東大院卒ガリ勉が「筋肉」にめざめ、ふんどし起業してジム作った話
これは、時代が時代なら「プロゲーマー」目指せるぐらいゲームが大好きで、体育の授業が大嫌いだったインドア派の子が、筋肉と出会い、筋肉を学び、そして世界に筋肉を伝えるためジムを作り、はてや起業して筋肉スタートアップしてしまった話である。パワー!
とっさに「変質者か?!」と思ってそっとnote閉じようとしたあなた、ちょっと待ってください。指導中はちゃんと履いてます服を着ています。
今や毎日、どんな会話でも「筋肉」トピックに持っていけるぐらい筋肉を愛し、休日も世界一過酷といわれるスパルタンレースに参加したりと運動しまくり、東京の恵比寿・広尾にあるジムを経営し会員のみなさまの筋肉を鍛え、来月に念願の2店舗目を出すぐらい「筋肉」に満ち足りた生活を送っています。
でも子供時代は、まったく筋肉と関係ない、パワーが足りない生活をおくっていました。事業家として2店舗目を用意する中、大きなチャレンジと転換点を迎えてきているので、あらためて過去を振り返り、己の筋肉と対話してなぜ自分がジムをやるに至ったか、このnoteで一度大胸筋に手をあてて考えて見ようと思います。
筋肉が足りなかった子供時代
ちいさいころの私は運動が嫌いで、ひたすら勉強とゲームに没頭する、典型的なガリ勉オタクでした。小学校入学前にゲームボーイと出会い、毎日10時間はやりこむレベルで熱中。コントローラーを手にすると、時間を忘れ、いつまでもゲームに没頭していました。筋肉なんて知らなかったし。
当時のオタク度合いがわかるエピソードとして、スーファミ、N64のコントローラーを分解して修理する、みたいなことまでやってました。シンプルな電子機器は、分解すると中の構造がわかるので楽しいんですよね。もし僕が令和の少年だったら、eスポーツのプロプレーヤーになれていたんじゃないかってくらいゲームに入れ込んでいました。
そしてゲームに熱中している間にはじまった小学校では、ゲーム感覚で問題に正解できるのが楽しく、当時通っていた公文から何回か表彰もされるぐらい勉強にものめりこみ、ひたっすらゲームと勉強の日々でした。ふりかえると、テストの点数をRPG的に稼ぐことが好きだったのだと思います。
しかしそれは、ある意味で逃避の場でもありました。よく学園モノの漫画であるように、スクールカーストでは「スポーツができるイケメン」が一番強いわけで、運動できない自分がコンプレックスでした。
当時は筋肉がなかったため運動が苦手で、体育の授業はいつも憂鬱でした。その反動で、家ではゲームや勉強に熱中し、自己価値を見出していました。勉強では成果を出せる一方で、スポーツでは挫折を味わいます。
この後、学問やゲームのようになにかを攻略することの熱が、筋肉への愛情になり、私の自己認識と自尊心を形成することになります。
筋肉はすべてを解決する?高校アメフト時代
無事志望校だった高校に入学し、なんとなく面白そうだった、という気まぐれな理由からアメフト部に入ります。アメフトとの出会いは、ほぼ筋肉への出会い、と言っても過言ではなく、私の人生を大きく変えました。
面白かったのは、自分がアメリカンフットボールのスポーツ性よりも「鍛えた分だけ強くなる」、という側面に没頭し始めまたことです。センスも不要で努力されすれば分かりやすく結果が見える、そして戦略的に努力すれば、それに見合った成果が分かる所が僕を没頭させました。運動が苦手なモノからゲームと同じく「攻略できる」ものに変わった瞬間です。
トレーニングを通じて身体について学ぶ中で「偏差値高い人=医者」というイメージと、筋トレへの関心から医者を目指そうとぼんやり考え始めます。
そのプランが壊れたのは高校3年の最終大会直前でした。
練習試合で、膝の靭帯を断裂。入退院を繰り返しながら失意の時間を過ごす中で、自分の努力がすべて水泡に帰す感覚を覚えます。3年間が一気に溶ける感じでした。「カイジ」のパチンコ沼編のような感覚。
靭帯の断裂はすぐには治らず、病院で多くの時間を過ごす中で、医師より、怪我防止や疾病予防のための「健康指導者」という道もあるのでは、、、と思いつきました。失意の中の大学受験もうまく行かず、最終的に埼玉の県立大学に進学しました。
脳筋エリートになった東大時代「脳を鍛えるには筋肉しかない」
大学4年間はごくごく、真面目に基本の医療知識とトレーニング科学を徹底的に学びました。東大へ行こうか、アメリカのUCLAに進学しようか迷い、東京大学院への道を選びました。筋トレと筋肉の勉強への熱意は、東大でこそ昇華できると思いました。大学院への受験勉強はひたすら医学・物理学・トレーニング科学・英語…。
さて、ちょっと話は逸れてしまいますが、こうして、過去を振り返っていて2011年のことを思い出しました。大学院受験まであと1年、というタイミングで表参道の英語学校に通学していた際に、東日本大震災が来ました。表参道の高層ビルがプリンのように揺れ、日本人生徒より外国人講師と日本人の塾長が足早に退散し、ひたすら英単語をやりながら渋谷からお茶の水まで歩いたのが懐かしいです。。。
東大大学院は無事合格しました。入学後はひたすらこもって、今度は、論文論文論文…。
そのころパーソナルトレーニングの指導も開始しました。なんと、アイドル「ハロプロ。」の一部ユニットの方を対象としたお仕事もいただきました。(たしか、ファンブックにも1シーンが載っていたはず!)
現場と研究室での実践と学びは、筋肉と脳機能の関連性を深く理解する貴重な機会となりました。筋肉トレーニングが脳機能に与える影響や、健康な身体が精神に与えるポジティブな効果について、学術的なアプローチで研究しました。この時期の経験は、私の将来の事業において中心的な役割を果たすことになります。
当時、私は「脳を鍛えるには運動しかない」という本を読み漁り、生理学的に運動やトレーニングが脳の発達に極めて寄与するという話に興味を持ちました。有酸素運動や筋トレが脳の神経回路に極めてポジティブな影響を与えるということがわかり、これは私にとって新たな啓示でした。つまり頭を鍛えたかったら「筋肉」もひとつの答えになりえると。
世間では運動バカを揶揄する表現で「脳筋」という言葉がありますが、僕は、この言葉に反論があります。「運動しない人の方がバカ」なんじゃないでしょうか?もちろん、そこまで、過激な思想は持ってないのですが、でも、顧客のみなさんに「筋肉を軽視する奴は、結局脳も衰えさせるんです」ということは、日々ユーモアのひとつとして、ビジネスパーソンの方にお伝えしたりはしています。
大学院での研究で、僕は「外見や健康のメンテナンスに必要なだけではなく、ホワイトカラー層やエンジニアといった脳を酷使する人々にとっても、筋トレは価値が非常に高いだろう」という仮説を立てました。
筋トレは、単なる身体運動ではなく、脳機能と密接に関連している行為です。これが、「バディトレ」のコンセプトの基礎となっています。
ふんどしで筋肉を魅せる?
大学院時代、東大の後輩とシェアハウスにすみ、Airbnbのホストとして、ひたすら外国人をもてなしました。シンプルに英語力を向上させることと、小遣い稼ぎを合わせたバイトみたいな仕事でしたが、当時英語は上手くなるし、楽しいし、そしてもてなすためにふんどしという文化を伝えつつ、ひたすらプロダクトを披露していたのでした。
当時、私はオーダースーツとふんどしとトレーニングウエアしか着ない生活になっており、当時はこの中でイタリアでの伝統文化であるオーダースーツを学びにイタリアに留学したのでした。当時、プログラムが出来立ての文科省プログラム「トビタテ!留学ジャパン」に合格し、晴れて留学の切符を手に入れます。当時は美しいイタリア伝統文化のスーツを現代のビジネスにするため、文化とビジネスを学ぶために行きました。
多くを省きますが、結果ビジネスプランはうまくいかず、一方で日本のコンテンツとプロダクトして持参したふんどしは大好評で、ヨーロッパで100着以上も売ってくるという謎の活動を成功させたのでした。こうした活動を通して、ふんどしは伝統的な下着以上のものとして私に映り、筋肉の美しさを引き立てるアイテムとして認識しました。これは、筋肉の見せ方に関して新たな視点をもたらす重要な発見でした。
この新しい発見を活かし、私は高尾山をふんどし一丁で登るという挑戦をしました。この行脚は多くの人々の注目を集め、老若男女から様々な反応を得ました。登山中には「お疲れ様です・・・なんの修行ですか?」と3人に1人ぐらいに声をかけられる始末。途中で回答に困ったので「ふんどし修行です」という雑な回答をしていたことにより、通行人の多くの人は「不審者じゃないようだが、イカれているやつかもしれない」と思ったことでしょう。
また、ふんどし姿でのゴミ拾い活動も歌舞伎町で行い、これがヤンキーからヤクザ、ホストにまで好評で多くの人にゴミ拾いを協力していただきました。全身タトゥーのおっちゃんに「ヨォ、兄ちゃん元気だなぁ」と言われて普通にゴミ拾いを手伝ってくれたのは感慨深かったです。
当時からトレーニング指導をしておりましたが、おかげで「ふんどしで教えているんでしょう?」「鍛える人は褌履かないといけないのよね?私女だから無理かも・・・」と勝手に見込み顧客が離脱する不幸もある一方で、「こんな肉体になれるならやったるわ」と広告宣伝として功を奏したケースもありました。冷静に振り返るとどちらかと言うとプロモーション効果の方が多かったのかな。。。w
ふんどしで筋肉を魅せることは、見た目の美しさだけでなく、自己鍛錬の象徴として、敬意を表されたのですが、鍛えるほどに美しくなり、仕事も良い影響が起きる、と言う形を変えたボディビルかフィットネスyoutuberのようなループは私の筋トレへの情熱をさらに深めました。
今でもふんどしは売っているのですが、要するにふんどしは気持ちいいし、鍛えたらつけたくなるよ、ってことです。機能に関してもよく聞かれますが、まぁ大したことじゃありません。
精子の温度コントロールやリンパを締め付けないことも確かにメリットなのですが、あくまで生き方の問題であり、身体を整え、鍛錬する、と言うことの意思表示としてのふんどしなので、それに比べたら科学的な効果なんて微々たるものなんですよ。
コロナ禍:事業も金もなくなり、筋肉しか残らなかった。
しばらくふんどし部事業とバディトレ(セミパーソナル)事業は2020年のコロナウイルスのパンデミックは、世界中の多くのビジネスに大きな打撃を与えました。私の運営するジム事業も例外ではなく、突如として直面したこの危機は、事業の存続を脅かすものでした。
皮肉ではなく、セミパーソナルは「飛沫を飛ばしあう」ことが起きる事務なのですから。そんなわけで顧客が減少し、ジムを訪れる人々の足も遠のきました。この時期は、経営上の困難に加え、精神的な挑戦の時期でもありました。
このコンテクストで、必然的にオンラインフィットネスが現れることになりますが、自身でも始めるものの、グロースをさせられず、ジムの運営は困難を極め、資金的な問題も重なり、経営は崖っぷちに立たされました。
しかし、この困難な時期に、私に残されたのは筋肉トレーニングでした。筋肉トレーニングは、不確実な時期においても、私に力を与えるのが筋トレ、ということでより一層脳筋になります。ワンルームのマンションに住み、ジム→サウナ→スタンディングデスクで猛集中、これを1日に3〜5周行い、ひたすら脳と肉体に負荷をかけてました。
コロナ禍での経験は、私にとって大きな転機となりました。
ジム事業をほぼ失い、経済的にも苦しい状況の中で、私は自分の力、つまり筋肉に目を向けました。筋肉トレーニングは、私の生活の一部となり、日々のルーティンとしての地位を確立しました。この時期、筋肉トレーニングはただの身体運動以上のものとなり、精神的な強さと自己信頼の源泉となりました。
今、コロナの状況は落ち着いているように見えますが、「おうち時間」「リモートワーク」の登場によって、さらに我々の肉体のリスクは高まったと言っても過言ではないでしょう。
改めて、バディトレによって「運動習慣を継続する」ということにフォーカスをし、人と人とが出会う、という根源的な欲求をみたせるコミュニティフィットネス(ソーシャルフィットネス)をひたすら改善していこうという熱意を持っています。
「運動は良い!」
そんなことは分かっている。
しかし続かない・・・。
「人は、筋肉を手に入れられないのか?」
ここからは、少し真面目に私のフィットネスに対する思想を書きます。
”筋肉トレーニングは、単純に身体を強くするだけでなく、人々の生活の質(QOL)を大きく向上させる”
という信念は、この記事を通してずっとお伝えしてきました。
筋肉を鍛えることは、体力の向上や見た目の改善だけに留まらず、精神的な幸福感や自己効力感の向上にも寄与します。
この考えは、私自身の経験と多くの科学的研究に裏付けられています。なのでやらない理由なくない?というのが「科学的な話」なのですが、運動継続が難しいのは「やるまでがきつい」ということを皆が感じてしまっているからでしょう。
食事・睡眠や性行為とは異なりやるまでの期待値や意志力の消費が習慣になってない方にとってはポジティブじゃないのです。ただコロナ禍でそう思って言ってられないな、と思うことがいくつかあります。
コロナ禍でより深刻化したこととして挙げられる「運動不足」ですが、一方で筋肉トレーニングがもたらす最大の利点の一つは、精神ストレスの軽減です。定期的なトレーニングは、ストレスホルモンのレベルを下げ、リラックスした状態を促進します。
また、運動は自己効力感を高め、自己管理の感覚を強化します。たかが運動ですが、こうした小さな達成は結構メンタルに大きなインパクトを与えるのです。
しかし、多くの人々は運動習慣を継続することに苦労しています。統計によると、1年間で週2回以上運動を続けることができる人はわずか3.7%に過ぎません。つまり、ほとんどの人が運動を習慣化することに失敗しているのです。いかなる資格取得よりも難しい、という事実です。これは驚きますよね。。これは、筋トレや運動がもたらす利益を理解していても、実際に行動に移すことが困難であることを示しています。
私は、運動の効果や栄養に関する研究を熱心に追求しましたが、最も重要なのは「実践・実装」です。フィットネス分野における最大の課題は、継続的な運動習慣をどのようにして確立するかです。
近年、オンラインフィットネスやデジタル化されたジムなど、多様な試みが行われていますが、根本的な解決には至っていません。相対的には手軽になってますが、抜本的な解決にはなってないのです。継続することが最も重要であり、これが達成されれば、筋トレは人々の生活を劇的に改善することができるのです。
「バディトレ」では、この課題に取り組み、顧客一人ひとりに合わせたトレーニングプログラムを提供しています。目標は、単に筋肉を鍛えることではなく、顧客が運動を習慣化し、生活全般の質を向上させることです。私たちは、顧客が達成感を感じ、運動を継続することを支援するために、パーソナライズされたコーチングとサポートを提供しています。
私の目標は、筋トレを通じて、人々のパフォーマンス・強いてはQOLを向上させることです。筋トレは単なる運動ではなく、生活の質を高め、より幸せで健康的な生活を送るための手段です。私たち「バディトレ」は、このビジョンを実現するために、日々努力を重ねています。
新しい形のフィットネスコミュニティ「バディトレ」の誕生
「バディトレ」は、従来のジムの概念を超えた、新しい形のフィットネスコミュニティです。
それは、以下の2つの特徴をジムに持たせているからです。
①コミットメント
個々のニーズに合わせたコーチングをパーソナルで行い、効率の良いセミパーソナルトレーニングを提供し、顧客一人ひとりに合わせた目標達成に向けてリマインドbotを採用しています。
②コミュニティ
ゆるい横のつながりを作り、顧客同士の交流も促進しています。
目標は、健康な身体だけでなく、精神的な充実も重視したアプローチ。最終的に生活全般の改善改良を目指します。私たち「バディトレ」は、顧客が自己実現を果たすためのプラットフォームを提供するのです。健康で活力ある生活を送るためのサポートはもちろんのこと、精神的な充実をも追求します。
バディトレの強み・特徴は以下の3つです。
1つ目は、Coaching データを駆使し 東京大学で研究してきた理論 メソッドを用いて相手に理想の世界に正しく 最速で到達するようなコーチングを行えること。
2つ目は、 HIIT 高強度インターバルトレーニングの手法を持ち 最適な道具と 時間設定をすることによって45分間で休む間もなく、全体を鍛えることが可能であること。
3つ目は、 Community ジム 内だけでなくてジム外でのつながりを提供することによって何気なく遊んだり、スポーツを楽しんだりできるコミュニティを作っていること。コミュニティは、 トレーニングの離脱率を下げ、 同時に運動習慣も強固にすることができます。運動が楽しくなり、体力をつけることができる。すると、さらに発展して、市民スポーツやイベントへの参加も促進される。こういった循環を生むことが可能です。 ここが、パーソナルジムとは異なる点です。 短期間で成果を出すのではなく、中長期的に利益を着実に重ねることが可能です。
以上の強みから、バディトレは、5年の年月を通して150人の顧客が集うコミュニティに成長しました。コロナ以前もコロナ禍においても、事業を継続し、合計3000人ほどへの指導を経験した企業です。また、法人と個人にどちらにむけてもサービスを提供しています。コロナを脱した現在は、飲み会・スポーツ・レース・遊びイベントなどで実際に横のつながりを提供できています。
未来のフィットネスを創る
私たち「バディトレ」の使命は、いわば、Well-beingです。
体の健康だけでなく「コミュニティ」=繋がりを作ることがとても重要です。
現代社会において、人々はますます健康とウェルビーイングに価値を置くようになっています。しかし、忙しい日々の中でフィットネスを日常生活に統合することは容易ではありません。ここで重要になるのは、継続可能な運動習慣をいかにして構築するかです。我々は、この課題に対して、最新の研究と技術を活用して取り組んでいます。
バディトレが目指していくのは、本質的にジムを作るというよりは ”コミュニティを作る”ということです。
現在の店舗のある恵比寿の顧客のみなさんからは目黒、三軒茶屋での展開を望む声もいただきました。 実は、バディトレが目指している使命に従えば、我々は、店舗を作らずにダンスフロアやレンタルジムを借りてサービスを提供することができます。
従来の店舗型のみのモデルではなく、オンラインと店舗を組み合わせたフィットネス事業を展開します。この戦略の核心は、デジタルとリアルの統合にあります。オンラインでのトレーニングサービスとオフラインでの実店舗を融合させ、顧客に最適なトレーニング体験を提供します。オンラインでは、自宅でのトレーニングプログラムやパーソナルコーチングを提供し、オフラインでは、ジムでの実践的なトレーニングとコミュニティ形成に重点を置くのです。このハイブリッドモデルは、顧客にとっての利便性を高めると同時に、事業の柔軟性を強化します。
また、今まで整形外科・クリニックとパートナー関係を築いてきたことが実を結び、クリニック内でのオープンが決まりました。さらなる事業展開の基盤を固められると言えるでしょう。これにより、私たちは迅速かつ効果的に市場を拡大し、セミパーソナルトレーニングの分野でのリーダーとなることを目指しています。
当然のことながら、病院には必ず怪我した人や運動不足の方がいらっしゃいます。そういった方々のコミュニティを作りつつ、 近隣のパーソナルジム需要を持つ顧客に廉価でセミパーソナルを用いたフィットネスコミュニティを作る、ということを考えてまいりたいと思います。
このように 単なる 24時間ジムでもない、オンライン フィットネスでもない、 パーソナルジムでもない、これが、私が実現したいソーシャルフィットネスの強みです。
ジムなのに「店舗レス」で最速で展開する。〜まずは100店舗、そしてセミパーソナル(コミュニティジム)No.1へ〜
コロナ禍、フィットネス業界は大きな変革を迎えました。この危機的状況は、僕にとっても新たな事業展開の機会をもたらしました。
コロナ禍で、僕自身、zoom飲み会への参加が増え、オンラインフィットネス事業の検討、模索しました。そのなかで気付かされたことは結局、”人は人と一緒でしか変われないのでは?”ということです。zoom飲み会も、オンラインフィットネスもコロナの脅威が薄れてきている現在、盛り上がりをみせていません。どちらもアフターコロナではメジャーなポジションをとれなかったと言えるでしょう。飲み会もフィットネスも便利になればよいというものではなかったようです。
人々が何に喜びを見出しているのかは、今、人々が生き生きと外出し、飲食店に赴き、ゴルフ場で体を動かし、スポーツ観戦に熱狂している姿をみればすぐわかります。この”人々の生活の喜び”をサポートすること、促進すること、これこそがフィットネス産業・ヘルスケア産業の本質ではないでしょうか?
僕は、このような発見から、ジムの伝統的なビジネスモデルを超えて、店舗レスで展開する戦略を採用することで、事業の急速な拡張を目指しています。
目標は、まず、5年以内に国内で100店舗を展開します。
その後、セミパーソナルトレーニングの分野で市場をリードしていきます。
”未来のフィットネス”を創るために、私たちは現在の業態に甘んじず、継続的に革新を追求し、新しいトレーニングメソッドや健康促進のアプローチを開発しています。フィットネスを通じて、人々の生活をより豊かで健康的なものに変えることが、我々の究極の目標です。このビジョンに向けて、私たちは日々、新たな挑戦を続けています。
スポーツに自信がなくて、ゲームばかりしていた僕ですが、運動と人との出会いによって人生への喜びを得ました。別に運動が苦手でも嫌いでもいい、でも繋がりを持ちながら運動をする、というのは必ず人生の幸福度とパフォーマンスを上げるツールになるはずです。バディトレは皆様のWell-beingを満たすサービスにすべく、全国・世界展開を目指します。
最後に宣伝です。3/3から本郷三丁目店オープンに際しまして、「入会金半額」&「1ヶ月間返金保証」をおつけいたしますので実質1ヶ月間無料です!是非ホームページからお問い合わせください!
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