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やまねの塒日誌|vol.6|ありもので "やまね文庫" やってみた


前回は "博物館パーラー" をやってみた件について書きました。

実は、その前身にあたる出展を5月にしていたので、記録しておく。

出展させていただいたのは、
大山食べるファーマーズマーケット 芝の文化祭コーナー。
日本海を臨む絶景のなか、おいしいカレーを食べ尽くそう!というもの。
泊まれる芝畑 トマシバにて開催された。

その名も "やまね文庫"

前々日に出展を決め
あわてて家中の自然物を引っ張り出して
展示デザインもキャプションも広報も、何もあったもんじゃなかったけれど。

内容は
 生きものに関する図書
 (厳選できず激重)
 森の生きものの痕跡
 (巣、食痕、ホネ、フンなど)
 調査道具
 (センサーカメラ、巣箱)
 ヤマネぬりえ
 (前日夜に描いたけど女子に人気があり)
 虫網貸出し
 (少年によってマイマイカブリが捕獲)

とりあえずありものをならべて
気になったものから会話がはじまるスタイル。

ぬりえや絵本で遊ぶ子どもたち
センサーカメラの使い方を軽々とマスターする少年
お気に入りの一冊に出会いテンションの上がるひと
地元の自然のことや体験談を話してくださる大人たち

ちいさなお子さんたちにもゆっくり過ごしてもらえるように。
友人と夫も遊びにきてくれ、休憩所になった。ゆるゆる営業。

ちなみに、大人も子どもも
反応がいちばんあった展示は、シカのホネだった。
人の身体の構造に詳しいピラティスの先生は
シカにも肩甲骨があることに驚き!

かわいい、おもしろい、不思議、きもちわるい、などなどなど
人の感情が動く瞬間に出会うのは、嬉しい。

初出店でバタバタしすぎて、ほかの出店に
ゆっくりおじゃますることができなかったのが悔やまれる。

でも、キッチンカーとらとらさんのジビエキーマカレーは忘れられない。


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