公開から45年『ブラジルから来た少年』ヒトラーのクローンでナチス復活ユダヤ系団体が激怒で阻止
ブラジルから来た少年
THE BOYS FROM BRAZIL
20世紀FОX
グレゴリー・ペック
ローレンス・オリヴィエ
ジェームズ・メイスン
ブルーノ・ガンツ
リリー・パルマー
スティーヴ・グッテンバーグ
ジョン・ルービンスタイン
デンホルム・エリオット
アン・メアラ
ローズマリー・ハリス
ギュンター・マイスナー
カール・ドゥーリング
音楽
ジェリー・ゴールドスミス
原作
アイラ・レヴィン
脚本
ヘイウッド・グールド
撮影
アンリ・ドルエ
製作総指揮
ロバート・フライアー
製作
マーティン・リチャーズ
スタンリー・オトゥール
監督
フランクリン・J・シャフナー
パラグアイにある元ナチスのヨーゼフ・メンゲレ博士の邸宅。
そこに続々と元ナチス親衛隊幹部やその息子たちが集まった。
それを盗聴する青年。
元ナチスのヨーゼフ・メンゲレ博士は元ナチス親衛隊幹部やその息子たちに命令を下す。
元ナチス親衛隊幹部やその息子たちは2年半で94人を暗殺せよという。
西ドイツ16人、スウェーデン14人、イギリス13人、アメリカ12人、ノルウェイ10人、オーストリア9人、オランダ8人、デンマークとカナダ12人で、
いずれも満65歳の下級公務員であった。
家族は巻き添えにするなという。
謎に思う元幹部や息子たち。
しかし、元ナチスのヨーゼフ・メンゲレ博士はそれに答えず、任務をこなせ、とだけ言う。
盗聴していた青年は、ナチス狩りをしているユダヤ人のリーバーマンに連絡する。
ヒトラー復活をクローンで、
クローンだけならどうなるかわからないので
家庭環境も似させる
クローン一人では頼りないので
世界中にクローンをばら撒く
という
とんでもない発想。
ヒトラーの父は65歳で死んだので、
クローンの父も65歳で死んでもらう。
グレゴリー・ペックの怪演、
若き日のガンツ、ルービンスタイン、グッテンバーグの出演、
奇抜な設定など見どころの多い作品。
リーバーマン
の
モデル
は
ユダヤ系団体SWCサイモン・ウィーゼンタール・センター
の
由来となった
サイモン・ウィーゼンタール
のようである。
SWCサイモン・ウィーゼンタール・センター
と
同様の組織
に
ADL名誉棄損防止協会
がある。
SWCサイモン・ウィーゼンタール・センター、ADL名誉棄損防止協会
と並ぶ
ユダヤ系団体
には、
ロビー団体にAIPACアメリカ・イスラエル公共問題委員会、
シンクタンクにJINSAユダヤ人国家安全保障問題研究所、
思想団体にZOAアメリカ・シオニスト機構、
がある。
ジョージ・W・ブッシュ大統領政権
では
ポール・ウォルフォウィッツ国防副長官
リチャード・パール国防政策諮問委員会委員長
ルイス・リビー:チェイニー副大統領首席補佐官
ジョージ・W・ブッシュ大統領支援
の
ニューヨーク・タイムズのウィリアム・サファイア
ウィークリー・スタンダードのウィリアム・クリストル
ナショナル・インタレストのアーヴィング・クリストル
が
アメリカ・イスラエル二重国籍
で
AIPACアメリカ・イスラエル公共問題委員会、JINSAユダヤ人国家安全保障問題研究所、ZOAアメリカ・シオニスト機構
に所属し
イラク脅威論者でイラク戦争を推進した。
コリン・パウエル国務長官(ROTC出身、統合参謀本部議長)
リチャード・アーミテージ国務副長官(海軍士官学校出身、CIA特殊作戦任務従事)
トーマス・ホワイト陸軍長官(陸軍士官学校出身)
エリック・シンセキ陸軍参謀総長(陸軍士官学校出身)
など
イラク戦争否定の軍人
は
政権から追放された。
エリック・シンセキ陸軍参謀総長
の後任として
陸軍大将が十数人
後任を要請された
が
親エリック・シンセキ派
戦争続きの激務で疲れた派
陸軍を75万人から53万人に大幅に削減したのに仕事が増やし予備役・州兵を常時動員にしていることに怒ってる派
簡単に特殊部隊を増やせると思っている政治家に怒ってる派
が
多く
全員、辞退・退役を選んだ。
陸軍参謀総長
に
誰も成りたがらない
ので
予備役のピーター・J・シューメーカー退役陸軍大将
が
陸軍参謀総長に徴用された。
ピーター・J・シューメーカー退役陸軍大将
は
第4代デルタ・フォース隊長、第5代USSOCOM合衆国特殊作戦軍司令官
と
特殊作戦畑
で
正規戦の方が中心
の
陸軍参謀総長
は
重荷だった。
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