【現役大学生が解説する】21年に日本でも始まる、Loopというサステイナブルなサービスが凄い話。
こんにちは、大輔です。今回は2021年3月に日本で始まるリサイクルサービス、Loopについて説明したいと思います。
このサービスは、今までゴミとして捨ててきた物がゴミではなくなる、画期的なものです。そしてオーストラリアでは既に行われていたサービスだそうです。
是非、最後まで読んで下さい。
牛乳瓶を回収する仕組みと似ている
Loopを一言で表すと、飲み終わった牛乳瓶やお酒の瓶を業者が回収し、もう一度使うことをアイスやシャンプーにも広げたサービスです。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/030200136/?ST=m_newsから画像を引用
日本のアニメ「サザエさん」を思い出してください。家の勝手口から、三河屋のサブちゃんがバイクでお酒を配達してくる場面です。
新しいお酒を配達し、空になったビール瓶を回収する、その瓶を工場で洗ってもう一度使うことでゴミを減らしているのです。
このサービスをLoopはアイスやシャンプー、ジュースにも適用させたのだから、今まで当たり前のように捨ててきたゴミがかなり減らせそうです。
https://youtu.be/KtAWlBgQeHI
動画を観るとよりイメージが湧くと思います。ゴミの回収業者ではなく、Loopの業者に配達と回収をしてもらいます。
発想は自然界の食物連鎖
このサービスを作ったのは、テラサイクルという会社です。2001年にアメリカのトム・ザッキーが作りました。
彼は2001年当時、大学一年生でした。ミミズの糞を肥料にする研究に没頭していたそうです。トム・ザッキーは自然に触れる中で、自然界にはゴミという概念が無いことに気づきました。
食物連鎖が存在することで全ての命が循環しているからこそ、無駄がないのです。
この会社が掲げる目標は「捨てるという概念を捨てる」です。今まで当たり前のように捨ててきたゴミがゴミではなく、また使うことが出来れば、自然界のように循環して世界を作ることが可能になります。
まとめ:発想はシンプル。でも大きな変化をもたらすに違いない
Loopのアイデアはとてもシンプル。使い捨て容器を無くして、再利用出来るようにすることでゴミを減らす。捨てる量が減れば確かにゴミは減りますよね。
日本でのサービス開始が待ち遠しい。