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人間の価値はここで決まる

みなさんは人間の価値な何で決まると思いますか?

命は平等という言葉がよく聞かれるがそんなことがあるはずがない。命が平等というのなら芸能人が死んだり、大統領が死んでも報道しないのが普通だ。それでも平等と言うのなら、他人の犬や猫、そこらへんのアリや蚊が死んでも悲しんでほしい。魂が宿るもの全ての生死で一喜一憂しなければおかしい。

そもそも人間の価値は命の重さで測れるのかということ自体も疑問である。

私自身の人間の価値についてと、価値のある人間になるにはどうすればいいかをお話ししよう。

第一章 人間の価値とは

世の中には裕福な人間、貧乏な人間がいる。お金を持っている、持っていないも価値の一つだろう。

お金を多く稼ぐ人は人のためになることをしているからお金が集まるんだという言葉を聞いたことがある。それもそうだと思う。それはそれで価値ある人間の証である。でも、そこに行き着いたから価値があるのではなく、価値がある人間だから行き着けたというのが正しい。

では、お金でなければ人間の価値とはなんなのか。

人間の価値とは選択肢を生み出し、その判断を間違わないことで決まる。簡単に聞こえるようで奥が深く、ほとんどの大人が実践できないのがこれである。

わかりやすい例え話がある。それは配送業のクレーム対応だ。あなたがピザを配達していたとしよう。時間に間に合わず、客はブチギレている。その時あなたはどのような行動を取るかだ。

私の考えうる選択肢は

①平謝りする

②本気の土下座をする

③裏金を払う

④色気で怒りを収める

⑤無視する 逃げる

⑥怒鳴り返す

など様々な選択肢が考えられキリがない。パッと思いつくだけでもこれくらいは出てくる。

では一つ一つの選択肢について解説しよう。

①平謝りする

ほとんどがこれで事足りる。まずはこれをやってみるのがいい。これでダメな時どうするかだ。

②本気の土下座をする

自分が社員でなんとしてでもクレームをこの場で抑えたい時の必殺技だ。平謝りでダメな場合はこういったことも有効になってくる。ただそれが必要な相手かどうかを相手の口調や見た目で判断することが大事だ。余裕のなさそうな人が相手だと有効なことが多いだろう。

③裏金を払う

これもまた自分に立場があり、この場で抑えたい時に使う選択肢である。相手の装飾品や住居、靴や服などをみて貧乏そうな場合に有効かもしれない。遅れた場合は100円キャッシュバックすることになっておりますなどと適当なことを言って置いておけばいい。

④色気で怒りを収める

これは異性が相手の場合に有効なことがあるかもしれない。自分が女の場合は、おっさんの手を握るなどだ。自分が男で相手が女の場合でも同じ場合がある。自分のルックスと相手の性格を見抜かないといけない難しい技ではあると思うが。

⑤無視する 逃げる

ピザを渡した瞬間に逃げる。これもかなり有効。自分がバイトの場合は間違いなくこうするだろう。責任のない立場なら自分を安売りする必要はないからだ。嫌なことなら逃げればいい。社員であったとしても有効なパターンは多いだろう。

⑥怒鳴り返す

あえてこちらがキレることによって相手の意表をつく。中途半端なクレーマーなら効果的かもしれない。


くだらない解説を長々としてしまったが、配達の仕事など一切したことがない私でもこれくらいは思いつく。そしてその場で最良の選択肢を選ぶことができると思う。

人生はこのように選択肢を作って選択することの繰り返しだ。この選択肢を生み出せない人間や、選択肢のメリットデメリットを天秤にかけれない人間が価値のない人間といえるだろう。

今現状ほとんどの人間が選択肢を一つ二つしか生み出せない、またはメリットデメリットを天秤にかけていない、かけれない。私はこのような人間達を作り続ける日本の教育に物申したい。

第二章 教育が悪い

人間の価値を下げるのが今の日本の教育だ。あれをしろこれをしろと自由を奪うのが今の日本の教育だ。

ほとんど意味のない無駄なもので出来上がった教育システムを全員に課している義務教育。5分で理解できる内容を得意げに45分語らなければならないシステム。

こういったものが人間の価値を殺し、日本の後退のエンジンとなっている。

私は小さな頃からずっと思っていた。漢字の形を書いて覚えるために何十回も同じものを書く?見ればわかる簡単な算数の似たような問題を何問も解く?今思えば無駄に過ごさされた時間を返してくれと思う。

漢字の形を覚えるまで書き続けるのが、有効なわけがない。それならこの漢字を使った文を作り書きなさいとした方がプラスアルファが大きいし、思考を停止させない。

算数も解ける問題の解説でもさせて次のレベルの問題をやらせてあげればいい。大体の教師は解ける人間を放置するだけだ。優秀な子には問題を作ってもらったらいいじゃないか。それをみんなで解けばいい。

そもそも教育側に回る人間は世の中のカーストではかなり下の方だ。そんな人間達から自分が絶対だと押し付けられた教育でまともな人間になるはずがない。

小さな時から考えを放棄させる教育ではなく、選択肢を作らせる価値のある教育をしなければならない。

全員が平等に、ある程度のレベルまでというその考えが全員を殺している。

あとがき

これから私は出来る限り教育のシステムを変えていきたい。もっと詳しく言うなら、幼少期の子供を持つ親をターゲットにして指導していきたい。小さな時に学ぶものはその人間の人生そのものになるからだ。全員が価値のある日本を、世界を。

もちろん、本音で教師をディスっているわけではないです。教育の場に携わる方が見ればすごく不快に感じると思います。申し訳ありません。教師ではなく、ダメなシステムがありそれに従わなくてはいけないというルールが良くないと思っております。そのシステムを変えることはすごく難しいことなので、今の教育にプラスアルファで選択肢を生み出し、適切に選ぶということを訓練できる場を設けたいと考えております。


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