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抹消した記憶から掘り起こした大阪遠征

初めての大阪遠征

2022年6月14日 Tue & 6月15日 Wed、日本代表戦を観るため、初めての大阪遠征に行ってきました。
小学校の修学旅行以来の大阪だったため、記憶上はほぼ初めての大阪。
右も左もよく分からないまま、一人でなんとかパナスタへ向かいました。
JR新大阪駅のホームに設置されている落下防止のロープはおもしろいですね!まさかロープが上下するとは…初めて見るタイプでした。
関東で設置されているものを見ると、鉄板が開閉するタイプしか見たことがないので、もしかしたらロープにすることによって低コストで設置できるのかなと思いました。
ただ線路上へ降りようと思えば潜れてしまいそうな様子。
一長一短ですね。早急に落下防止装置を普及させたいのか、時間を掛けて確実な落下防止装置を普及させたいのか、発注者の目的によってエリアごとに普及の仕方に特徴が表れそうですね。
写真は取り損ねたので、Google画像検索にて「新大阪駅 落下防止」をご参照ください(笑)

試合結果

2022年6月14日 Tue
at Panasonic Stadium Suita
15:15 K.O ガーナ VS チリ 0-0(3-1)
18:55 K.O 日本 VS チュニジア ●0-3

波乱のガーナ・チリ戦

今回はガーナ・チリ戦と日本・チュニジア戦の2試合を観ることのできるチケットを購入したため、まずはガーナ・チリ戦の観戦からスタート。
両者決定力に欠け、粗っぽさが目立つ試合に。
故にガーナは2人退場という波乱の展開。ガーナは守備に徹するしかなく、前進することが難しくなっていきました。
ただチリの高くない決定力に救われPK戦へ。
私にとって現地で見る初めてのPK戦で、独特な緊張感がおもしろかったです。
結果、ガーナのGK ヌルディーンのビッグセーブにより、不利な状況にあったガーナが勝利。見事3位を勝ち取りました。

「個」という観点でズレ

続いて2試合目の日本・チュニジア戦。
ある意味、誰の頭の中にも残る試合だったので、何も言う必要はないでしょう。攻撃も守備もなに一つかみ合わない惨敗を喫してしまいました。
わたし個人的に、この10年間の現地観戦で最もひどい結果と内容のように感じました。
遠征から帰って来ても切り替えることが難しいくらいショックの大きい試合となってしまいましたが、本命のW杯前に身を引き締めることができて良かった、と思うことにします…
今の日本代表は森保監督が「個」で見る習性があると評価されています。
一方で現代サッカーはスピーディなものが求められるように連携がひとつのキーになっています。
招集の仕方は「個人」に目が行きがちで、実際に求められることは連携であることに若干ズレを感じますが、徐々に招集の仕方も進化を遂げていくのではないかと楽しみにもしています。
「レアカード」だけで組むデッキが勝てるようなひと昔前の単純なカードゲームとはもう違う。
その性質はJ1の現状でもあらわれているような。

最新モデルのスタジアム

それにしてもパナスタは立派でした。
まずスタジアム内を1周できる造りは商業的にも効果がありそうです。
確かに代表戦のため緩衝帯がなかったことがよりそう感じさせたとも思いますが、エディオンスタジアムのように造りから1周できないようになっていると場内の空間把握も難しくなってしまい、初めて来場してくださった方にやさしくなくなってしまう恐れがあると思うのです。
パナスタは入り組んでいるところが少なく非常にシンプルで、かつ店舗も充実しており好印象でした。
また万博記念公園の中に組み込まれているかのような立地で、外との連続性が既にあり、コロナで建築物の概念が<箱>から<環境>に変わった新時代にも適応できているように感じました。
他の施設とは適切な距離が保たれており、大人数が一斉に帰宅しようとするにもショッピングを楽しんだ後にスタジアムへ向かうにも、近すぎず遠すぎずひどく感心しました。
とはいえ竣工してから早7年。時の流れのはやさに驚くと同時に、もっと最新モデルのスタジアムも誕生してくるのでしょう。
広島の新スタジアムがそのように評価されることを願いたいですね。

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