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月刊DANASS 編集後記

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久慈エリアタウン誌 月刊DANASSの巻末に掲載されている編集後記を紹介します。
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記事一覧

7月号(№248)編集後記

7月号(№248)編集後記

5月号、6月号と立て続けに特集した「春のニューオープン」ですが、読者の皆さんから大変ご好評をいただきました。まんまと調子に乗って、今月も2店舗のニューオープンに巻頭を飾っていただきました。物価高騰によって消費者の財布のひもがなかなか緩みませんが、勇気をもって店を興した店主たちに改めてエールを送りたいと思います。

新装開店といえば、ド派手な折り込みチラシや新聞広告がつきものですが、最近のトレンドは

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6月号(№247)編集後記

6月号(№247)編集後記

4月から5月にかけて総会シーズン真っ盛り。各種団体、PTA、スポ少などなど、人によっては1日に何件かはしごして出席した人もいたのではないでしょうか?

新型コロナが第5類に移行し、それまで中止や縮小を余儀なくされてきたイベントや各種行事が通常の規模で実施できるようになりました。満を持して元通りにしてみると、コロナ前の規模に戻しただけなのに想像以上の負担を感じる、そんな感覚ありませんか?

コロナ禍

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5月号(№246)編集後記

5月号(№246)編集後記

どっさりあった路肩の雪があっという間に成仏し、心地よい春の陽気が北三陸に桜の季節を連れてきました。インスタグラムを開くと、目にも鮮やかな花の写真が咲き誇り、スマートフォンの向こうから、ささやかな癒しを与えてくれます。新年度がスタートし、何かと気忙しい毎日ですが、時にはデスクを離れゆっくりと花を愛でる余裕を持ちたいものです。

さて、4月から一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ「日本版ラ

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4月号(№245)編集後記

4月号(№245)編集後記

3月号の編集後記に記した「ぽかぽか陽気に思わず小躍りしたくなる…」との書き出しから一転、2月下旬の記録的な大雪で小躍りどころか身動きできない状況に。お天道様から「調子に乗るな!」とお灸の代わりにドカ雪を据えられてしまいました。

大雪にともなう道路状況の悪化で、3月号の配本に遅延が生じてしまいました。この場を借りてお詫び申し上げます。

話はガラッと変わりますが、最近の誌面にスマーフォンで読み取る

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3月号(№244)編集後記

3月号(№244)編集後記

2月としては異例のぽかぽか陽気に思わず小躍りしたくなる今日この頃。光熱費とのにらめっこもひと段落ですが、自動車税と固定資産税、新学期に向けた学用品の購入など、春になっても財布のひもは緩みっぱなしです。

さて、今月(2月)15日、うれしいニュースが飛び込んできました。

日本全国のロケ地を紹介する雑誌「ロケーションジャパン」が、この1年もっとも人を動かし、観光誘客に貢献した作品と自治体を表彰する「

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2月号(№243)編集後記

2月号(№243)編集後記

毎年2月号の恒例企画「二十歳のつどい(旧成人式)」はいかがでしたか?毎年のことですが、取材現場では若者たちのみなぎる活力についていくのが精一杯で、精気を分けてもらうどころか、しぼんだ風船のようにして帰途につくのがお決まりに。

それはそれは盛り上がるだろう若者たちの同窓会に思いを馳せながら、家で一人いつもよりちょっと良さげなビールで一息つくのが、取材の疲れを癒すささやかな楽しみとなっています。

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1月号(№242)編集後記

1月号(№242)編集後記

編集部では、久慈地域の明るい話題をインターネット上で全国に発信しようと、インスタグラムを活用して誌面で紹介した写真の一部をカラーで発信しています。

元旦からスタートした2023年の投稿数は約170回を記録。約2日に1回のペースで久慈地域のニュースやグルメ、季節ごとの美しい景観などを紹介しています。

今回は2023年の投稿の中から、見た人が気に入った投稿にマークできる「いいね!」の数を集計し、も

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12月号(№241)編集後記

12月号(№241)編集後記

大谷選手の活躍に触発され、この秋から野球を始めた息子(小2)。

下調べもせず勢いで買った大谷選手モデルのバットは、思いのほか細身で球を捉えるのに一苦労。NPB時代のイメージで「大谷選手のメーカーだから」と、アシックス製のグッズを買い揃えていたにも関わらず、よくよく調べると大谷選手は春から米スポーツメーカーのニューバランスと契約していました(息子にこの事実を教えるとまた買い直すハメになるのであえて

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11月号(№240)編集後記

11月号(№240)編集後記

ダナスは今月号で2003年秋の創刊から満20年を迎えました。心より御礼申し上げます。

この小さなまちで20年もの間、タウン誌の灯を一度も絶やさず灯してこられたのは、日頃から支えてくださる読者の皆さまをはじめ、地元企業の皆さま、寄稿者の皆さま、販売店の皆さま、自治体関係者の皆さま、挙げればきりがないほどお世話になっている皆さまのおかげに他なりません。

私が編集部に入ったのは、創刊から4年半後の2

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10月号(№239)編集後記

10月号(№239)編集後記

満員の会場総立ちの中、あまちゃんオープニングテーマで幕を降ろした23日のコンサート。あまちゃんを愛する人たちによって育まれてきた10年の絆は、さらに強く、深いものになったように感じます。

大友さんは公演で「次は15周年にやりましょう!」と話し会場を盛り上げてくれましたが、翌日のSNSで「うっかり口が滑って次は15周年にって言ってしまいましたが、5年も久慈に行けないないことを考えると後悔しかない。

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9月号(№238)編集後記

9月号(№238)編集後記

4年ぶりに完全復活を遂げようとしている久慈秋まつり。お盆が過ぎ、各組は手作り山車や創作みこしの製作を本格化させています。

久慈秋まつりに山車が登場したのは大正初期と言われています。当初は小規模だった山車は、時代を追うごとに規模を拡大。他の組に負けじと競い合いながら豪華なものに進化していきました。

昭和40年頃からは、多くの山車組が八戸三社大祭で使用した山車を借り受け運行するスタイルが定着。この

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8月号(№237)編集後記

8月号(№237)編集後記

記録的な大雨となった秋田県では、住宅への浸水をはじめ大規模な被害が広がりました。

秋田市が7月18日に開いた会議によると、秋田市内の浸水被害を約3万2千世帯と推定。国道沿いののり面や護岸の崩落が確認され、少しの雨でも再び災害の恐れがあるとして予断を許さない状況が続いています。

久慈地域の大雨被害として記憶に新しいのが2016年8月の台風10号、2019年10月の台風19号で、それぞれの台風で川

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7月号(№236)編集後記

7月号(№236)編集後記

今月の特集記事「国道のグルメ」はいかがでしたか?好評だった昨年12月号の第1弾に引き続き、今回もユニークで魅力的なお店の数々をご紹介しました。取材でお世話になったお店の方々に改めて御礼申し上げます。

三陸道の全線開通によって人流が都市圏に集中する「ストロー現象」が課題に。交通量の減少によって、消費の流失は免れないと思われていました。

三陸道によるメリット、デメリットは両面ありますが、取材を通し

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6月号(№235)編集後記

6月号(№235)編集後記

息子たちが通う久慈小学校の運動会が無事に終わりました。日程は土曜日の予定でしたが、久慈小「恒例」の雨天延期を経て、日曜日の開催に。汗がにじむようなじわじわとした暑さの中、子どもたちの元気な声が校庭に響き渡りました。

新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行して初めての運動会。新型コロナ感染拡大以降の運動会は、学年ごとに時間帯を分散、参観人数の制限など感染防止対策が実施されてきましたが、今年はコ

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