さびしい時の処方箋

「好き」なことが思い通りにいかない。または、思い描いていた理想とかけ離れた現実(いま)を受け止められない。
自信を失い、孤独感を感じる。

こんな人たちの孤独感を解消し、自信を取り戻せるようにするにはどうしたらいいのか。

こんな人が沢山いるのではないでしょうか。

どんな社会においても、景気が悪く、競争が激しくなっているからなのか、センスがある人が勝つ時代になっている気がしてなりません。

センスがある人の口からは、多くの失敗をしていること、努力していると言いますが、それを耳にしても、不器用な人からしたら、「そうは言っても。」と虚無感みたいなものが強く残ってしまうのではないでしょうか。

僕は何事も自分自身と向き合うことが大切なんだろうと思っています。

自分と向き合えないということは、現実(いま)の自分を受け入れられないということだと思います。

現実(いま)の自分が受け入れられないということは、自分とはかけ離れた理想を思い描いて生活していたということが考えられるのではないでしょうか。

だから、蓋をしてしまいたい自分であっても素直に向き合うことが何よりも大切なんだと思います。

思い通りにいかない時、大抵の場合、自分が実現することが難しい理想を思い描いてしまっていることが多い気がします。

それは、自分が強烈に“必要とされたい”とか“大切にされたい”という気持ちが強くなっている時な気がします。

その逆で、思い通りに実現できる時は、目の前の“できるようになりたいけど、できないこと”に目を向けていると思うんです。
つまり、素の自分と向き合えている状態で、“できるようになりたいけど、できないこと”をできるに変えることが理想を叶えることなんではないでしょうか？

世間体とか気にする必要はないんです。

自分のできないことに、集中すればいい。

いろんな情報が、ニュースが、流行が飛び交い流されてしまいそうになりますが、自分のできないことに集中し、少しでもできる自分を手に入れられたら、それが「自信」になります。

頭のいい人。スポーツができる人。仕事ができる人。行動力のある人が勝つ時代から、頭が悪くても、運動神経が悪くても、仕事ができなくても、行動力がなくても、「好きなこと」「興味や関心の沸くこと」に挑戦し、できるようになり、自分なりの生き甲斐・やり甲斐を感じキラキラ輝くことのできる社会であって欲しいと思っています。

「今は無理でもなんとかなるさ！なんとかなるよ！」

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