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「1時間だけの超時短リモート出勤」制度を作ってみたら。

超時短出勤で全体ミーティングを開催


私の経営する株式会社ポリグロットリンクで、リモートでの「超時短出勤」という制度を作って、試してみました。

1日1時間からの出勤制度です。

最初の目的は、超時短出勤を利用した「全体ミーティング」の実施。

当社の提供する多言語対応やリモート接客サービスは、24時間365日稼働しているため、多言語オペレータが一同に会することが難しく、長らく「全体ミーティング」の実施ができませんでした。

場所を抑え、スケジュールを調整して、それでも出席できない人がいるので、何回かに分けて実施するなど工夫をしていたものの、効率が悪い部分がありました。

その問題をあっさり解決したのが、超時短勤務。

全体ミーティングへの出席を1時間だけの出勤として認め、時間を合わせて、ビデオ会議で集合。これが、うまくいきました。今回は試験的に、20人くらいがすんなり集まりました。

久しぶりに一同に顔を合わせることができ、リモートワークでの隔絶感が緩和し、距離が縮まった気がします。

共通の目的や課題を確認、共有し、組織の一体感を醸成するために、このような機会は重要ですが、特に、サービス業や小売業等、C向けビジネスを展開する事業者にとっては、対応の難しい、共通する問題であったのではないでしょうか。

それを、リモートワーク×超時短勤務で、解決できる部分がありそうです。

超時短出勤でシフトを組む

加えて、この制度を応用すれば、サービスの需要変動に柔軟に対応したオペレーション体制構築も可能です。

こちらは、リモート接客×超時短勤務で解決します。

1時間単位で細かくシフトを調整し、最適化を図ることができれば、サービス品質と稼働率を同時に向上できます(ただし、やり過ぎると従業員の負担が大きくなるので程々に)。うまくいけば、経営効率を格段に高めることができる可能性があります。

ここまでいくと、データアナリティクスの出番ですが、この状況下においても、アイデアと対応次第で、組織運営を進化させていくことが可能だと思います。

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