noteでルビをふれるようになったので僕の名字の話を。
僕の名字は「戸塚」です。
みなさん、この名字をどう読みますか?
正解は「戸塚」です。
人によっては、何を当たり前のことを、と思うかもしれないですし、
えっ濁らないの!と思う人もいるかもしれません。
僕は子どものころから
名字を「戸塚」と呼ばれる現象に悩まされてきました。
悩むというほど悩んでいませんが、中学校くらいから、
「あれ?間違えて名字読まれること多くない???」と思っていました。
例えば、中学校3年の担任の先生。
中学校を卒業して1年後くらいに再会したときに
「戸塚、勉強がんばってる??」と聞かれました。
中学時代は気付かなかった事実を高校になって気付きました。
この先生、僕を学級委員に選んだ時も、僕が受験の大事な書類を忘れてガチギレしてる時も、高校合格を喜んでくれたときも「戸塚」として接していたんだなあ。
中学3年での記憶のいくつかが「戸塚」に書き換えられました。
「戸塚」か「戸塚」かなんて小さいこと気にしないで、もっと世界を見ようよ!というポジティブマンもいるかもしれませんが、このちょっとの間違いが気になり、間違われるとちょっとだけ傷つくのです。
ただ、ちょっとの間違いなので指摘もしません。
指摘して変な空気になる方がイヤなので、
自分の中で「やれやれだぜ」とだけつぶやき、心の整理をつけています。
ただ、この「戸塚戸塚論争」にも、
人生の中で少し転機がありました。
それは、地元の群馬から神奈川・東京に上京したとき。
なぜか都会の方々は決まって僕のことを「戸塚」と呼びました。
その理由を考えましたが、たぶん神奈川県に横浜市「戸塚区」という地名があるからだと結論付けました。
「戸塚駅」にはご丁寧に「トツカーナモール」まであり、
僕の名前を正しく呼ぶための英才教育が進んでいるのだと。
ですので、大学時代と会社関係で、
僕のことを「戸塚」と呼ぶ人には出会っていません!
しかし、数年前に僕は地元に帰ってきました。
「戸塚戸塚論争」再燃です。
やっぱり、お医者では「トヅカさーん」と呼ばれますし、
クリーニング屋では登録情報用紙に「トツカ」と書いたのに、会員カードにはわざわざ「トヅカ」と書かれていました。
また少し傷つき、心で「やれやれ」とつぶやく日々です。
今の願いは「とつか姓」の超有名人が現れること。
「戸塚」をかき消すほどのまばゆい光を持った「戸塚」さんが出てきてほしい。
ですので、A.B.C-Zの「戸塚祥太」さんは、ファンとは違った特殊な気持ちで応援しています。
と、最後に僕のnoteの名前。
名字への思いや皮肉、野望を密かに込めて付けています。
いずれ書きたかったので、ルビ機能でそのきっかけをくれたnoteには感謝です。
お読みいただきありがとうございました。
それでは、お先に失礼します。
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