最近の記事

ひとりで、旅行サービスをつくる。 「inkline.jp 通信 vol.1」

はじめに 「旅行サービスを、ひとりでつくりました。」 結局のところ、この記事で伝えたいことはこれだけです。それ以上でも以下でもありません。たったひとりで旅行サービスをつくった、ただそれだけ。 ただ、ここで筆を止めるのも味気ないので、思うところをいろいろと綴っておこうと思います。「お、おもしろそうだな!」と思ってくださった方がいらっしゃれば、幸いです。 どうか旅行を愛する方々へ届きますように。そう願いながら、いま僕はこの惑星のどこかで、この記事を綴っています。 お忙しい

    • 「山下達郎と私。」 vol.5 〜 SUGAR BABE 『Down Town』の裏路地物語と、コスモポリタン Juice=Juice カバーの意味を考える 〜

      「Juice=Juice」というハロー!プロジェクトのアイドルグループが、『Down Town』をカバーしました。アイドルによる山下達郎カバーといえば、つりビット『踊ろよ、フィッシュ』や Especia『MIDAS TOUCH』以来でしょうか。アイドルによる SUGAR BABE カバー に限って言えば、おそらくはじめてかなと思います。 僕は、歴は短いですが「山下達郎ファンだ!」と自認しています。ですので、彼女たちの『Down Town』カバーについて、思うところをつらつら

      • 「山下達郎と私。」 vol.4 〜"サブスク"という現代魔法が解かれる日〜

        定額制音楽配信サービスをご存知でしょうか? 手短に書くと、「月額1,000円程度で、所定の楽曲を聴き放題になる音楽配信サービス」です。このサービスは、音楽を購入・所有するのではなく一定期間の利用権を得るという点でユニークで、「サブスクリプション方式」というビジネスモデルに分類されます。主なものとして Apple Music, Spotify, AWA, Amazon Music, YouTube Music などがあり、2020年現在においては無くてはならないものになった印

        • 「山下達郎と私。」 vol.3 〜2020年、夏。どういう風に山下達郎作品を聴けばよいのだろう?〜

          2020年7月上旬。「山下達郎が職業人生ではじめてライブ映像を配信する」というびっくりなニュースが飛び込んできました。このニュースは、ホットワードとしてトレンドに入るほど人々の心やタイムラインを熱狂させました。冒頭のツイートは、そんなワンシーンにおける僕のツイートです。 インターネットを通じて、"あの"山下達郎──オンラインでの楽曲販売やサブスクリプション配信をしないばかりか、ライブ映像すらほとんど世に出ていない山下達郎──のライブ配信を見ることができる。そんな気軽さや手頃

        ひとりで、旅行サービスをつくる。 「inkline.jp 通信 vol.1」

        • 「山下達郎と私。」 vol.5 〜 SUGAR BABE 『Down Town』の裏路地物語と、コスモポリタン Juice=Juice カバーの意味を考える 〜

        • 「山下達郎と私。」 vol.4 〜"サブスク"という現代魔法が解かれる日〜

        • 「山下達郎と私。」 vol.3 〜2020年、夏。どういう風に山下達郎作品を聴けばよいのだろう?〜

          「山下達郎と私。」 vol.2 〜「山下達郎ファンありがとう!」と叫びたいだけ〜

          先日、こんなツイートをしました。このツイートからはじまる一連の内容は次のとおりです。 全世界に散らばる70億の #山下達郎 ファンの皆さま、お伝えしたいことがございます。つきましては、以下のツイートをご覧ください。なお、多くの方にご覧いただくため #sundaysongbook タグをつけております。日曜日のほのぼのラジオと無関係な内容で無礼ではありますが、ご理解賜りたく存じます。 僕は1989年(平成元年)生まれです。わかりやすく言うと、『僕の中の少年』と『JOY』の間

          「山下達郎と私。」 vol.2 〜「山下達郎ファンありがとう!」と叫びたいだけ〜

          「山下達郎と私。」 vol.1 〜「山下達郎いいよ!」と言いたいだけ〜

          「山下達郎いいよ!」と言いたいだけです。 ですが、さすがにこれで済ませてしまうのはあまりにも無色透明で芸がないので、もうすこし言葉を足してみます。冒頭のワンフレーズ以上の内容は出てきませんが、お時間ある方はぜひお付き合いください。 ◇ 2020年。息が詰まる思いです。年を重ねたこともその原因でしょうが、やっぱり新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響が大きい。仕方がない状況とはいえ、感染が拡大する状況やそれに伴う余裕のなさ・窮屈さ・殺伐さ・将来の不透明さに気落

          「山下達郎と私。」 vol.1 〜「山下達郎いいよ!」と言いたいだけ〜