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28歳。大手企業から後悔しない転職のために考えたこと

うどんと呼ばれて7年

はじめまして、ログラスでインサイドセールスをしております”うどん”こと大久保です。
社会人になって約7年間うどんと呼ばれております。
冬に食べる鍋焼きうどんのような温かさと親しみを持ってぜひ”うどん”と呼んでください。
    
今回は私のキャリア変遷から、かつての僕と同じように大手企業で営業をされている方々の今後のキャリアについて少しだけでも背中を押す事ができればと思い書いております。    

自己紹介

改めて自己紹介です。
香川県の西の町、観音寺市出身。妻と2歳の子供の3人家族。    
あだ名はうどんで、スキな食べ物はエビ料理。

リクルートのカーセンサー事業で関東の中古車販売店様へソリューション営業を担当。    
その後、バーティカルSaaSの企業でTHE MODEL型のフィールドセールス(以下、FS)を担当。
現職のログラスでは、インサイドセールス/SDRとして見込み顧客とのアポイント獲得はもちろん、組織の立ち上げや採用なども担当しております。

すでに気になっている方もいるかと思いますが”うどん”の由来は、当時あだ名文化のあったカーセンサー時代に、ベテラン社員が半分冗談で「香川県やし”うどん”でええやん」と命名したのが最初です。
    
それから社会人歴約7年をうどんで過ごしております。いまではもうアイデンティティとなっております。    


キャリア変遷

法人営業は共通しておりますが、

「既存営業×クロージングセールス×リテール(~15億)」 → 「新規営業×クロージングセールス×SMB(~50億)」 → 「新規営業×インサイドセールス×EP(50億~数千億)」

と、企業規模やポジションがまるっと変わっている状態です。

この記事では、私の体験から20代後半、30歳が見えてくる時期に後悔しない転職のために考えることを書いていきたいと思います。  


1.思い切った選択をとる

これを読んでくれている方の中にも、自身のキャリアについて何かしらの変化を求めている方がいるのではないかと思います。

・漠然とスキルを身に着けたい
・居心地はいいがこのままこの会社にいて、後悔はないだろうか
・20代も後少しだが自分は市場からどう見られているんだろうか
・家族がいて子供もいるし、一人身のときと比べるとそうはいかないよな
・なんとなく30歳過ぎると転職の印象変わるよな

実際、私自身転職を考えたのも、『家族をもっと幸せにするために、スキルをもっと身につけないと』というザックリとした焦りからでした。

あるスタートアップの社長から言われた衝撃

そんな中、さまざまな会社のお話を聞くなかで、あるシリーズA時期のスタートアップの社長から

『君は既存の土台があるものを売ることは高いレベルでできると思うが、新しく土台を作り売るスキルはない』という言葉をいただきました。
    
これまでも成果を上げてきた自信と新サービスも拡販してきた実績があったので
『なにくそ!』と思った反面、    
確かに自分のこれまではそう見られるんだ、と今の自分のテーマとすることにしました。

『これまでの経験が活かせるだろう』という判断は中途半端な選択につながった

そこから『新しく土台を作り、売るスキルを身につける』ことをテーマとした活動をすすめ、ありがたいことにいくつか内定をいただきました。

結果的に、1度目の転職ではシリーズDのバーティカルSaaSにフィールドセールスとして転職を決めたのですが、これが私にとってはもやもやを残す選択となってしまいました。
    
なまじこれまでの経験を無駄にしたくないという思いから、これまでと近しいポジションという判断は中途半端な選択につながりました。

もちろん会社によって同じとはいえないですが、このくらいのフェーズになってくると大企業とあまり大差ないくらいに事業が出来上がっている状態だったからです。
    
目標は達成できていたし、チームも見させていただいており、環境としてはとても良かったのですが、テーマとしていた『新しく土台を作り売るスキルはない』が心に引っかかる結果となりました。

今ないスキルを獲得したいのに保守的になるのはおすすめしない

実は、前述した「とあるシリーズAスタートアップ」からも大変ありがたい事に内定を頂いておりました。
しかし、私はその会社を選べませんでした。

ビビっていたんですね、
 
・やりきれんのか
・家族いるし大丈夫か
・これまでやってきたこと無駄にしたくない

それに大手企業から見ると創業間もないスタートアップはまじで謎。明日にはどうなっているかわからないように見える。

とはいえ、それってもう今の世の中どの企業もそうだし、会社がどうなるかは、大手企業だと自分の手の届かないところで色々決まってよくわからんという一面もある。
その点で言えば、大手企業とスタートアップは大きく変わらないと考えられます。
あとは自分の選択したことを正解にしていく覚悟を持ち続けられるかだと思います。

また、これまでの経験を活かしてと考えると、結局は今までの延長になってしまいます。
大手企業で成果を出しているけど、このままでいいのかな?と今とは違うスキルを得たいと思っている方には、思い切ってフェーズの浅いスタートアップにチャレンジするのはおすすめだと思います。

とはいえ家族がという方もいらっしゃると思いますが、それはもう相談しましょう、協力をしてくださいと。
変なプライド持って自分がどうにかしないとと抱え込むよりよっぽどかっこいいと僕は思います。

ログラスには家族を持っている方がたくさんいます。
中には、家族にプレゼン資料を作って相談をした方もいます。


2.インサイドセールス(IS)はお得なポジション

    
SaaSスタートアップの企業では、THE MODEL型の組織を取っているところが多いと思いますが、その中でもインサイドセールスというポジションはおすすめです。

ISはマーケ、FSの隣接ポジションにも関われる

ISという仕事をしながらマーケもセールスもスキルを身に着けたいという方には、ログラスのISは非常にお得なポジションです。
    
・リード獲得のための施策をマーケ協同で企画
・受注に至るまでの商談フローをFSと検討しフォローする など
    
ISに関連した前工程も後工程も染み出して携わることが出来ます。

ちなみに、ISからスタートし、フィールドセールスやops(オペレーション構築などを担うポジション)などに転向するキャリアは外資系のSaaSやIT企業でもよくあるそうです。このように、ISはキャリアの面で捉えてもとてもフレキシブルなポジションだといえます。やろうと思えば何でもできます!

ISは組織戦、仕組みや標準化がポイントとなるので土台を作れる

ISは量と質を両方担保しなくてはなりません。(私個人の見解ですが、マーケは量寄り、FSは質寄り)

量:十分なアポイント件数を創出するために”顧客接点・活動量”を増やす
質:より受注に繋がるアポイントを共有するために”トーク・提供する情報・アポイント条件”を改善する

どの組織でも量と質の両方大事だ!状況によってそれは変わる!と言えるのですが、
スタートアップのISは、

アポイントが足りない 
→ 初回面談からの商談化率が良くない 
→ FSが来月から増えるからアポイント足りない 
→ 月末で予定が詰まっているから角度の高いアポイントを差配してほしい 
→ マーケ施策でリードが大量に来るから対応しないといけない など

量と質の問題が行き来します。
それを状況に応じて一朝一夕に質と量を変えられないといけません。
そのため、仕組みや標準化の”土台を作る”機会が随所にあります。    

スタートアップのISはクロージングセールスの経験を求めている

いくらお客様と打ち合わせをしても、受注や契約をいただかないと話になりません。
    
クロージングの経験があれば契約までの流れが想像できるために
    
- 初回から契約に至るためのアポイント設定
- 案件を進めるためのFSとのコミュニケーション
- 失注後の再アプローチなどリサイクルのためのフォロー
    
で、経験が生きてきます。
こちらの記事で紹介しているように、他職種とのコミュニケーションもスムーズになります。

エモいポジション

これはログラス内でIS向けにトレーニングをしていただいている141さんの言葉をお借りします。

「自分のこの一本の電話がお客様の企業価値向上につながる」

エモくないですか!? 


3.ミッションに共感できるか

こちらで最後です。
思い切ってチャレンジするにも、楽しく仕事をしたい。
そこはやはり、ミッションへの共感は超大事です。

ログラスのミッションはこちらに詳しく記載があります。

ログラスのミッションは「テクノロジーで、経営をアップロードをする。」を掲げ、700兆円規模の日本の企業価値を上げていこうと考えています。
    
スタートアップのミッションはどこも壮大で掴みきれないものですが、自分の身近なところにどんな影響があるかで考えれば見えてきます。

私は、
経企が会社の方針を決める → 早く正確な経営指標がわかれば、全社方針や目標も早くて正確ものになる → 営業時代には目標おりてくるのが遅くて初動が遅れてたな → 目標にも納得感あれば動きやすいな → となると営業のパフォーマンスも上がるよな → ってことは同じ様に悩んでた人幸せになるやん! 

とはじめは考えていました。
どれだけミッションから具体の人の顔が思い浮かぶかだと私は思います。


終わりに

(かつての私と同じように)大手企業で営業をされている方に、僕の体験記が少しでも役に立てば嬉しいです。
私は今、ログラスに入社してから能力が足りなくて壁にぶち当たることがたくさんありますが、心から毎日を楽しんでいます。

ログラスに入社して、ログラスのISは思い切ってチャレンジしてくださる仲間を探しています!
まだまだ成長途上の会社なので、やれることがたくさん残っており、一緒に700兆円規模の日本の企業価値向上に向き合っていただける方を募集しております。

現在公開中の求人や採用要項を掲載をしておりますので、少しでもご興味をお持ちいただけた方はぜひご応募いただけますと嬉しいです。

明日の「ログラス Businessチーム Advent Calendar 2022」の16日目の記事は、ログラスのチョッパーこと、髙橋優斗さんです!乞うご期待!!!


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