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「読書」とは書いて字の如く、読んで書くものである

この記事の文字数:2846(字)


この記事を開いて下さりありがとうございます!(久々の投稿になります)

最近は運動しているのにも関わらず、お腹が中々背中側に引っ込んでくれないので運動量を増やそうと思議しているしゃるです。

さて、早速なのですが……


皆さんは普段、どのように読書を行っていますか?

(因みに、ここでいう読書とは「実用書」の事です)


ただ読んで満足したり、本をゆっくり精読して一生懸命暗記しようとしたり、様々な読み方があります………が。

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僕はどちらの読み方も経験があるのですが、前者のやり方だと「消費を目的とした読書」になりすぐ挫折。後者は知識を頭に入れるところまでは出来たのですが、一日、二日と経過しただけですぐに内容を忘れてしまい、結果 「読んでもすぐ忘れちゃうからもう読書はいいや」になってしまいました。

せっかく一日の貴重な時間を割いて知識のインプットを一生懸命行ったのに、こういう風になるのはとても勿体ない。

お涙ちょちょ切れ案件です。

こんな事態を避けるためにはどういう対策がいいんだろうと思い、色々調べて試した結果…


選ばれたのは、「書くこと」でした。

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「タイトルに書いてあるのにもったいぶんな!」って話ですよね。おっしゃる通りですね。すみません、許して下さい。


じゃあ、具体的に「書くこと」に何の意味があるの?って話なんですけど、あります。とっても。(どう森のアデレード風)

もちろん、「本に書かれている内容を端から端まで綺麗にノートにまとめるぅ!」とか、そういう事ではないです。

読んでいる本のどこが要点なのかを自分で見極めて、紙やノート、携帯のメモ機能等にその要点を正確に書き、その上で反復して見直しやすい材料を作っていくのが、ゴールであり「書く意味」です。

「要点を見極める方法」に関しては、正直いきなり出来るものでもないと思うし、僕もまだまだ出来ていると言える程ではありませんが、少し紹介させていただきます。

初めに、実用書一冊の内容にしろ、大学教授90分講義の内容にしろ、書いてある事や言っている事が『10割大事』というのは、まずありえないです。

何故なら、その内容の中には必ず「具体例」が含まれているから。

「1+1=2」とかの内容であれば易し過ぎるので具体例はいりませんが、実用書の著者や教授は専門的な知識を読者や学生により分かりやすく説明するために、この「具体例」という素晴らしい伝達ツールを用いてくれます。

しかし、

すぐに理解できた内容や、すでに知っている内容であれば、それに関する具体例は聞かなくても良い筈です。

つまり、既知の内容やすぐ理解した部分の具体例説明は出来るだけ省き、逆に理解できなかった部分の具体例を精読するというのが、要点を見極めるための一つの手段です。


昔、予備校時代に大好きだった生物講師の方がいて、その講師に刺激の分野で出てくる「閾値」という単語がイマイチ理解できず、授業後質問に行った事がありました。

するとその講師の方は前置きもなく、いきなり「鈍感な人と敏感な人が二人いるとするでしょ?その内の鈍感な人は、後ろからどれだけ大きい声をかけても反応しないから『閾値が高い人』。反対に、敏感な人は一回呼んだだけで反応するから『閾値が低い人』になるんだよと言いました。

僕は正直、最初はこの例えの意味がよく分かりませんでしたが、聞いてすぐ「閾値」の意味を生物の教科書で振り返ってみると、「閾値は、ある現象を引き起こすのに必要な刺激の大きさを表す値である」と書いてありました。

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その瞬間「つまり、さっきの例えで言っていた声を『刺激』とすればいいのか!!」と、具体例とすぐに結びつける事が出来ました。

などという風に、理解できない内容は、具体例と何回も見比べて紐づけするように読んでいくと、効果的だと思います。

さて、最後になりますが、「読書&書く」を行う上で、「ここまで出来たら最高やん自分!!」という話をさせていただきます。

(今日1000字以内くらいに抑える予定だったのに長くなっちゃった……)



何まで出来たら最高なのか?という話の正体ですが、それはズバリ

「知的生産」

です!

もっと簡単な言葉で言うと「アイデア」です。これを日常的に行えれば、生産性の高い読書が期待出来ます。

僕は昔からとても面倒臭がりで、従来、人に言われた事ばかりをずっとやり続けてきました。

けれどこの「知的生産」を意識し始めてから、大げさな話ですが、人生が凄く楽しくなりました。

というか、「今までの人生、なんて勿体ない生き方をしてしまっていたんだろう。」と後悔してしまった程です。

具体的な知的生産をする方法の話に入りますが、本の自分に使える要点を正確に見極められるようになったら、その要点をどんな媒体でも良いのでメモします。

そしたら、メモした要点から前田式メモ術に則り、「抽象化」を行います。(「抽象化」が良く分からない方は、僕が前回書いた記事を読んでいただけるとありがたいです)

記事URL→ https://note.com/namesuke0107/n/nd26801061a08


その後、抽象化した内容をどうすれば他の物に代替出来るのかを考えます。分かりにくいかもしれないので例をご紹介しますね。

例えば、「noteを賢く使いたいあなたへ!(入門編)」という実用書があったとします。(こんな本実際無いんですけどね。)

この本第二章の冒頭には「読者に退屈なく記事を読んでもらいたければ、効果的な画像をつかうべし!」と書いてあります。

僕はそれが自分にとって大事な内容だと思うので、その項の要点をしっかりとメモします。

そうしたら、自分がメモした内容を頑張って抽象化してみます。

僕が先ほどの「読者に退屈なく記事を読んでもらいたければ、効果的な画像を使うべし!」を抽象化するなら、「読者に楽をして読んでもらう考え方が効果的」といったところでしょうか。

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すると、色々こやつの使い方が視えてきませんか?(笑)

因みに僕は今回の記事でこの考え方から、「文字数を冒頭に入れてみたら読みやすいかも」と思って文字数をつけてみました。

「いやいや、そんなことしても変わらんよ!」とか「えー? 別に読みやすくはないかなー?」と思った方は、ぜひぜひコメントして下さいね(^<^)

僕は、自分でせっかく生み出した物なら、使わないと損だと思います。

使ってみて失敗しても、自分に大きなダメージが降りかかる訳ではありませんから。またそこから反省して向き合えば、さらにアイデア力が育まれると信じています。

僕が今回書いた事を読んでいただいた上で、「ちょっと何言ってるかわかんない」と思った方は、すみません。僕の語彙力不足です。

なのでお詫びに、僕の生活と考え方を大きく変えてくれた「メモの魔力」の著者である前田裕二さんの動画を、下の方に貼らせていただきます。前田さんの考え方が分かる動画だと思います。


どうか、読書の楽しさが皆様に届きますように…


【NewsPicks×幻冬舎:特別キャンペーン「#本で繋がろう」前田裕二×箕輪厚介】引用元→https://www.youtube.com/watch?v=K0qQd6kXSI4













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