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8月号(№237)編集後記

記録的な大雨となった秋田県では、住宅への浸水をはじめ大規模な被害が広がりました。

秋田市が7月18日に開いた会議によると、秋田市内の浸水被害を約3万2千世帯と推定。国道沿いののり面や護岸の崩落が確認され、少しの雨でも再び災害の恐れがあるとして予断を許さない状況が続いています。

久慈地域の大雨被害として記憶に新しいのが2016年8月の台風10号、2019年10月の台風19号で、それぞれの台風で川の氾濫や土砂崩れなどが発生し甚大な被害をもたらしました。

被災された方に一日でも早く平穏な日常を取り戻してもらいたいと、県内外から災害ボランティアが駆けつけ、復興に尽力してくださいました。さらに、地元の中高生もボランティア活動に参加。被災された方々はもちろん、取材するこちらも勇気を分けてもらった気がします。

久慈市内では、雨水ポンプの整備が着々と進んでいます。6月下旬には、大雨のたびに浸水を繰り返している新中の橋地区に排水ポンプが整備され、暫定的に運用がスタート。今年度中の本格運用を予定しています。

近年の猛暑や豪雨などの異常気象は、温室効果ガス排出量の増加に伴う地球温暖化が原因のひとつと考えられています。

日常生活の中でも、温室効果ガスの排出を抑えることが可能で、節電を意識すること、公共交通機関を利用することなど環境に優しい取り組みで地球温暖化の防止に効果を発揮。

シンプルですが、物を大切に使うことも環境への配慮につながります。手放す時のことを想いながらものを買う習慣を身につけましょう!

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