公開から55年『特攻大作戦』3ノルマンディー上陸作戦直前にドイツ軍パーティー会場を襲撃し指揮統制機能を麻痺させる
特攻大作戦
MGM/UA
ターナー
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
ケネス・ハイマン・プロダクション
THE DIRTY DOZEN
リー・マーヴィン
チャールズ・ブロンソン
アーネスト・ボーグナイン
ジム・ブラウン
ジョン・カサヴェテス
ロバート・ライアン
リチャード・ジャッケル
ラルフ・ミーカー
ジョージ・ケネディ
ドナルド・サザーランド
ロバート・ウェバー
トム・バスビー
ベン・カルーザス
スチュアート・クーパー
ロバート・フィリップス
トム・メイトランド
アル・マンシーニ
テリー・サバラス
トリニ・ロペス
クリント・ウォーカー
製作
ケネス・ハイマン
撮影
テッド・スケイフ
脚本
ルーカス・ヘラー
ナナリー・ジョンソン
音楽
フランク・デ・ヴォール
監督
ロバート・アルドリッチ
ライズマン少佐とボーレン軍曹は死刑囚、凶悪囚を猛特訓する。
空挺作戦があるので、空挺降下訓練が必要なので第101空挺師団のキャンプに行くが、そこにはエリート陸軍士官のブリード大佐がいた。
ライズマン少佐とブリード大佐は犬猿の仲で、ブリード大佐は正規部隊を重んじていた。
ブリード大佐を騙して空挺作戦の訓練をしたライズマン少佐と死刑囚、凶悪囚人たち。
調子に乗る凶悪囚人たちはブリード大佐をまた騙してからかい、恥をかかせる。
怒り狂うブリード大佐は部下の士官に凶悪囚人を襲撃させる。
ボコボコにされ負傷する凶悪囚人。
士官の襲撃だったので、この件にライズマン少佐も関わっていると勘違いする凶悪囚人。
ライズマン少佐を信頼しかけていた死刑囚、凶悪囚たちだったが、しょせん陸軍士官は自分たちとは相容れない存在で、ライズマン少佐もその一人と思うようになり関係が瓦解していく。
しかし死刑囚、凶悪囚を襲撃した士官はブリード大佐の部下であり、ライズマン少佐とは関係なかったと判明する。
ブリード大佐は、ライズマン少佐率いる死刑囚、凶悪囚の部隊を解散するよう陸軍上層部に訴える。
陸軍上層部もブリード大佐の主張に説得されそうになる。
アンブラスター少佐は演習で死刑囚、凶悪囚の実力を証明してみることを提案する。
男の映画の巨匠ロバート・アルドリッジ監督が男しか出ない傑作を撮る。
少しだけ売春婦が出てくるが、アップになる売春婦は誰もが避けたブス、すぐ殺されるだけ、というこだわり。
ロバート・アルドリッジ監督のフィルムノワールの傑作「キッスで殺せ」主演のラルフ・ミーカーも出演。ブサイク俳優アーネスト・ボーグナインや名脇役リチャード・ジャッケルとともに気に入られていたのか。
歌手トリニ・ロペスが良い人そうな囚人で出演。歌うシーンもある。予告編でも主要キャストとして告知されるなど人気があったようである。
長身のクリント・ウォーカーがおとなしくて正義感のある良い奴なのに怒りを制御できず殺してしまう囚人で出演。その後、クリント・ウォーカーは期待ほど活躍できずユニバーサルスタジオTV映画「殺人ブルドーザー」に出てしまう。
アメリカンフットボールの選手、ジム・ブラウンが良い役をあてがわれている。ジム・ブラウンは直後にジーン・ハックマン助演の「暴動 RIOT」で主演しスターとなるが、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「バトルランナー」ではひどいちょい役悪役をあてがわれる程度の存在に落ちぶれた。
チャールズ・ブロンソンも直後にスターとなり、もう主演しかしなくなる。
テリー・サバラスも刑事コジャックでとんでもない大スターになった。
ジョン・カサヴェテスも玄人好みの俳優、監督として評価されるようになる。
ドナルド・サザーランド、ロバート・ライアン、ジョージ・ケネディ、ロバート・ウェバーなど超豪華キャスト、さらにフランスの城をイギリスに作り爆破するなど、戦争アクション超大作映画である。
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