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広島原爆投下から77年

~映画『太陽の子』10年プロジェクトシリーズ~

映画『太陽の子』が公開から一年が経った。 

そして今日は、広島に原爆が投下されて77年目の夏を迎えた。

そして、映画の公開から一年が経った。
何とも早い一年だった 。

私はこの『太陽の子』を一度しか観ていないように記憶している。

今年と同様に昨年も、余り体調が良くなかったからだ。

もう一度、観に行こうと思っていたら、気づけば上映期間が短かったこともあり、二度目の鑑賞は叶わなかったように思う。

あれから一年が経ってしまった。
光陰矢の如しとはこのことだろうか。

映像で観るだけの夏は美しいが、我々、現実の夏はそうはいかない。汗まみれになって生きている。

77年前のあの日も、広島にいた人々は生々しいこの世の地獄を見たのだろう。本当に核兵器がもたらしたものは、地獄以外に何があるというのだろう。

何故、今も作り保有しようと思うのか?
それは、自分の身に起きることなどないと思い込んでいる、人間どもの愚かさだ。

平和ボケと言われようが、あんなものは絶対に持っていていい筈がない。手放すことから始めなければ、また人間は同じ過ちを間違いなく繰り返す。

戦争の抑止になるとは言うが、あんな物を持とうが持つまいが、国と国となんてそんな呑気な問題ではない。人類は世界規模で破滅に向かって行く。きっと地球に住めなくなるだろう。

もう少しの想像力があったなら、簡単に分かることだと思うのだが、どういう訳かそうはいかない現実だ。

今こそ想像力を働かせる時である。



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