まさに元男の子たちにとっては女の子にとっての少女マンガのように、気持ちよく夢を見せてくれる映画だったのだろうと思う。
元少年元少女たちが、映画館に殺到する理由がとてもよくわかる、気持ち良い映画だった。
現在の少年少女たちや、若い世代がどう思うのか分からないけれども、少年少女時代に第1作目を楽しんだ者からすると、この映画を見ている時間はとても心躍る時間だった。
今作を作ってくれてとっても感謝している。