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中学生から考える将来の自分!~進路について~

中学生になると、進路希望調査や高校受験など、将来について考える機会が増えてくるでしょう。しかし、どのような進路を進めばいいのかイメージできないという人もいるかもしれません。
 
この記事では、進路が決まらないと悩んでいる中学生に向けて、進路探しのヒントを解説します。

進路で悩んでいるなら自分がなりたい職業や業種をイメージしよう

進路で悩んでいるのであれば、将来自分がどのような職業になりたいかをイメージしてみましょう。職業、業種の数はさまざまです。例えば人の役に立つ職業に就きたいと考えている場合、次のような業種が挙げられます。

  • 教育

  • 福祉

  • 医療

それぞれの業種に就く際の進路について解説します。

教育関係の職業は教師や養護教諭など

教育関係の具体的な職業としては、教師や養護教諭などが挙げられます。教師を目指すのであれば、教育職員免許状の取得が必要です。教育職員免許状にはさまざまな種類があり、どの免許状を取得するかによって進路が異なります。一般的には小学校、中学校、高校の一種免許状を取得する際は4年制大学への進学~卒業が必要です。
 
一方、養護教諭は学校保健の責任者であり、小学校、中学校、高校に配属されています。養護教諭になるには養護教諭免許状の取得が必要です。養護教諭免許状は教育職員免許状と同じく一種、二種、専修と3種類あります。一種の場合、大学の教育学部や医学部保健学科を卒業する必要があります。

福祉関係の職業は介護福祉士や社会福祉士(ソーシャルワーカー)など

福祉関係の職業の例として挙げられるのが、介護福祉士や社会福祉士(ソーシャルワーカー)です。
 
介護福祉士になるためには、国家資格である介護福祉士の資格を取得しなければなりません。介護福祉士の資格を取得するにはいくつかの方法がありますが、中学生で介護福祉士を目指しているなら福祉系高校の卒業がおすすめです。福祉系高校なら、卒業することで介護福祉士国家試験の受験要件が満たされます。
 
また、社会福祉士として活躍するには社会福祉士の資格が必要です。社会福祉士の資格受験のための要件を満たすにはさまざまなルートがあります。大学で社会福祉士についての指定科目を学ぶ場合は、実務経験がない状態でも社会福祉士の国家試験が受けられます。

医療関係の職業は医師や看護師など

医療関係の職業の代表例として挙げられるのが医師、看護師です。医師になるには医科大学や大学の医学部で、6年間専門知識を身に着けて医師国家試験を受験する必要があります。医師国家試験に合格したあとには2年間の臨床研修が必要です。
 
看護師になるためにも看護師国家試験の受験~合格が必要です。看護師国家試験の受験資格を得るためには、大学、短期大学もしくは専門学校を卒業する必要があります。

教育・福祉・医療の領域にまたがる仕事なら言語聴覚士がおすすめ

教育、福祉、医療の領域にまたがる職業が言語聴覚士です。言語聴覚士は言葉によるコミュニケーションに問題がある方をサポートする職業です。言語聴覚士は医療現場はもちろんのこと、介護や福祉の現場でも活躍しています。
 
さらに、子どもの言葉の遅れや読み書きの問題に対してもサポートするため、教育の領域で活躍している言語聴覚士もいます。
 
言語聴覚士になるには国家資格である言語聴覚士国家試験に合格しなければなりません。言語聴覚士国家試験を受けるためには大学や短期大学、専門学校を卒業する必要があります。

【まとめ】進路を考える際は社会に出た自分を想像してみよう

進路を考える際は社会に出た自分を想像してみましょう。社会に出てどのような仕事をしているのかを想像することで、進むべき進路もわかってくるでしょう。
 
もし教育や福祉、医療など人の役に立ちたいと考えているのであれば、言語聴覚士がおすすめです。言語聴覚士になるには、大学や短期大学、専門学校を卒業して言語聴覚士国家試験を受験しましょう。言語聴覚士養成校をお探しの際は、ぜひ日本言語聴覚士協会の検索ページをご活用ください。
 
養成校検|一般社団法人日本言語聴覚士協会

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