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知の体力、心の体力

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色々な本を読む中で、面白い共通点を見つけました。それは体の筋肉以外を鍛えるということの大切さです。今回は、二つの体力について書きたいと思います。

知の体力とは

「知の体力」は、細胞生物学者である永田和宏氏の書籍で書かれていたのですが、知力にも体力があるという考え方です。

具体的に言うと、知の体力とは想定外に対応できるだけの知力、といった感じです。高校までの授業では、解のある勉強しかしません。そのため、当たり前ですが、大学受験では正解が一つしかない問題しか出ないのです。

ところが、社会に出ると正解の無い問題ばかりです。高学歴の優秀な社会人を多く抱える企業でも赤字になるのはそのためです。このような解の無い問題と向き合っていくためには、どう対処すればよいか自分の力で考える必要があるのです。考えて考えて、考え抜く。この繰り返しで知性を鍛えて体力をつけていく。これが「知の体力」です。

心の体力とは

次は、心の体力について。こちらは、Googleのエンジニアが生んだ科学的なマインドフルネスの実践法について書かれた「Search Inside Yourself」に登場します。正確には「心の筋トレ」といった表現で書かれています。

この本では瞑想の方法などが詳細に書かれているのですが、瞑想はしたことがありますか?僕も過去に何度か座禅を組んで「心を無にする」チャレンジをしたことがありますが、すぐに気が散るんですよね。座禅では、心が乱れていると警策(きょうさく、または、けいさく)と呼ばれる板でパチンと叩かれるわけですが、この本では少し捉え方が違います。

注意がそれる=ダメ、とは考えず、それた注意を引き戻す作業が心のトレーニングになるというのです。これを何度も繰り返すことで、少しずつ集中力が高まり、長い瞑想に入れるそう。この、それた注意を戻す作業を「心の筋トレ」と呼んでいるのです。これはまさに知の体力と同じ発想ですよね。

「できなくて当たり前」からはじめる

知の体力、心の体力ともに、頭脳に関する体力です。脳を鍛えるということについては、記憶や計算といった学習の反復というイメージがありましたが、鍛え方次第で様々な能力が鍛えられる、ということです。

人間の脳は10%しか使っていないとか、実は100%使っているとか、色んな説がありますが、とはいえまだまだ脳に秘められた力はありそうです。

2つの事例から言えることは、性格や得意不得意といった心に関する特徴も、トレーニング次第で変えられるという事です。できないと決めつける前に、「このジャンルに関しては今までトレーニングしてなかったから今はできなくて当たり前」とまずできない事を受け入れる姿勢が大事なのではないでしょうか。そして、鍛えれば心に筋肉がつくことを知る事で、前向きに取り組むことができるでしょう。

これはNHKの「でこぼこポン!」という、発達が気になる子供向けの番組なのですが、主人公の少年が「どうせ僕にはできない」とやろうとしないのです。そこで、スモールステップを作ってあげる事で少しずつはじめていこう、という内容です。

たまたまTVで観たのですが、印象深く残っていました。「できなくて当たり前」からはじめて、少しずつ心の筋トレを進めていくのがいいですね。

あとがき

苦手なのはまだ鍛えていないから。この視点を持つだけでも、様々な物事に対しての可能性は広がりそうですね。

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