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読んで欲しいけれど読んで欲しくない!!

最近は、漫画やアニメにばかり時間を割いているが、小説の方もぼちぼちと進めている。
次の文学フリマに持って行けたらいいなぁとおもうのだが……
これがものすごく悩む!!
フィクション作品は人に見せても問題ない、というかむしろ読んでもらえるならありがたいのだけど、エッセイと私小説、および事実を元にした小説の場合、読んで欲しいけど読まれたくないという葛藤が起こる。
前回の記事でもすこし書いたが、事実をもとにした作品は所謂、暴露本。
実話だからやっぱり恥ずかしい。

私の背景をよく知る親友や友人に読まれるのは全く問題ない。
だって、すでに知っているから。
私のことをよく知らない他人に読まれるのも問題ない。
だって、私を知らないから。
問題は、ちょっとした知人。会社の同僚とか、近所の人とか、etc……。
もちろん、彼らには私が同人活動でエッセイや私小説、事実に基づいた話を書いて売っていることを知らせてないので知る由もない。だが、いつどこで知られるかわからないという恐怖を抱いたまま出店するのが嫌なのだ。

文学フリマやコミティアで、「風俗で働いていた時の話」とか「AVに出てた話」とか「借金何億生活」などを赤裸々に書き、売り子を雇わず自身で売っている人をみるとすごいなぁと思う。それに比べたら私の実話など隠すほとではない。
ただ、海外でホームレス生活をしていただけで、身に起こる事柄は、カルチャーショックの吐露が主だから、何が恥ずかしいの? と言われそうだが、その正直に思ったことを知られるのが恥ずかしい。
だけど、自分が体験したことや、見て聞いた事を記録として残し、またそれを知ってもらいたいという面倒臭い気持ちもある。

ちなみにこちらがエッセイ漫画の一部。
読まれたくないエピソードはどちらも載せていない。(笑)
無料で提供しても問題ないエピソードばかりなのでむしろ読んでもらえたら嬉しい。

こちらは「健康は金」のエッセイバージョン。

漫画だとよりコミカルになってしまうのは、癖かもしれない……。

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